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宮崎駿監督作『紅の豚』が金ローでノーカット放送。男のかっこよさとロマンがテーマの人気作

文:電撃オンライン

公開日時:

 宮崎駿監督が自身の夢を描いたと言われる、男のかっこよさとロマンがテーマの人気作『紅の豚』が、5月9日の“金曜ロードショー”にて、ノーカット放送されます。

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『紅の豚』


 空を飛ぶことに憧れていたという宮崎駿監督が、イタリアを舞台に空賊相手の賞金稼ぎをしているブタの男、ポルコを主人公として描いた傑作『紅の豚』が、ノーカットにて初放送されます。

 少年少女を主人公とした作品が多いジブリ作品の中で、中年の、それも豚の姿をした男を主人公とした異色な作品ながら、アニメーション作品として初めてその年の年間最高興行収入を記録するなど、大人気となった名作です。

 その後も監督自身を描いているなど、様々な考察もはかどるなど、何年経っても話題になるような根強い人気作。キャッチコピー“カッコイイとは、こういうことさ。”にもう納得しかない男のロマンが詰まった名作を、今週は目一杯楽しみましょう!


《放送日時》
5月9日21:00~22:54

ストーリー


飛行艇に熱い情熱をささげた「豚になったパイロット」
その男はなぜ「豚」になってしまったのか…

 時は世界恐慌まっただ中。不況にあえぐアドリア海。真っ赤な飛行艇を操る賞金稼ぎ、ポルコ・ロッソ(森山周一郎)は、空賊のマンマユート団による誘拐事件などを解決して賞金を手に入れ、自由気ままに暮らしていた。

 仕事を終えたポルコが向かうのは、ジーナ(加藤登紀子)が経営するホテル・アドリアーノ。彼女は、イタリア空軍のエースとして活躍していたポルコの素顔を知る数少ない存在であり、ポルコの戦友たちと結婚しては死別を繰り返してきた未亡人だった。

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 その夜、ポルコの前に現れたのは、空賊たちが助っ人として招いたキザなアメリカ男・カーチス(大塚明夫)。美しいジーナに魅了されたカーチスはポルコに対抗意識を燃やすようになる。

 数日後、故障した飛行艇のエンジンを修理するためにミラノに向かっていたポルコを、カーチスが突然襲撃! ポルコの飛行艇はボロボロに壊れてしまう。

 なんとかピッコロ(桂三枝)が経営するミラノの飛行艇修理工場にたどり着いたポルコだったが、工場に残っていたのは女性ばかり。

 出稼ぎに出て行った男たちに代わって女性が飛行艇を組み立て、ピッコロの孫娘で17歳のフィオ(岡村明美)が設計主任を務めると聞いたポルコは、修理依頼を撤回しようとするが…。

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キャスト/スタッフ


声の出演
<ポルコ・ロッソ> 森山周一郎
<マダム・ジーナ> 加藤登紀子
<ピッコロおやじ> 桂三枝
<マンマユート・ボス> 上條恒彦
<フィオ・ピッコロ> 岡村明美
<ミスター・カーチス> 大塚明夫
<バアちゃん> 関弘子

スタッフ
<監督> 宮﨑駿
<原作・脚本> 宮﨑駿 (月刊「モデルグラフィックス」連載)
<音楽監督> 久石譲
<主題歌> 「さくらんぼの実る頃」 J.B.Clement-A.Renard 唄 加藤登紀子
<エンディング・テーマ> 「時には昔の話を」 作詞・作曲・唄 加藤登紀子 (シングル/ソニーレコード サントラ/徳間ジャパンコミュニケーションズ)
<挿入歌> 「LE TEMPS DES CERISES」 J.B.Clement-A.Renard Arr. M. Villard Jack Lantier
<挿入曲> 狂気(MADNESS) 久石譲(東芝EMI)
<プロデューサー> 鈴木敏夫

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