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『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』舞台挨拶で関俊彦は「血の色が変わるだけでこんなにも印象が変わるのかと驚きました。」

文:電撃オンライン

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 10月5日に開催された映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』の公開記念舞台挨拶のオフィシャルレポートが到着しました。

 登壇者は、鬼太郎の父役の関俊彦さん、水木役の木内秀信さん、古賀豪監督の3名。『真生版』として新たに生まれ変わった本作の感想やお気に入りのシーン、4DXの体験などを語ってくれています。

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 以下、オフィシャルレポートを掲載します。

関俊彦、真生版R15+の血の量に大興奮!「まさに、出血大サービス!!」関俊彦&木内秀信&古賀豪「作品を応援してくれた皆様のおかげ」一同感謝の公開記念舞台挨拶実施レポート


映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』公開記念舞台挨拶 概要
日時:10月5日(土)
会場:丸の内TOEI スクリーン1(〒104-8108 東京都中央区銀座3-2-17)
登壇ゲスト(敬称略):関俊彦(鬼太郎の父役)、木内秀信(水木役)、古賀豪監督

 公開から1日経ち、アニメーション映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』の公開記念舞台挨拶が10月5日(土)、都内映画館で実施され、声優の関俊彦(鬼太郎の父役)、木内秀信(水木役)、そして古賀豪監督が登壇した。

 水木しげる生誕100周年記念として制作された『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』は、昨年11月に公開されて大ヒットを記録。海外でも上映されるなど大反響を呼び、制作陣が当初想定していた恐ろしさを兼ね備えた『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版』として、再び上映が決定した。

 舞台挨拶のチケット完売で行われたこの日、『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の特大ヒットに触れらた関は「まさかここまでロングランになるとは思っていませんでした。大ヒットを実感じたのは事務所から動員150万人突破のお祝いメッセージをお願いされたとき」と思い出し笑い。『真正版』の劇場公開には「一度劇場で上映された作品が、作品全体をブラッシュアップさせてもう一度劇場上映されるとは…。私が今まで生きてきた中でそんなことは当然なくて、これからもないのではないかと思っています。改めて凄い作品に出させてもらったんだという心境です」としみじみしていた。

 木内も「皆さまのお陰です!」と作品を支えてくれたファンに感謝し「僕自身、まだ作品を観ていないという後輩や知り合いを連れて何度も入村しました」とヒットに貢献したと胸を張っていた。古賀監督も「前回の公開初日の際に口コミをお願いしましたが、まさかここまで広めていただけるとは…」と感激。『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』は脱出ゲームやシネマコンサートにも派生しており「それぞれが愛の籠ったイベントになって、僕にとっても幸せな1年間でした」と作品世界の広がりに驚きを隠せない様子で、すかさず関から「まだまだ幸せは続きますよ~!」とツッコまれ、会場からも割れんばかりの拍手が起こった。

 『真生版』は327カットをブラッシュアップし、昨年公開されたよりも血の色などが赤く鮮やかになり、作品として新たに生まれ変わった。

 関は「血の色が変わるだけでこんなにも印象が変わるのかと驚きました。血の鮮やかさ、流血の量の多さ。これが文字通りの出血大サービス!血飛沫がブッシャーと天井まで吹き上がった時は『うわっ!』と思いました」と衝撃。木内は改めて物語を支える構成力や伏線の妙に触れて「物語を考察するには何度も入村する必要がある。それが興行に繋がったのでは」と力強いストーリーテリングに唸っていた。

 また関はお気に入りシーンについて「鬼太郎の父の人間離れした力を表現するために、アクションシーンは余計な芝居を入れず、プロフェッショナルな作画を頼って乗り切りました。また釣瓶火を挟んで水木と酒盛りする場面は、お互いの信頼感が高まる場面なので丁寧に演じなければと。同時に好きなシーンでもあります」と紹介。一方、木内は「不安を抱えながら水木が入村するためのトンネルを抜けて村を歩く場面が大好き。日本の田舎特有の風景が素敵」と明かすと、古賀監督は「実は物語の舞台になった村にはモデルがありまして…。山奥の小さな村で実際に神社もあるんです」と知られざる秘話を打ち明けていた。

 本作は4DXでの上映も大好評。3人も事前に4DXで本作を鑑賞したというが、初体験の関は「椅子があんなに動くとは思わず、4DXの説明画面(劇場によって異なる)の段階で大絶叫。雨のシーンでは霧が風と共に吹きかかるので、眼鏡が曇って曇って!眼鏡を拭いてはかけ、拭いてはかけの繰り返し。でも楽しかった」と初体験エピソードを披露して会場を爆笑に包んでいた。木内も「え?ここで?という場所でもガコン!となったりして楽しかった」と4DXを満喫した様子だった。

 最後に古賀監督は「この映画は皆さんに育てていただいた幸せな映画です。この先もずっとこの映画の事を忘れずにいてくれたら嬉しいです」と感謝を述べた。木内は「まさか1年後にブラッシュアップした『真生版』を劇場で見ていただけるとは夢にも思っていませんでした。アニメーターの皆さんが327カットという大変な作業を粘り、こだわったお陰で完成しました。1年間作品を応援して愛してくれた皆さんの想いがアニメーターさんたちの背中を押したのだと思います」と本作に関わった方と紡いだ映画だと実感。関は「皆さんのお陰を持ちまして『真生版』が新たなスタートを切ることが出来ました。前作同様に沢山の皆さんに見ていただき、可能であればいつの日か、また“鬼太郎の父”として皆さんと再会できることを夢見ています」とさらなるヒットに期待を込めていた。

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 すでに昨年公開された『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』とあわせ、累計観客動員数が200万人を突破(10月5日(土)19時時点)した本作! 冒頭からエンドロールまで見逃せない、再び語られる鬼太郎の父たちの物語が、今年も勢いを増しさらなるムーブメントを巻き起こす! 是非、劇場のスクリーンで体感していただきたい。

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