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2013年8月11日(日)

『モンスターハンター4』全武器レビュー・ランス編! 突進からの2つの新たな派生技で立ち回りが超充実

文:コジ

 カプコンから9月14日に発売される3DS用ソフト『モンスターハンター4』の先行体験会“夏の狩試”が、8月10日に開催された。そこでプレイした武器種・ランスについてのレビューを、ライター・コジがお届けします。

『モンスターハンター4』

 ランスは、モンスターとの密着状態を保ち、堅いガードと出始めにガード判定があるキャンセル突きを駆使しながら、弱点をピンポイントで攻撃していく武器。今回の体験会でプレイした感じだとそのスタイルは変わらずに扱えましたが、新たに追加された突進からの派生技が立ち回りに大きな影響を与えそうな予感がするので、突進からの振り向き攻撃、突進ジャンプの2つを中心に解説していきます。

『モンスターハンター4』
▲武器出し状態で段差を利用してジャンプをする場合、他の武器は前方向の回転回避を使うのに対し、ランスは突進(ガード中にXボタン+Aボタン)とガード前進(ガード中にスライドパッド入力+Xボタン)を使う。

 まずは突進からの振り向き攻撃(突進中にスライドパッド↓+Xボタン)。この攻撃の存在は事前情報で知っていて実際にどう扱うのか疑問に思っていましたが、とりあえず狙いまくってみたところ、徐々に使い方が見えてきました。

 突進でモンスターの腹の下を通過して比較的安全な背後に回り込む、という立ち回りはこれまでのシリーズでやってきた人も多いと思いますが、今までは突進を止めて振り返るのが基本でした。ところが、今回からは突進からの振り向き攻撃のおかげでモンスターを突き抜けた後、スムーズに連係をたたき込めるのです! 武器を出している時間が多く機動力にやや難のあるランスなだけに、連係をたたき込めるチャンスが増えたのは純粋に強化されたと言ってもいいかもしれません。

『モンスターハンター4』
▲突進後、真後ろに振り向きながらなぎ払いを繰り出す攻撃。ここから中段突きや上段突きなどにつなげられる。

 突進ジャンプは、突進中にスライドパッド↑+Bボタンで出せる行動。段差を利用せずともジャンプができるということで、焦点はモンスターに乗れるのかどうかということでしょう。もし乗り状態に持ち込めるとしたら、操虫棍と同じように大きなアドバンテージとなるはずです。そんなわけで実際にやってみた結果、モンスターに乗れました! しかも扱いやすいんです! 突進からジャンプへの派生が割と早く行えるうえ、突進による前進でモンスターとの距離も計りやすいので、段差を使ったジャンプ攻撃よりも当てやすく感じました。

『モンスターハンター4』
▲突進ジャンプ中は、任意のタイミングでジャンプ攻撃を繰り出せる。ジャンプ攻撃を出さないと、着地後再び突進状態になる。

 モンスターが猛ダッシュを繰り出してきてハンターの背後に抜けた時、これまでは武器を納刀してダッシュで追いかけるか、連続ステップを利用して近づく、という立ち回りがほとんどでした。ですが、突進からの派生技が充実している今回からは“突進で追いかける”という選択肢が立ち回りの軸として活躍するでしょう。モンスターがハンターの背後に抜けたら突進で追いかけていき、モンスターの振り向きが遅れているようならジャンプ攻撃で乗り状態を狙い、早めに振り向かれたら突進で背後まで突き抜けて連係を狙う、といった派生技の使い分けが楽しそうです。ランスは好きでよく使っている武器なだけに、早くやり込みたい気持ちでいっぱいです!

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データ

▼『モンスターハンター4』ダウンロード版
■メーカー:カプコン
■対応機種:3DS
■ジャンル:ACT
■配信日:2013年9月14日
■価格:5,990円(税込)

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