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TGSで試遊できる『Path of Exile 2』を吉田修平氏が初プレイ。12のクラスと1,500のスキルで育成自由度の高い本作を遊んだ感想は?【TGS2024】

文:電撃オンライン

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 9月26日~29日(28日、29日は一般公開日)の期間、幕張メッセで開催中の“東京ゲームショウ2024”に試遊可能な状態で出展されている『Path of Exile 2』(※ブースはホール2にあるLevel Infiniteブース)。

 2024年11月15日に早期アクセスが開始される本作のプロデューサー・Jonathan Rogers氏と、ソニー・インタラクティブエンタテインメント インディーズ イニシアチブ代表の吉田修平氏が本作をプレイするイベントが開催。その模様をレポートします。

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▲左が吉田修平氏、右がJonathan Rogers氏。
※本記事はGrinding Gear Gamesの提供でお送りします。

協力プレイでは多種多様なボスの強さを実感【Path of Exile 2】

 『Path of Exile 2』はGrinding Gear Gamesが開発するPS5/Xbox Series X|S/Xbox One/PC向けアクションRPG。前作『Path of Exile』から数年後の暗黒大陸レイクラストを舞台に、世界に蔓延する穢(けが)れを止める術を探すための冒険が楽しめます。

 異なるプレイスタイルを持つ12のキャラクタークラスや1,500のスキルを習得できるスキルツリーで自分好みのキャラクターを作成可能。豊富なモンスターやボスを相手に最大6人での協力プレイもできます。イベントは、Jonathan氏が実機で『Path of Exile 2』をプレイし、吉田氏に紹介するという形で進行。最後には取材陣からの質疑応答の時間も用意されていました。

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 Jonathan氏は遠距離攻撃を得意とするクラスでプレイ。ショットガンなどを使いながら派手に敵を蹴散らしているとその様子を見ている吉田氏は思わず「グラフィックがきれい」と一言。

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 スキルを使いわけてさまざまな方法で敵を攻撃する様子からは、自由度の高い戦闘が楽しめそうなことが伺えます。スキルを覚えられるスキルツリーは細かく分岐していますが「オススメが表示されるのでなじみのない方でもプレイしやすくなっています」とJonathan氏。スキルの強化やセット時にもオススメは表示されるそうです。この仕様に吉田氏は「『Path of Exile』のプレイ時にどのスキルがいいのかわからなかった」と、前作と比較して進化を感じた様子でした。

 Jonathan氏は、ボス戦時には本作には100体を超えるボスがいると紹介。それに伴ってプレイ時間も50時間は遊べるものとのこと。ちなみにJonathan氏によると、今回戦ったのは中盤に戦うボスらしいです。

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 ほかにも系統が違うステージやボスも吉田氏に紹介しました。プレイしたのは森の中の遺跡を思わせるようなステージ。プレイ開始時に操作キャラと別のキャラが登場しましたが、一部のステージでは仲間とともに攻略ができるみたいです。

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 1回目に戦ったボスは炎で攻撃しましたが、今回のボスは毒を使うタイプ。ボスの配下によって戦うフィールドが囲まれていますが、途中で攻撃してきたり、フィールドを狭めたり、ボスが有利になる行動をします。さらに倒した後には敵討ちとばかりに襲ってくることも。ボスの行動パターンが違うのはもちろん、ギミックなども楽しめそうですね。

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▲ちなみにボスとの戦闘開始時に味方は敵の攻撃にやられて退場していました。
 2体のボスを紹介したあとには吉田氏を交えて協力プレイを行いました。まずクラスを選ぶのですが、選択画面が絞首台というすこしぶっ飛んだ画面になっています。ここで選ばれなかったクラスはと言うと……。
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 これは罪もない人たちを絞首刑にしている頭のおかしな領主がなぜそのようなことしているのかを調べるストーリーの冒頭の演出です。

 衝撃的な選択画面を終えて吉田氏が選んだのは近接型のクラス。Jonathan氏は遠距離攻撃が得意なクラスでバランスのいい組み合わせです。吉田氏は途中で手に入れた盾を使って、前線で敵の攻撃を防ぎながら積極的に攻撃。初めてプレイしたとは思えないほどうまく使いこなしています。Jonathan氏がやられてしまったときには蘇生して助けるといった活躍も。

