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アニメ『ユア・フォルマ』のノンクレジットオープニング映像が先行解禁。オープニング・テーマはyamaの“GRIDOUT”

文:電撃オンライン

公開日時:

 4月放送TVアニメ『ユア・フォルマ』について、オープニング・テーマ:yama“GRIDOUT”と、ノンクレジットオープニング映像が放送に先駆けて解禁されました。

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『ユア・フォルマ』とは

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 第27回電撃小説大賞《大賞》を受賞した、電撃文庫の大人気小説『ユア・フォルマ』。人々の記憶が脳内に埋め込まれた情報端末〈ユア・フォルマ〉に記録される世界で、天才少女・エチカとヒト型ロボットの相棒・ハロルドのバディが、記憶の集合体である“機憶”を手掛かりに犯罪事件に挑むSFクライムサスペンスです。

 本作は、4月2日より毎週水曜よる11時45分~テレビ朝日系全国ネット“IMAnimation W(イマニメーション・ダブル)”枠にて放送(※一部地域を除く)します。地上波放送終了後、ABEMAにて先行配信開始。さらに、4月7日より毎週月曜深夜0時15分~各種配信サービスにて順次配信開始します。

 メインキャストは、2021年に公開された書籍の発売記念PVから続投する形で、エチカ役を花澤香菜、ハロルド役を小野賢章が務めます。

『ユア・フォルマ』ノンクレジットオープニング映像が先行公開! オープニング・テーマ:yama“GRIDOUT”

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 4月2日からの放送開始に先駆けて、本作のノンクレジットオープニング映像が先行公開されました。

 本映像では、yama(ヤマ)の歌うオープニング・テーマ“GRIDOUT(グリッドアウト)”のワンコーラス版を一足先に聴くことができます。

 難事件の捜査に挑むエチカとハロルドのバディを中心に、本作特有の設定であり物語の鍵となる電索(人の機憶にダイブし事件の糸口を探す)のアクションシーンが余すところなく描写されています。

 さらに、東山奈央演じるビガ、遠藤綾演じるトトキ、岡本信彦演じるフォーキンを始めとしたキャラクターの性格が垣間見えるカットが登場するなど、放送がますます楽しみになる見どころ満載の映像となっています。

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花澤香菜、小野賢章出演のミニアニメ『プチ・フォルマ電犯局日誌』第1話が公開!

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 エチカ役:花澤香菜、ハロルド役:小野賢章が出演する、ミニアニメ『プチ・フォルマ電犯局日誌』の第1話が公開されました。

 緊迫感のあるサスペンスを描くアニメ本編とは打って変わって、ミニキャラのエチカ達の日常を描くゆるいスピンオフ作品となっています。

 お手軽に楽しめる短尺のミニアニメとなっているので、ぜひご覧ください。

カラオケDAMとのタイアップが決定! 『ユア・フォルマ』ノンクレジットOP・ED映像でTV-sizeの楽曲歌唱を楽しめる!


 カラオケDAMとのタイアップが決定。4月4日より、オープニング・テーマ:yama“GRIDOUT”、エンディング・テーマ:9Lana“ネオラダイト”のTV-size版を、ノンクレジットアニメ映像つきで歌うことができるほか、4月1日よりハロルド役:小野賢章のコメント動画がカラオケ曲間番組“DAM CHANNEL”で放映されます。

※設置機種により、配信日が異なる場合、配信されない場合がございます。

『ユア・フォルマ』監督:尾崎隆晴のインタビューを特別公開!


――まずは、尾崎監督が感じる『ユア・フォルマ』という作品の魅力を教えてください。

尾崎:『ユア・フォルマ』はSFというルックを持ってはいますが、その実、とても現代的な作品だと思います。例えば、作中に描かれる電脳世界はスマホの機能を頭の中に入れているようなものですし、ハロルドのような人間の生活を手助けするAIも人型ロボットではないにしろ、我々の社会にも既に存在しています。

 皆さんが今気になっているであろう社会のテーマが巧みに取り入れられたわかりやすい世界観になっていて、その面白さが作品の魅力の一つだと感じました。そして、そんなSF的な世界観の中で繰り広げられる普遍的な人間ドラマこそが、この物語の根幹であり、もっとも大きな魅力だと思っています。

――そんな本作を1クールのアニメにするにあたって、尾崎監督が特に大切にしたいと考えたポイントはなんですか?

尾崎:今の話とも繋がりますが、この作品で何を描きたいのかといったら、やっぱり“人と人との繋がり”なんですよね。ですので、SFというよりはヒューマンドラマに重きを置いて描くことを一番大切にしたいと思いました。

 この作品には<アミクス>と呼ばれる人型のロボットが登場しますが、僕はあえてロボットだとは思わずに、“登場するのは全員人だ”という気持ちで作っているんです。人間って相手がロボットや人形、物や自然にも、すべてに“心がある”と考えたりすることもあるじゃないですか。

 例えば、チャットAIと会話するうちになんだか親しみを感じるようになったり。その“心”というものが存在したときに、お互いを繋げるものはなんなのか――そこに対して、一つの方向性としての探りを入れていきたいなと思っています。

――アニメ化にあたって原作の菊石先生からはオーダーはありましたか?

