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電撃オンラインの連載企画“難読漢字”。読み方が想像つかないほど複雑なものから、一見簡単そうだけど読みが難しいものまで、幅広く出題していくコーナーだ。
この企画は、“杠葉 啓二”が担当していくぞ。猫と一緒に暮らすしがない書道家だ。今回も「パッとは読めないかも」という漢字を紹介していくから、みんなで一緒に考えてみよう!
今日の問題は……
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今回の出題漢字は“蜉蝣”。どちらの字も虫を意味する“虫へん”を含んでいるから、その分類の生き物であることは予測ができる。
ヒントは〇〇〇〇。やわらかく、とある光景を連想させる響きだ。
答え
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正解は“かげろう”! 自然現象のことは“陽炎”と書くけど、こちらを見たことがある人は多そうだ。
幼虫の時期を水中で過ごし、羽化して空を舞うものの、成虫の寿命はとても短いとされる昆虫。淡い翅が陽に透けて夏の日の光の中で舞う様子は、古来よりはかなさの象徴とされてきたのだとか。
“蜉”も“蝣”も、いずれも小さな飛ぶ虫を指す漢字で、組み合わせることで“かげろう”を表す。漢字文化圏でも古くから使われており、その短い命のイメージから“はかないもの”のたとえとして詩や文学に登場することが多い。
今後も難しい漢字を色々紹介していくから、引き続き、更新をお楽しみに!