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子安さんの演じるキャラって大体ラスボスか変人だけどめっちゃいい奴の二択だよね。『コードヴェイン2』トロコン済み感想レビュー【ほぼ週刊電撃スタッフコラム:オッシー】

文:オッシー

公開日時:

最終更新:

※この記事には『コードヴェイン2』の重大なネタバレがありますので、ご注意ください。

 みなさんこんにちは。さあ怒涛のゲームレビュー祭りや! サボってたのはそうなんだけど、結構ゲームプレイはしていたんだよね。しかもほぼトロコン。

 今回の『コードヴェイン2』から始まって、『ドラクエ7R』、『仁王3』、『龍が如く 極3』、『バイオハザードレクイエム』まで怒涛の大作ラッシュ。ゲームニートになりたいオッシーがコラム39回目をお送りします。

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 このコラムでは、狂ったようにプレイしている日々のゲーム体験や、ゲーム以外の趣味である映画鑑賞などで摂取したエンタメコンテンツを、短文レビュー形式でお送りしています。超ネタバレ注意。

前作とは別モノだけどこれはこれで良い【コードヴェイン2】


タイトル:『コードヴェイン2』
プレイ状況:PS5版 トロフィーコンプリート済み

 『ゴッドイーター』の流れを汲む、バンナムのソウルライク『コードヴェイン』の続編。前作はもちろんプレイ済み。

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▲キャラが立っているソウルライク。
 前作はダンジョンに潜っていくような『ダークソウル』形式だったのに対し、今回は『エルデンリング』のようなオープンワールドに変更。格段にマップが広くなり、探索要素がかなり増えて遊び応えは抜群になった。反面、ジリジリとダンジョンを潜っていくようなヒリヒリする緊張感はちょっと薄まったかも。

 あとは設定的に、同じマップを時代を超えて行き来する感じなので、ちょっと分かりにくい感じはあった。慣れてくると、過去で行動したことが現代の変化に繋がっていくっていう、同時期に出た『ドラクエ7R』と同じような構成だと分かってくるんだけどね。

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▲タンデムする形状じゃない。
 とはいえ、広い荒廃したマップをバイクで爆走するのは単純に楽しい。前作ではフレーバー的になんとなく見えてくるだけだった世界を実際に探索するのはいいものだ。

(バディ)はやくきてくれー!【コードヴェイン2】


 システム的には、前作のソウルライクを踏襲しながらも、マルチプレイはオミット、その代わりNPCを連れて行くバディシステムが進化した。

 ソウルライクなので難易度は高いんだけど、死んでもバディが生きていると助けてくれるのよ。でも助けてくれた時にバディは一旦力を使い果たして消えちゃう。しばらくすると戻ってきて、また助けてくれるので、その戻ってきてくれるまでがヒヤヒヤする。リアル「◯◯はやく(戻って)きてくれー!」状態。

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▲バディ勢揃い(バディじゃないのもいるけど)。
 筆者はゲームは大好きだけど下手の横好きなので、余裕あるときは「おいおいバディもっと敵のヘイト取ってくれよ。後ろから殴るから」って感じだったのに、いざ自分がダウンすると「バディさんナマ言ってすみません! 早く戻ってきてください!」みたいなシャバ僧ムーブかましてた。マジすんません。

 ゲームバランス的には、全体的に攻撃力高めな感じで、敵もガリガリ削れるけど、自分も連撃を食らうと即オチみたいなヒリヒリする難易度設定で痺れる。

 おかげで、筆者は回避主体ビルド(回避できるとは言ってない)だったんだけど、後半のボスの弾幕波状攻撃みたいなのが回避できなくて、横っ腹張り付きのお祈り回避で運が良ければ勝てる(かも)でひたすらクリアした。マルチプレイがあれば勇者さま寄生プレイでなんとかなるんだけど、ソロプレイなのでそうもいかないのよね。

 でもそれでちゃんとトロコンまで出来たので、結果的にはいい難易度だったと思う。下手なら下手なりに、ちゃんとオープンワールドを探索して、エスト瓶みたいな回復アイテムをアップグレードすると何とかなる。

時をかける少女とミュージカルおっさん【コードヴェイン2】


 今作のストーリーは、滅びゆく世界を救うために過去改変を行う系。前作がかなり絶望感の漂う重めの世界観がずーっと続く感じだったのに対し、今作はちょくちょく過去と現在を行ったり来たりするので、そこまで絶望感はなかったかも。まあ各時代で重めのエピソードが多いので、明るい要素は相変わらず皆無だけど。

