村山吉隆氏、河野純子氏らが集結したRabbit & Bear Studiosの新作RPG『百英雄伝』(PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Xbox One、Steam、Epic Games Store、Nintendo Switch)が、505 Gamesより好評発売中です。本作のワンポイント攻略をお届けします。
攻略の第3回目は、フィールドやダンジョンの通常戦闘から、“戦争”、“一騎討”などの特殊なものまで、バトルのコツを紹介していきます。
なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!
パーティ編成のポイントをおさらい! 序盤にオススメのメンバーは?
本作では、前衛3人+後衛3人+サポートの最大7人のパーティを組むことが可能です。
パーティ編成は、仲間の1人・ユーミルに話しかけるか、各街にある宿屋に行くことで編成できます。宿ではセーブや、体力の回復(泊まる)も可能です。
英雄は3つのタイプの攻撃レンジ(攻撃が届く範囲)に分かれているので、適正に合わせて、攻撃が届く場所に配置するようにしてください。
【攻撃レンジの種類】
・S(近距離)…前衛のときに敵1列目に攻撃可能
序盤の主な英雄:ミオ、ユウゴ、ユースケ、ギギナ、ユメ
・M(中距離)…前衛時に敵2列目、後衛時に敵1列目に攻撃可能
序盤の主な英雄:ノア、ガオウ、リャン、フランチェスカ
・L(遠距離)…前衛、後衛問わず2列目まで攻撃可能
序盤の主な英雄:メロール、クロト
サポートは戦いに参加せず、各英雄が持つ固有の能力でバトルの手助けをしてくれます。
サポートに編成できるのは、サポートスキルのある英雄だけ。とはいえ仲間になる英雄が多く、バトルとサポート両方に参加できる人物もたくさんいるため、選択の幅は広いのでご安心ください。
初期のオススメは、セーブポイントでパーティ編成ができるようになるカサンドラです。中盤以降は素材集め、ダンジョン攻略など、目的に合わせて編成しましょう。
物語の進行状況によっては、編成必須の英雄が設定されている場合もあります。逆に、一時的に編成不可能になる英雄もいます。
編成必須の英雄は、アイコンの横にカギマークがついているのが特徴。パーティメンバーか、同行者(バトルには参加しないが、ついてきてくれるメンバー。最大3人まで)に入れないと物語が進められないので注意してください。
序盤のオススメのパーティは、ノア、ガオウ、リャン、ミオの警備隊メンバー。仲間になるのが早いぶん、レベルも上がりやすく、クセもあまりないので使いやすいメンバーです。彼らは必須編成になることも多く、育てておいて損はなし。
英雄たちは、SPを消費する技、MPを消費する攻撃・回復魔法を使用できる魔導レンズ(ルーン)を所持しています。回復魔法を使える英雄は、ぜひともパーティに1人は入れておきたいところ。
比較的序盤に会える回復役は、フランチェスカ、サビィ、フォルワードの3人です。
●フランチェスカ
序盤に仲間になる英雄。水属性のルーンを宿しており、初期から単体回復と全体回復の両方を使用可能。攻撃タイプが打属性で、敵の装甲値を削る役目もこなせます。
●サビィ
抵抗軍結成時に加入。水属性と風属性のルーンを宿しており、多彩な回復魔法を覚えているのが魅力。
抵抗軍結成時に加入。水属性と風属性のルーンを宿しており、多彩な回復魔法を覚えているのが魅力。
●フォルワード
拠点街を入手後、“オルトフェルデン村(城内の墓地にある井戸を通ってダンジョン“廃坑”を抜けると行けます)”で出会えるヒーラー。光属性のルーンを宿していて、味方単体を大回復する“ムーンライトヒール”、1度だけすべての攻撃を無効化“聖なる盾”を使用できます。
拠点街を入手後、“オルトフェルデン村(城内の墓地にある井戸を通ってダンジョン“廃坑”を抜けると行けます)”で出会えるヒーラー。光属性のルーンを宿していて、味方単体を大回復する“ムーンライトヒール”、1度だけすべての攻撃を無効化“聖なる盾”を使用できます。