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 ボス戦では緊張感のある戦いをしながらも楽しそうにプレイするふたり。Jonathan氏は紹介しながら、吉田氏は初見プレイにも関わらず会話が弾んでいました。勝利後にJonathan氏からここまでで質問があるかを聞かれた吉田氏はとにかくもっとプレイしたいと笑いながら答え、協力プレイを楽しんでいる様子。

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 続くステージでは先ほどまでより強力な敵が待ち受けており、道中でやられてしまうことも。新しいスキルも駆使しながらボスに挑みますが結果は残念ながら敗北。ボス直前のチェックポイントから再開して再度挑みましたが勝つことはできませんでした。

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 協力プレイはここまで。吉田氏の表情は常に楽しそうで、かなり楽しめたことが伝わってきました。プレイ画面を見ていてもスキルの派手なエフェクトやグラフィックから、かなり期待できそうな内容になっていました。

グラフィックは圧巻の進化。気になる必要スペックは?【Path of Exile 2】

 ここからは協力プレイ後に行われたQ&Aをお届けします。

――初心者でも使いやすいオススメのクラスを教えてください。

Jonathan Rogers氏(以下、Jonathan)
:ソーサレスやレンジャーは動きながら遠距離攻撃ができるのでオススメです。モンクはHPが低いので少し難しいかもしれません。

――本作では12クラスが登場しますが、前作と同じように遊べるのですか?

Jonathan
:前作のようなクラスは登場しますが、アビリティやスキルが増えているので同じようにもプレイできますし、違った形でもプレイできます。ただ、前作にあったサイオンというクラスは強力なパッシブを簡単に習得できるすこしチートぎみていたので今作では登場しません。

――どれくらいの人数が同時接続でプレイできるのですか?

Jonathan
:200万人がプレイできるようにはしたいです。現在、『Path of Exile』では35万人ほどですが、実際どれくらいの人がプレイしてくれるかはわかりません。早期アクセスは有料ですが最終的には無料での提供となり、たくさんの人がプレイしてくれると思うので、できるだけ対応できるようにしたいと準備しています。

――グラフィックがきれいになっていますが、PCでプレイする場合はどれくらいのスペックが必要ですか?

Jonathan
:『Path of Exile』より要求スペックは高いですが、GeForce GTX 980から1060くらいのグラフィックボードでプレイできるようにしたいと考えています。

――吉田さんは今回初めて『Path of Exile 2』をプレイされましたが感想をお聞かせください。

吉田修平氏(以下、吉田)
:『Path of Exile』よりもグラフィックがきれいになってクラスも増えていて、UIも工夫されていて遊びやすくなっていました。コントローラーでもプレイしやすかったです。

 なによりもアクションゲームらしいボスがたくさん登場します。これはプレイヤーとしてはうれしいことだと思うので、アクションゲームが好きな人ならだれでも楽しめると思います。

TGS2024では『Path of Exile 2』を試遊可能!

 冒頭でもお伝えした通り、本作はホール2にあるLevel Infiniteブースで試遊可能となっています。

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▲マップで赤丸で囲んでいるのがLevel Infiniteブース。マップではホール2と紹介されていますが、実際はホール2とホール3の中間あたりです。
 試遊できるハードはPC。ソロプレイまたはローカル協力プレイを楽しめます。キーボード+マウスでのプレイはもちろん、複数のゲームパッドが用意されているので、自分の環境に似た形で遊べるようになっています。

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▲『Path of Exile 2』試遊コーナーの外観はこちら。
 TGS2024の取材に入っていた電撃オンラインの別スタッフ(※前作は未プレイ)は、ソロプレイで試遊にチャレンジ。内容はおそらく序盤の簡単なもので、きちんと説明も出るため「説明に沿ってプレイしていけば、何をしたらいいかわからないということにはならなかった」そうです。

 試遊では時間の関係もあってスキルを2~3個しか覚えることができず、ビルドの奥深さをしっかりと味わう……とまではいかなかったそうですが、それでもアクション部分のおもしろさはしっかりと堪能できたと話していました。

 「スキルを覚えたり、ドロップしたアイテムを拾ったりして強くなっていくことで、ジワジワと“できることが増えていく”感覚が気持ちいい」とのこと。興味を持った人は、ぜひTGS2024で本作に触れてみてはいかがでしょうか?

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