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▲英雄を殺していくストーリーなので重いのは重い。
 バディをはじめとする各キャラは個性的で非常に良い。ヒロインは時をかける少女のルゥだと思うけど、時代移動すると疲れちゃってぇ動けなくてぇするのでバディとして使えなくなるのよ。なのでそこまでヒロイン感はなかった。

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▲他のキャラが癖が強すぎて相対的にルゥが地味に感じるのよね。
 一番のお気に入りは、後半の登場だけどインパクト抜群なマッドサイエンティストの「ゼノン・グリフゴート(CV:子安武人)」。何が凄いって、登場がミュージカルなんだよね。

●ゼノン・グリフゴート(CV:子安武人)|キャラクタートレーラー
https://youtu.be/wgLH0icOt-4
 最初にこの動画見たとき、間違って『龍が如く8外伝』のPV見たかと思ったわ。

 こんな仮面ライダーみたいなお面被ったミュージカルおっさんで、天才研究者で、主人公の精神世界まで干渉してくるとか、絶対重要キャラでしょと思ったけど、案の定スーパー重要キャラだった。

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▲安定の変なキャラなんだけど、子安だから小物なわけがないのよ。
 CV子安なので、裏切ってラスボスの線もあったけど、CV子安のもう一つの世界線“変人だけど実はめっちゃいいやつ”路線だったので一安心。時を越えて(厳密には違うけど)助けにきた時はめちゃんこ盛り上がったね。

 やはり子安は良い。『ターンA』のギンガナム御大将もいいけど、『リゼロ』のロズワールもいい。みんな違ってみんないい(ただし子安に限る)。

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▲こんなん実質ドラ〇もんなんだよなぁ。

っぱ真のヒロインは黒歴史ガールなんよなぁ【コードヴェイン2】


 とはいえ、子安はヒロインにあらず。筆者はキャラメイクできるゲームは主人公を男にして、ヒロインを誰かに設定する派なんよね。

 でもルゥはちょっと違うかなって。時をかける時に主人公をハグするんだけど、ちょっとあざといかなって。そんな筆者の見初めたヒロインは「ホリー・アストゥリアス」。

●ホリー・アストゥリアス(CV:小清水 亜美)|キャラクタートレーラー

 最初はさ、「なんかキョンシーみたいに顔色悪い女だな」ぐらいにしか思わなかったのよ。パイオツはカイデーで、韓国FMVかっつーくらい露出してるんだけど、顔色が悪すぎてイマイチときめかなかったのよね。クール系の女医キャラだったしね。なんかお高くとまってやがる的な。

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▲ちゃんと寝てますか⋯⋯?
 ところがどっこい、性格が最高だった。こんなナリしてめっちゃマザコンだし(ある意味)ファザコンだし、おっちょこちょいですぐに騙される残念美人だったりで、ギャップでやられた。

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▲恥ずかしがる姿がマジカワイイ。

 キャラの掘り下げエピソードで、ホリーの過去の黒歴史を掘り返すことになるんだけど、騙されてYoutuberみたいなことさせられるんだよね。めっちゃノリノリで「踊ってみた」してるのよ。で、それを主人公に見られて、枕に顔を埋めて足バタバタ的ムーブするんだけど、それが可愛くてさ。正直こういうキャラ造形大好き。

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▲Youtuberデビューを言い訳するホリーさん(恥)。

総評:オープンワールドは良い進化。キャラも◎。UI周りがちょっと残念【コードヴェイン2】


 ということで、全体的にはかなり楽しめた。エンディングも周回せずに取れる仕様で、順を追ってストーリーを進めていくと全回収できるのは素晴らしい。

 キャラもかなり個性的で、前作と比べても好きになるキャラが多かったように思う。子安は神。ホリーは恥カワイイ。

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▲恥ずかしさを乗り越えたホリーさんの姿。
 難点は、同じマップで時代を行き来する関係上、クエストがどの時代に発生しているかとか、取り逃しアイテムがどこにあるかとか、ちょっと分かりづらかった。

 あとは地図が平面なのに、実際のマップはかなり高低差があって、「マップだとこの辺なんだけど?→地下のダンジョンでした」みたいなことが結構あった。まあオープンワールド系にはありがちではあるけど、もうちょっと分かりやすくしてほしかった。

 あとは、ネタバレになっちゃうけど、エンディングは『ゴッドイーター』シリーズとの繋がりが描かれたってことでいいのかな? 前作でも同じ世界観であることは語られていたけど、なんかゴッドイーターっぽいローポリキャラが出てきたから、おおってなった。

 『ゴッドイーター』プレイしてから何年も経っているから、正直誰かは分からなかったけど⋯⋯。復活も期待できるのかも? 

 ぜひ興味持った人はプレイしていただいて、『ゴッドイーター』シリーズ復活を祈りましょう!

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