尾崎:菊石先生はよくアフレコを見学しに来ていただいたり、制作に快く協力してくださって本当にありがたかったです。基本的にはこちらに委ねていただいていて、大きなオーダーはあまりなかったと思いますね。

 ただ、原作が小説でビジュアルがないので、SF的なアイテムについてはいろいろとアドバイスしていただきました。例えば、原作ではユーザーインターフェイスで見える立体像のことを“ホログラム”と言っていて、通常の人間の目に見えるスクリーンのことは“ホロブラウザ”と呼んでいるのですが、僕は最初それらを混同してしまっていて。

 菊石先生にアドバイスいただき、区別することができました。

 また、この作品はいろんな国が舞台になるので、それぞれの国の習慣も細かく気にされていたと思います。きっと原作を書かれたときに丁寧にリサーチされていたんでしょうね。

 国ごとの習慣の違いはなかなか難しいポイントで、例えば、“ロシアの人は右手に結婚指輪をする”など、日本とは違う習慣は油断すると間違ってしまいがちです。

 我々アニメ制作チームも現地へ取材に行けたらよかったのですが、ここ数年、世界情勢が不安定だったこともあり、今回はインターネットなどで情報収集もしつつ作業していました。

――今作の主人公バディである、エチカとハロルドの魅力を教えてください。

尾崎:人間だけれども非常に機械的なエチカと、ロボットなのに誰に対してもフレンドリーなハロルド。一見すると真逆な二人ですが、実は共通しているところがあって、二人とも自分の本音や内心を人に伝えることがすごく下手なんですよ。

 今回のドラマの中でも、二人は何度もすれ違いながら、最終的にお互いの本心がなんなのか知っていきます。そういう不器用さが愛らしさであり、二人の魅力にもなっていると思いますね。

――エチカ役の花澤香菜さんと、ハロルド役の小野賢章さんのお芝居についてはいかがですか?

尾崎:小野さんは普段から優しくてフレンドリーな口調で話しているイメージがあったので、最初からピッタリだなと思いました。逆に、花澤さんは、自分の中だと、エチカのような内向的で不器用な役をやられているイメージはあまりなかったんです。

 しかし、実際に演じていただいたら、感情のボリュームを素晴らしく表現してくださって、さすがだなと思いましたね。声を抑えつつ感情をあふれさせる芝居もよかったですし、何気ないエチカとハロルドの会話もすごく魅力的で。

 ハロルドがちょっとしたいたずら心でエチカをおちょくるような問いかけをして、エチカがそれに答えているというような、二人の自然な会話にもぜひ注目していただけたらと思います。

――最後に、第1話の放送を楽しみにしている方へメッセージを!

尾崎:人と人の結びつきをシンプルに描いたドラマですので、難しい作品とは思わずに、エチカとハロルドに気持ちを寄せて楽しんでいただきたいなと思っております。最終話までどうぞ長く見守ってください。皆さんの応援をお待ちしております。

作品概要

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放送・配信情報

4月2日より、毎週水曜よる11時45分~
テレビ朝日系全国ネット“IMAnimation W”枠にて放送開始 ※一部地域を除く
地上波放送終了後、ABEMAにて先行配信開始

4月7日より、毎週月曜深夜0時15分~各種配信サービスにて順次配信開始

4月4日より、毎週金曜よる11時30分~BS朝日にて放送開始
4月6日より、毎週日曜よる10時00分~CSテレ朝チャンネル1にて放送開始

イントロダクション


 脳の縫い糸、通称〈ユア・フォルマ〉。

 1992年に起きたウイルス性脳炎のパンデミックから人々を救った医療技術は、今や日常に不可欠な脳侵襲型情報端末へと進化をとげていた。

 見たもの、聞いたこと、そして感情までも——。

 全てが記録される世界で、重大犯罪事件の捜査は、記録の集合体〈機憶〉にダイブできる特別捜査官“電索官”の仕事になっていた。

 世界最年少で電索の任についた天才少女、エチカ・ヒエダ。

 その才能ゆえに孤立する彼女にあてがわれた新しい相棒は、金髪碧眼のヒト型ロボット〈アミクス〉のハロルドだった。

 最強の二人の前に、秘密は全て暴かれる──!

キャスト・スタッフ


■キャスト情報
エチカ・ヒエダ:花澤香菜
ハロルド・W・ルークラフト:小野賢章
ビガ :東山奈央
トトキ:遠藤綾
フォーキン:岡本信彦
ダリヤ:七瀬彩夏
ソゾン:福山潤
レクシー:斎藤千和
ライザ:東城日沙子
ベンノ:林勇
シュビン:杉田智和
ナポロフ:山寺宏一

■スタッフ情報
原作:菊石まれほ(電撃文庫/KADOKAWA刊) 
原作イラスト:野崎つばた
監督:尾崎隆晴
シリーズ構成・脚本:筆安一幸
キャラクターデザイン:嘉手苅睦
音楽:加藤達也
オープニング・テーマ:yama“GRIDOUT”(ソニー・ミュージックレーベルズ)
エンディング・テーマ:9Lana“ネオラダイト”(ソニー・ミュージックレーベルズ)
アニメーション制作:ジェノスタジオ
製作:ユア・フォルマ製作委員会

原作情報

電撃文庫『ユア・フォルマ』
著/菊石まれほ
イラスト/野崎つばた
第1巻~第6巻:好評発売中
第7巻:4月10日発売
第7巻特典には、菊石まれほ描き下ろしオーディオドラマが付属します。(出演:エチカ役・花澤香菜、ハロルド役・小野賢章)
さらに、1巻の重版帯にも、特典として菊石まれほ描き下ろしオーディオドラマが付属します。(出演:エチカ役・花澤香菜、ハロルド役・小野賢章)

コミカライズが角川コミックス・エースにて好評発売中!

角川コミックス・エース『ユア・フォルマ』
作画/如月 芳規
原作/菊石まれほ
キャラクターデザイン/野崎つばた
第1巻~第3巻:好評発売中

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