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【軌跡シリーズ名言集:シェラザード】この世には、酒に愛された真の蟒蛇(うわばみ)ってのがいるもんなのよ!(ネタバレあり)

文:電撃オンライン

公開日時:

 日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。

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 本記事で紹介するのは、『空の軌跡』シリーズの主要キャラクターの1人、シェラザードのセリフ。『閃の軌跡IV』で酒飲み対決を行った際の、彼女の名言を紹介していきます。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

【軌跡シリーズ名言集】この世には、酒に愛された真の蟒蛇ってのがいるもんなのよ!(シェラザード)


●前日譚 せめてこの夜に誓って(英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-)

 シェラザード・ハーヴェイ(以下、シェラザード)は、『空の軌跡』シリーズの舞台であるリベール地方で主に活動する女性の遊撃士です。《銀閃》の二つ名を持つ凄腕で、『空の軌跡FC』登場時はCランクでしたが、『空の軌跡SC』ではBランク、『閃の軌跡IV』登場時はAランク(※)になっています。
※非公認のSランクを除き、実質最高位の実力を示すランク

 『空の軌跡』シリーズの主人公、エステル&ヨシュアの先輩かつ姉のような存在で、その冒険で出会った旅の演奏家オリビエ(その正体はエレボニア帝国の皇子・オリヴァルト)と、のちに恋仲となります。

 そうした縁もあり、『閃の軌跡IV』ではリベールから帝国にやってきて、世界大戦の終結に尽力。オリビエを支えつつリィンたちにも力を貸していきます。

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▲シェラザードは、正体を知った後も彼のことを“オリビエ”と呼びます。身分にとらわれない出会いを果たし、ともに戦った仲間ゆえの絆を感じられますね。

 物語の最終決戦前には、さまざまな関係勢力が一堂に集う壮行会が、テーマパーク貸切りで行なわれました。

 その際、帝国の遊撃士サラと、結社《身喰らう蛇》の元執行者シャロンの発案による“女性飲み比べ対決”が開催されます。

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 個人的な因縁によって、何らかの形で決着をつけたいサラと、笑顔で受けて立つ構えのシャロン。そしてそれに巻き込まれ、参加者をかき集めることになるリィン。

 参加者は全部で9名、そうそうたる顔ぶれとなりました。1チーム3人ずつ勝負して、勝ち残った3人で決戦を行うトーナメント形式となります。

【1チーム目】
・ローゼリア(魔女の長)
・デュバリィ(鉄機隊の筆頭)
・オーレリア(士官学院・第II分校長)

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 御年800歳のローゼリア、負け惜しみを口にしつつリタイア。

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 《神速》の名に懸けてオーレリアへ挑んだデュバリィ、ほほえましい感じで眠りつぶれリタイア。

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 剣の道で現在最強クラスと謳われるオーレリア、まだまだ余裕。

【2チーム目】
・セシル(看護師)
・ルーシー(秘書官)
・エーデル(休憩ロッジの管理人)

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 楽しくおしゃべりしながら飲み比べした2チーム目。無理せずセシルがリタイア。

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 ルーシーも同時にリタイア。

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 「お酒は周囲に合わせて飲む」ので、自分の限界を知らないエーデル。まさかのダークホースか。

【3チーム目】
・シェラザード(A級遊撃士)
・サラ(A級遊撃士)
・シャロン(メイド・元執行者)

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 飲み比べ前からすでにお酒を飲んでいたシェラザード、一番にリタイア。

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 シャロンに勝ちたいサラはあと1本ボトルを空けて粘る構えを見せるが……。

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 「あと10本はいけそう」とシャロンは余裕の発言。この勝負はシャロンの勝ちとなります。

 今回の名言はこの3チーム目の飲み比べで行われた会話となります。まだまだ余裕で飲めそうなシャロンを見て、シェラザードはサラにリタイアをうながすため、告げました。

「この世には、酒に愛された真の蟒蛇ってのがいるもんなのよ!」

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 また、ここで引き合いに出されている“アイナ”という女性については、下記の名言記事で取り上げているので合わせてチェックしてみてください。

呑んだと言っても、ほんの付き合い程度ですから(アイナ)【軌跡シリーズ名言集】

 ここまで来たので、ついでに飲み比べ対決の決着も紹介していきましょう。

【決戦】
・オーレリア(士官学院・第II分校長)
・エーデル(休憩ロッジの管理人)
・シャロン(メイド・元執行者)

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 まだまだいけそうなシャロン。

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 なんならお酒の種類に注文を付けたいエーデル。

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 余裕の貫禄を見せるオーレリア。強すぎる……。

 ここで用意したお酒が無くなるというまさかの事態となり、勝負は引き分けに。限界を越えて飲んだ面々は子どものキーアから「お酒くさーい」とイヤな顔をされる惨状で、明日に支障が出そうな始末。

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▲お酒の酔いをスッキリさせるためにお酒を飲ませようとするシェラザード。これは生粋の酒好きの発想です(笑)。

 ここでオリビエが参上し、まったく酔わなくなる薬こと“デアセトの秘薬”を配って場の収拾に努めます。酔ったあとに薬を飲んでも効果があるとは知りませんでした。

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▲飲み比べのことを聞かされ、万が一に備えておくと言っていたオリビエ。さすが準備がいいぜ!
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▲かつての記憶が刺激され、頭痛を覚えるNPCの1人、アントン君の姿も。

 はい、というわけで今回の名言「この世には、酒に愛された真の蟒蛇ってのがいるもんなのよ!」を紹介させていただきました。“蟒蛇(うわばみ)”とは、物をたくさん飲み込める大きなヘビを指しており、転じて“大酒飲み”あるいは“酒豪”という意味で使われる言葉です。

 酒に愛された真の蟒蛇。飲んでも飲んでも潰れない、いくらでもお酒を飲み続けられる人のことですね。ちょうど今回の引き分けになった3人も、まったく限界が見えていないことから蟒蛇と呼ぶのに相応しい人種と言えるでしょう。

 なお、このイベントは『空の軌跡SC』のサブクエストをやっていると、より印象深い内容となっています。秘薬の詳細も上の記事で紹介しているので、そちらを読んでみてください。

 それにしても、オーレリアはいかにも女傑でお酒に強そうなイメージがあり、シャロンもまた底知れない(酔い潰れるビジョンが見えない)印象がありますが、エーデルは完全にダークホース、予想外でした。

 『黎の軌跡』以降で“真・飲み比べ対決”が開かれる機会があるのかどうかわかりませんが、その際はぜひ、今回の引き分けになった3人に加え、アイナも参加してほしいものですね。


 シリアスなものからコメディ的なものまで、軌跡シリーズにはほかにも数々の名言が存在します。今後もそれらを不定期にピックアップしてお届けしていく予定なので、お楽しみに!

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