コナミデジタルエンタテインメントのRPG『幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』の名言を紹介する連載企画。第10回は『幻想水滸伝I』から帝国五将軍の1人であり、主人公の父であるテオ・マクドールが残した名言です。
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※本記事内には物語の重大なネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
『幻想水滸伝I』に登場したテオ・マクドールは、主人公の父であり、赤月帝国では“百戦百勝のテオ・マクドール”の名で知られる帝国五将軍の1人です。
皇帝バルバロッサから絶大な信頼を得ており、それに応える揺るぎない忠義心を持ち、部下たちからは厚い信頼を寄せられるなど、武人としてこれ以上にない働きを見せています。
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そんなテオの生涯は“皇帝への忠誠”と“息子への愛”という、今生では相容れない2つの価値観の狭間で展開されました。彼は解放軍が蜂起するほど帝国内が乱れていることを感じつつも、バルバロッサ皇帝に対する忠義を曲げることはありませんでした。
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それは、帝国五将軍で唯一解放軍に加わらなかったという事実が、雄弁に物語っています。テオは他人に対して以上に自分自身に厳格かつ頑固であり、自分の信じた道、すなわち武人としての忠義の道を最後まで貫き通すことこそが、己の“意地”だったのです。
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その厳格さは、スカーレティシア城の攻略後に発生する、パーンとの一騎打ちからも明らかです。主人公を支えてくれた人物を前にしても手加減をせず、“負ければパーンが死亡する”という厳しい結末を容赦なく突きつける姿勢は、テオの決意の固さを象徴しているとも言えるでしょう。
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今回取り上げた名言の「おまえも、おまえの信じたもののため、生きるが良い。私は、おまえの選択を祝福しよう・・・・」は、火炎槍で精鋭の鉄甲騎馬兵を打ち破られ、さらには息子である主人公との一騎打ちに敗れ、息子の腕の中で息を引き取る間際に伝えた言葉です。
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テオは、主人公が解放軍のリーダーとして立ち上がったことを、単なる反逆ではなく“信じたもののため”に進む“選択”として見ていました。それは、彼が帝都を離れる前の夕食時、主人公を支えるグレミオ、パーン、クレオといった仲間たちに絶大な信頼を寄せ、息子を託していたシーンからもうかがい知れます。
この言葉からは「私は皇帝への忠誠という、私の信じたもののため、この道を選ぶしかなかった。しかし、おまえは己が信じる正義のために生きろ」という父としての深い愛情と、1人の武人としての矜持が伝わってきます。
そしてこのときの彼は、息子に負けたことへの“悔い”ではなく、男として立派に成長したことの“喜び”を感じていたに違いありません。なぜなら己の敗北は、最高の形で息子の成長を証明するものだったからです。
最後にテオは生き残っていた部下に対し、自身の意地に従わせるようなことはせず、解放軍に加わるように伝えます。この言葉からも彼の包容力の高さをあらためて感じました。
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自分の信じた忠義を貫き通した武人が、息子の生き方を祝福して逝く……。これほど感動的な最期があるでしょうか。テオの言葉は単なる和解ではなく、父から息子への人生を懸けた最後の教えであり、最高の“祝福”だったのかもしれません。
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