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ファミ通・電撃ゲームアワード2024結果発表。ゲームオブザイヤーに輝いたのは『ファイナルファンタジーVII リバース』!

文:電撃オンライン

公開日時:

 ゲームファンによる投票で2024年のベストゲームや人物、ゲームメーカーなどを選出する“ファミ通・電撃ゲームアワード 2024”の授賞式が、3月15日に行われました。


 “ファミ通・電撃ゲームアワード 2024”は、ゲームメディア“ファミ通”と“ゲームの電撃”がタッグを組み発足した国内最大級のユーザー投票型ゲームアワードです。

 ゲーム業界の発展に多大な貢献をしたゲーム・人物・制作スタジオなどをゲームファンの投票により選出します。

 投票結果発表に先駆け、“Game of the Year”をはじめとする投票対象16部門のノミネートを決定しました。

 番組内では各部門の最優秀賞のほか、“ファミ通”および“ゲームの電撃”が2024年のゲーム業界の盛り上がりに大きく貢献したコンテンツを選出・表彰する“ファミ通・電撃特別賞”の受賞作品も発表しました。

ゲームファンが選んだ2024年のベストゲームは『ファイナルファンタジーVII リバース』【ファミ通・電撃ゲームアワード2024】

Game of the Year


ファイナルファンタジーVII リバース/スクウェア・エニックス

 2024年の“Game of the Year”に選ばれたのは、『ファイナルファンタジーVII リバース』でした。

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 『ファイナルファンタジーVII リバース』は、リメイク1作目『ファイナルファンタジーVII リメイク』の先にあたるミッドガル脱出から忘らるる都までの広大な世界を描くRPGです。

 各エリアをオープンワールド化したことで実現された、歴代『ファイナルファンタジー』を思い出させてくれるボリューム感など、その完成度の高さから初見のプレイヤーをはじめ、『ファイナルファンタジー』ファンにも圧倒的満足感を与え、シナリオ、システム、グラフィック、ミュージックを含めたすべての面で高い評価を得ました。

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ノミネート
  • ドラゴンクエストIII そして伝説へ…/スクウェア・エニックス
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  • メタファー:リファンタジオ/アトラス
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  • Rise of the Ronin/ソニー・インタラクティブエンタテインメント
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  • 龍が如く8/セガ
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Game of the Yearノミネート作品(20位~6位)
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MVC(Most Valuable Creator)


『ファイナルファンタジーVII リバース』開発チーム

 『ファイナルファンタジーVII リバース』開発チームがMVC部門を受賞。

 期待が高まる2作目という位置づけでありながら、広大なフィールドを探索するワールドレポート、バトル面では連携技の追加、デートイベントはSNSで大きな話題を呼ぶなど、ファンから寄せられた期待に応えた点はもちろん、多くのプレイヤーが持つ原体験を大切にした熱意のある作り込み、一般的なリメイク作品に留まらない新たなチャレンジが大きく評価されました。

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ノミネート
  • Team ASOBI
  • Team NINJA
  • 龍が如くスタジオ
  • 『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』開発チーム

アクション部門


アストロボット/ソニー・インタラクティブエンタテインメント

 日本のTeam ASOBIが手掛けるキュートなロボット“アストロ”が活躍するアクションゲームの最新作『アストロボット』がアクション部門を受賞

 プレイステーションシリーズの歴代人気タイトルのキャラクターに扮した“スペシャルボット”を探す楽しさも大好評で、『サルゲッチュ』などの名作を再現したようなスペシャルステージが遊べることも話題となりました。

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ノミネート
  • Stellar Blade/ソニー・インタラクティブエンタテインメント
  • ゼンレスゾーンゼロ/COGNOSPHERE

アクションアドベンチャー部門


Rise of the Ronin/ソニー・インタラクティブエンタテインメント

 ソニーインタラクティブエンタテインメントと、コーエーテクモゲームスの精鋭“Team NINJA”がタッグを組んで生み出した『Rise of the Ronin』がアクションアドベンチャー部門を受賞。

 “Team NINJA”ならではの爽快で歯ごたえのある戦闘と、幕末世界で自分だけの歴史を紡いでいく浪漫あふれる物語が、多くのゲームファンを魅了しました。

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ノミネート
  • SILENT HILL 2/コナミデジタルエンタテインメント
  • ゼルダの伝説 知恵のかりもの/任天堂

アドベンチャー部門


ファミコン探偵倶楽部 笑み男/任天堂

 『ファミコン探偵俱楽部』シリーズの35年ぶりとなる新作『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』がアドベンチャー部門を受賞。

 シリーズ伝統のコマンド選択式のアドベンチャーをベースに、演出や推理要素がパワーアップ。35年ぶりの新作という事実とともに、開発者が「結末は賛否が分かれる」と語るストーリーのインパクトと重さに衝撃を受けたファンからコメントが多く寄せられました。

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ノミネート
  • 未解決事件は終わらせないといけないから/Somi
  • ライフ イズ ストレンジ ダブルエクスポージャー/スクウェア・エニックス