本作ではアイテムの購入制限がない(所持上限はあり)ので、フィールドやダンジョンの探索前に、回復アイテムも大量に準備しておくとより安心です。
会うのは少し手間ですが、ダンジョン“廃坑”にいる道具屋・ヒロから購入できる“いやしのお香(味方全体のHP60回復)”がとても便利。
本拠街を手に入れると、ヒロを仲間にして、道具屋が建てられるようになります。いつでも“いやしのお香”が購入できるほか、発展させることで品ぞろえも充実していきます。
通常戦闘とボス戦闘では、違う戦略が必要になる
通常戦闘は、フィールドやダンジョンの移動時にランダムエンカウントで発生します。仲間になる英雄の1人・ヤエルは、サポート編成時、敵と遭遇しにくくなるスキルを持っています。物語進行に集中したいときなどに、活躍してくれそうです。
通常バトルでは、“戦う”、“おまかせ”、“逃げる”の3つの行動を選択できます。
“戦う”は、英雄の行動(コマンド)を1つずつ入力して戦う方法。バトルで、主に使用する項目です。
特定の英雄の組み合わせがいれば、複数人の協力技“英雄コンボ”を使用可能。いろいろな英雄を入れて、組み合わせを探してみましょう。
“おまかせ”は、戦闘が終わるまでオートで戦います。序盤のダンジョンなら、通常モンスターとのバトルは、ほぼ“おまかせ”で問題なしです。
メニューの作戦で、パーティ作戦を決定できます。“自由に戦え”や“アイテム使うな”など、5種類から選択可能。
“油断せず戦え”では、英雄ごとの行動制限や優先行動を決められ、より自分のプレイスタイルにあったバトル行動をとってもらえるようになります。忘れずに設定しておきましょう。
“逃げる”(レベル差がある場合は、“逃がす”になるのが芸が細かい)は、戦闘から離脱します。失敗すると、敵の集中攻撃を受けます。“逃げる”段階では成功率が低め(私の運が悪い可能性もあります)なので、頑張って戦う方がオススメです。
ダンジョンの奥に行くと、ボスとのバトルが待っている場合があります。近くにセーブポイントがあるので、冒険を記録し、パーティの体力も回復しておきましょう。
ボス戦では、ギミックを使ったバトルが発生することもあります。
ギミックが使用できる場合は、コマンドが“攻撃/ギミック”に。ギミックの種類は、障害物を使って敵の攻撃をよけたり、強力な攻撃をしたりさまざまです。
ギミックは上手く使うことで戦いを有利にできますが、タイミングなどをミスすると不利になることもあるようで……。使いどころをしっかり見極めることが重要です。
通常バトルで、ときおり宝箱が登場することがあります。この宝箱は、ギミックと同じ方法で開けることが可能です。
特殊なバトルを乗り切るコツ
本作には、“戦争”と“一騎討”という特殊なバトルも用意されています。
戦争:軍団を率いて帝国軍を倒そう
抵抗軍と帝国軍による大規模戦闘です。“戦争”の機会は複数あり、それぞれ勝敗条件が異なります。
抵抗軍は、複数の英雄が編成された軍団を形成。仲間が増えるほど、強い軍団を作ることができます。各軍団の動きを指揮して、帝国軍に所属している軍団を倒していきましょう。
“戦争”は専用フィールドになり、同じマスに抵抗軍と帝国軍がそろうと戦闘発生。軍団を孤立させると苦戦することが多いので、可能な限り複数の軍団で敵を攻撃できる状況を作っていくのが大事になります。
軍団には軍団長と副官がおり、それぞれ軍団コマンドを持っています。軍団の能力を高めたり、回復したり、強力なものばかりなので、積極的に活用してください。
一騎討:相手のセリフに勝利のカギが!
名前の通り、1対1で戦う特殊な戦闘です。とてもドラマチックな場面で発生し、熱い展開を楽しむことができます。
選べるコマンドは、“こうげき”、“迎え撃つ”、“しかける”の3種類。
“こうげき”は真っ直ぐ飛び込む攻撃技、“迎え撃つ”は相手の攻撃に合わせて行動するやや防御型のスタイルです。“迎え撃つ”ではテンションポイントをためることができ、一定まで行くと“しかける”で大ダメージを与えることが可能です。
コマンド選択前のセリフによって、“こうげき”、“迎え撃つ”のどちらの行動が有効かわかることがあります。相手の言葉をよく聞いて、コマンドを選びましょう。