なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!
グラビティゲームアライズの2025年は『Aeruta(アルタ)』など多くのタイトルを発売予定!
――2024年はどのような年だったでしょうか?
今年は『東京サイコデミック』や『神箱』などの自社開発タイトルをはじめ、『ALTF42』や『River Tails:Stronger Together』のNintendo Switch版など、これまで準備してきた数多くのタイトルをリリースしていく一年でした。
とりわけ『Aeruta(アルタ)』は大きく飛躍することができました。2月のSteam Next Festに体験版を公開し、5月に早期アクセス版を配信、そして11月には大型アップデートを実施いたしました。
Xを中心とした情報発信やコミュニケーションもよい形で方向へ受け入れられ、多くのユーザーに親しんでいただけるタイトルに成長してきていると手ごたえを感じています。
また、TOKYO GAME SHOW 2024やBitSummit、TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2024や東京ゲームダンジョンなど、規模を問わずさまざまなゲームイベントに積極的に出展していくチャレンジングな一年となりました。
振り返ってみると、ほぼ毎月何かしらのゲームイベントが開催されており、日本のゲーム業界全体が盛り上がり、ユーザーの“インディーゲーム”への認知も高まってきた年であったと感じています。
――2024年にもっとも衝撃を受けたエンタメ作品について教えてください。
2024年は、数多くのインディー豊作の年だったと感じています。
『Balatro』や『ANIMAL WELL』、『The Plucky Squire』、さらには『Sheepy:A Short Adventure』など、個性豊かな作品が登場しました。
その中でも、特に印象に残ったのは『Nine Sols』という作品です。ジャンルとしては“メトロイドヴァニア”に分類されますが、古代中国神話や道教文化とSFファンタジーが融合した独特の世界観が特徴です。
また、パリィを主体としたアクション性やソウルライク要素を取り入れたシステムも非常に魅力的で、全体として完成度の高いメトロイドヴァニア作品だと思います。
既に多くの面白い作品が並ぶ人気ジャンルではありつつ、この作品によって、メトロイドヴァニアの新たな可能性を再認識しました。
――2025年の新作情報などもアピールしてください!
現在、おかげさまでSteamで“非常に好評”をいただいている『Aeruta(アルタ)』は、2025年の正式版リリースに向けて現在も鋭意開発中です。
また、見下ろし型のワールドマップ、JRPG感を融合させた新作メトロイドヴァニア『Twilight Monk』や、新たなチャレンジとして80年代に人気を博した名作『スノーブラザーズ』のリメイク版『SNOW BROS. 2 SPECIAL』など、今後も数多くのタイトルの配信・発売を予定しております。
どうぞご期待ください。
――2025年の抱負を教えてください。
2025年は、海外だけでなく日本のインディーゲーム業界もますます熱くなっていく年になると確信しています。
弊社は、引き続き魅力的で面白いコンシューマー・インディーゲームを発掘し、最高のゲームエンターテインメントを皆様にお届けしていきます。
また、オフラインイベントなどを通じて、さらに多くの皆様に面白い作品をお届けできるよう努力してまいります。