RPG部門


ファイナルファンタジーVII リバース/スクウェア・エニックス

 前作『ファイナルファンタジーVII リメイク』の先にあたる『ファイナルファンタジーVII リバース』がRPG部門を受賞。

 前作からのバトルの進化や原作プレイヤーが理想としている完成度を、大きく超えたクオリティを実現した点が、多くの支持を得た理由となりました。

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ノミネート
  • メタファー:リファンタジオ/アトラス
  • ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン/スクウェア・エニックス

ミュージック部門


メタファー:リファンタジオ/アトラス

 アトラスによる完全新作のファンタジーRPG『メタファー:リファンタジオ』がミュージック部門を受賞。

 本作には「この世に初めて生まれた魔法は、音楽である」という設定があり、それを感じさせる独自のサウンドを聴くことができます。『ペルソナ3』など数々の名曲を手掛けてきた目黒将司氏と、開発チームのこだわりが結実して、プレイヤーから高い評価を獲得することに繋がり、本部門での受賞となりました。

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ノミネート
  • ファイナルファンタジーVII リバース/スクウェア・エニックス
  • ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン/スクウェア・エニックス

グラフィック部門


ファイナルファンタジーVII リバース/スクウェア・エニックス

 『ファイナルファンタジーVII リバース』がグラフィック部門も受賞。

 各キャラクターの造形やフル3Dで作られた広大なワールドマップなど、高品質なグラフィックはプレイの没入感を高めるだけでなく、観ても楽しい遊んでも楽しいという評価を多く獲得し、受賞となりました。

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ノミネート
  • Stellar Blade/ソニー・インタラクティブエンタテインメント
  • メタファー:リファンタジオ/アトラス

キャラクター部門


ティファ・ロックハート/ファイナルファンタジーVII リバース

 『ファイナルファンタジーVII リバース』からティファ・ロックハートがキャラクター部門の最優秀賞を受賞。

 『ファイナルファンタジー』シリーズを通しても屈指の人気キャラクターであり、本作でも健気で美しいティファ自身のことが好きという評価が多かったほか、クラウドとの関係といった部分も大きな注目を集めました。

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ノミネート
  • アストロ/アストロボット
  • 坂本龍馬/Rise of the Ronin

ボイスアクター部門


坂本真綾(エアリス・ゲインズブール)/ファイナルファンタジーVII リバース

 『ファイナルファンタジーVII リバース』でエアリス・ゲインズブール役を務めた坂本真綾さんが、ボイスアクター部門の最優秀賞を受賞しました。

 原作発売当時から非常に人気が高いシリーズを代表するキャラクターでもあり、演じている坂本真綾さんには国内・国外問わず、その演技力を評価する賞賛の声が寄せられました。

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ノミネート
  • 小西克幸(高杉晋作)/Rise of the Ronin
  • 中谷一博(春日一番)/龍が如く8

インディーゲーム部門


九日ナインソール/RED CANDLE GAMES

 SFと古代中国神話や道教の要素を合わせもった、“タオパック”の世界観が特徴的なアクションアドベンチャーゲーム『九日ナインソール』が、インディーゲーム部門を受賞。

 復讐劇のストーリーに漫画風のカットシーン、こだわりのある作風などがインディーゲームを愛するプレイヤーたちの間で話題になり、国内外で高い評価を獲得し受賞となりました。

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ノミネート
  • Balatro/Playstack
  • 未解決事件は終わらせないといけないから/Somi

ルーキー部門


メタファー:リファンタジオ/アトラス

 アトラス新作『メタファー:リファンタジオ』がルーキー部門を受賞。

 現代の日本を舞台にしたRPGで高い評価を得てきたアトラスが、ファンタジーでどんなゲーム体験をもたらしてくれるのか。そんなユーザーからの期待に見事応え、アトラスにしか作れないファンタジー作品として受賞しました。

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ノミネート
  • Stellar Blade/ソニー・インタラクティブエンタテインメント
  • ユニコーンオーバーロード/アトラス

シナリオ部門


ファイナルファンタジーVII リバース/スクウェア・エニックス

 『ファイナルファンタジーVII リバース』がシナリオ部門も受賞。

 原作にあった細かなエピソードも現代的にリメイクして散りばめられていたほか、“忘らるる都”のあのシーンなど、原作プレイヤーも予想できない展開が話題を呼びました。

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ノミネート
  • メタファー:リファンタジオ/アトラス
  • 龍が如く8/セガ

オンラインゲーム部門


ファイナルファンタジーXIV/スクウェア・エニックス

 オンラインRPG『ファイナルファンタジーXIV』が2024年も躍進を続け、6年連続のオンラインゲーム部門を受賞しました。

 2024年1月にはビデオゲーム史上初となる東京ドームでの単独イベントを開催。そして7月には最新拡張パッケージ『黄金のレガシー』が発売され、新たな物語がスタートしました。

 さらに11月には、LIGHTSPEED STUDIOSが開発を手掛ける『ファイナルファンタジーXIV モバイル』も発表されるなど、新たな挑戦も続いています。

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ノミネート
  • 原神/COGNOSPHERE
  • ゼンレスゾーンゼロ/COGNOSPHERE

ゲームアプリ部門


ゼンレスゾーンゼロ/COGNOSPHERE

 『原神』や『崩壊:スターレイル』など、数々の大ヒット作を世に放ってきたHoYoverseの最新作『ゼンレスゾーンゼロ』がゲームアプリ部門を受賞。

 本作は、ストーリーが進むほど、そしてキャラクターが増えるほど、この世界やバトルの奥深さが増していきます。また、プレイヤーからのフィードバックも重視し、アップデートを重ねるごとにゲーム内容のさまざまな改善を図っています。

 そうしたゲームへの強いこだわりが多くのプレイヤーから高く評価され、ゲームアプリ部門の受賞となりました。

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ノミネート
  • 学園アイドルマスター/バンダイナムコエンターテインメント
  • Pokémon Trading Card Game Pocket/ポケモン

2025年期待のタイトル


Pokémon LEGENDS Z-A/ポケモン

 『Pokémon LEGENDS Z-A』が2025年期待のタイトルを受賞。

 本作の舞台は2013年に発売された『ポケットモンスター X・Y』にも登場する代表的な街“ミアレシティ”。『ポケットモンスター X・Y』における“ミアレシティ”から都市再開発が進んでおり、最新のテクノロジーを感じさせる土地で新たな冒険が始まります。

 投票時には詳細情報が出ていなかったにも関わらず、「初報から時間が経っても熱が冷めない」や「期待が膨らみすぎる」といったコメントが多く寄せられました。

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ノミネート
  • グランド・セフト・オートVI/ロックスター・ゲームス
  • DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH/ソニー・インタラクティブエンタテインメント

ファミ通・電撃特別賞


ドラえもんのどら焼き屋さん物語/カイロソフト

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不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録/スパイク・チュンソフト

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黒神話:悟空/Game Science

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“ファミ通・電撃ゲームアワード 2024”開催概要


投票期間
2024年12月 16日(月)~2025 年1月13日(月・祝) ※投票終了

主催・企画・運営
ファミ通・電撃ゲームアワード 2024 実行委員会

投票対象
 家庭用ゲーム機・スマートフォン・PCなどハードの種類は問わず、2024年1月1日~2024年12月31日までの間に発売・配信されたもの、ならびに2024年にオンラインサービス中、またはサービスを行っていた全機種のゲーム(一部の部門を除く)。

投票部門

◆Game of the Year

 2024年に発売・配信・サービス中のすべてのゲームを対象に、世界観や斬新さ、奥の深さ、ユーザーを引きつける魅力など、総合的にもっとも優れている作品に贈られる賞です。

◆MVC(ベストゲーム開発者・スタジオ)

 2024年のゲーム業界においてもっとも活躍し、影響を与え、輝いていたクリエイターや制作スタジオに贈られる賞です。

◆シナリオ部門

 優れたシナリオでゲームファンを魅了した作品に贈られる賞です。

◆グラフィック部門

 優れたグラフィックでゲームファンを魅了した作品に贈られる賞です。

◆ミュージック部門

 優れたゲーム音楽でゲームファンを魅了した作品に贈られる賞です。

◆ボイスアクター部門

 ゲームキャラクターのボイスアクター(声優・俳優)のなかで、とくにゲームファンを魅了し、印象に残ったボイスアクターに贈られる賞です。

◆キャラクター部門

 とくにゲームファンを魅了し、もっとも活躍したゲームキャラクターに贈られる賞です。人物(主人公・脇役・敵役)、動物などは問いません。

◆オンラインゲーム部門

 2024年にサービス中のオンラインゲーム(オンライン要素のあるゲームも含む)、もしくは2023年以前に発売・配信されてアップデート開発が続いているゲームのなかで、ゲームファンがとくに支持した作品に贈られる賞です。

◆アクション部門

 とくにゲームファンを魅了し、印象に残ったアクションゲーム(FPS、TPSを含む)に贈られる賞です。

◆アクションアドベンチャー部門

 とくにゲームファンを魅了し、印象に残ったアクションアドベンチャーゲームに贈られる賞です。

◆アドベンチャー部門

 とくにゲームファンを魅了し、印象に残ったアドベンチャーゲームに贈られる賞です。

◆RPG部門

 とくにゲームファンを魅了し、印象に残ったRPG(シミュレーションRPGを含む)に贈られる賞です。

◆ゲームアプリ部門

 2024年に発売・配信、もしくは2023年以前に発売・配信されてアップデート開発が続いているゲームアプリのなかで、ゲームファンがとくに支持した作品に贈られる賞です。

◆インディーゲーム部門

 とくにゲームファンを魅了し、印象に残ったインディーゲーム(基準のひとつとしては、小規模開発、低価格ゲーム)に贈られる賞です。

◆ルーキー部門

 とくにゲームファンを魅了し、印象に残ったルーキーゲーム(シリーズではなく、初めて発売・配信されたオリジナルゲーム)に贈られる賞です。

◆2025年期待のタイトル部門

 2025年に発売・配信が予定されていて、とくにゲームファンに期待されている作品に贈られる賞です。

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