インティ・クリエイツより、2026年4月23日にNintendo Switch 2、Nintendo Switch、PS5、Xbox Series X|S、Steam(PC)にて発売された最新作『ぼくらのキングダム 時食む果実といにしえの魔物』。

崩壊した王国を復興するアクションRPGである本作は、2D横スクロールの「冒険パート」で素材を集め、「シミュレーションパート」で王国を再建しながらキャラクターを育てていくことになります。
今回、先行プレイにて『ぎゃる☆がん だぶるぴーす(以下、ぎゃるがんW)』とのコラボDLCである“キャラクタースキン”を体験することができました。
そこで今回は、インティ・クリエイツ担当ライター・sexy隊長が、そのDLCスキンの魅力を余すところなくお届けします!
DLC“ぎゃる☆がん だぶるぴーす キャラクタースキン”とは

第1弾DLC『蒼き雷霆 ガンヴォルト』キャラクタースキンに続き、第2弾DLC『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』キャラクタースキンの発売が決定しました。
このDLCを使用すると、DLC『蒼き雷霆 ガンヴォルト』キャラクタースキンと同じく、プレイアブルキャラクターの見た目を『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』に登場するキャラクターの姿に変更してプレイすることができます。
インペリアルは“しのぶ(神園 しのぶ)”、ジパングは“真夜(神園 真夜)”、アルケミストは“えころ”、ウィザードは“くろな”の見た目になります!
スキンを変更することで能力に差が出るわけではないので、好きな見た目でプレイできるのも嬉しいポイント。そして単なる見た目変更に留まらず、各キャラクターの役割とキャラクター性が重ね合わされている点が、インティ・クリエイツらしい遊び心満載のスキンになっています。
そこで今回も、各キャラクターの背景を『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』だけではなくスピンオフ作品『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』を踏まえて紐解きつつ、今回の配役に込められた意図(のようなもの)を、筆者の妄想も交えながら徹底的に考察・解説していきたいと思います!
DLC『ぎゃる☆がん だぶるぴーす キャラクタースキン』紹介映像
『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』とは?

インティ・クリエイツより2015年にPlayStation 4およびPlayStation Vita用ソフトとして発売された『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』。
本作は、2011年に発売され、その奇抜なコンセプトと突き抜けたお色気要素で大きな話題を呼んだ眼(ガン)シューティングゲーム『ぎゃる☆がん』の正統続編にあたります。
発売以降、Steam版やNintendo Switch版など様々なプラットフォームへと移植され、日本国内にとどまらず海外でも熱狂的なファンを獲得。
のちにシリーズ化やスピンオフ作品(『ぎゃる☆がんVR』や2Dアクション『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』など)が展開されるなど、『蒼き雷霆 ガンヴォルト』シリーズとの世界観的なつながりも示唆されるなど、インティ・クリエイツを代表する(と、言っていいですよね!?)IPへと成長を遂げた一作です!

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』は、前作『ぎゃる☆がん』の1年後を舞台に、主人公・久時峰大(ホウダイ)が見習い天使“えころ”のミスによって一日限定の超絶モテ男になってしまうところから物語は始まります。
言い寄ってくる女の子たちを眼力(通称:フェロモンショット)で昇天させながら、意中のヒロインへの告白を目指すという"眼(ガン)シューティング"の基本はそのままに、今作では悪魔“くろな”の登場により学園が大混乱に!

“天使と悪魔”、“姉妹”というふたつの対比構造が、『だぶるぴーす』というタイトルに込められています。
本作の最大の魅力は、ガンシューティングとしての確かな作り込みと、バカバカしくも全力のお色気要素の見事な融合にあります。女の子の弱点を見つけて撃ち抜く爽快感に加え、特定の条件を満たすと発動する“ドキドキモード”では、女の子を様々な角度から鑑賞が可能。
さらに、本作のタイトルにもなっている“ダブルピース昇天”などの新システムが追加され、前作以上の過激さとコミカルさが詰め込まれています。

また、学園にいる70人以上の一般女子生徒全員に詳細なプロフィールやフルボイスが用意されているという、インティ・クリエイツならではの異常な(もちろん褒め言葉)こだわりが感じられるのも本作の特徴。
単なるお色気ゲームの枠に収まらない、シューティングとしての面白さとキャラクター愛に溢れた唯一無二の作品です。
しのぶとインペリアル/プライドが高い女性騎士?

しのぶ(神園 しのぶ)とは?

『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』のメインヒロインの一人で、主人公のホウダイとは幼なじみの関係にある高校2年生。
学校では明るく活発な性格で男女問わず人気がありますが、その裏の顔は、代々続く悪魔討伐を生業とする“悪魔ハンター”の家系の末裔です。妹の真夜とともに、学園に潜む悪魔を退治するために日々奮闘しています。
ホウダイに対しては素直になれず、照れ隠しからついキツい態度をとってしまうことも。
悪魔ハンターとしては高い戦闘能力を誇り、特殊な武器“退魔銃”を操って戦いますが、少しおっちょこちょいなところがあり、任務中にピンチに陥ってしまうこともあるのがかわいいところ!
幼なじみのホウダイを悪魔の魔の手から守ろうと最前線で戦う姿は健気そのもの。強気な態度と時折見せるデレのギャップ、そして悪魔ハンターとしての凛々しさが同居する、魅力たっぷりの幼なじみヒロインです。
なぜインペリアルなのか?


ホウダイを悪魔の魔の手から守るため、最前線で戦う健気な姿は、本作における女性騎士の冒険者“インペリアル”にぴったりの配役なのではないでしょうか。
インペリアルは剣と盾を扱う、攻守のバランスに優れたクラス。一方しのぶも、プライドが高く上から目線な性格で、周囲からは真面目な委員長タイプと思われがちですが、実は神園家が代々継いできた悪魔ハンターとして退魔銃を手に戦う実戦派です。「攻守ともに隙がない」という言葉は、そんな彼女にまさにふさわしいと言えます!
さらに、一見完璧に見えても、実は学業の成績が悪かったり、やる気が空回りしてポンコツな一面を見せてしまうこともあります。
このかわいらしいギャップは、インペリアルの「攻守に隙がなく一見最強に見えるが、カウンターが決まらないと苦戦してしまう」という性能に、どこか近いものを感じさせます。
それに、理屈抜きでなんとなく「しのぶって女性騎士っぽい!」というイメージがすごくしっくりきませんか?(笑)


このスキンで注目してもらいたいのが、“リープスラッシュ”時の髪の毛とスカートへの細かいこだわり!
ヒラリと舞う“浮遊感”まで表現されています!



インペリアルの性能紹介
真夜とジパング/和の術式と結界で戦う和風スタイル

真夜(神園 真夜)とは?

しのぶの妹で、『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』のもう一人のメインヒロイン。
“えころ”や“くろな”の試験と時を同じくして桜咲第三高校に転校してきた高校1年生。おとなしくて引っ込み思案、そして少し内気な性格の持ち主で、ぼんやりとした印象を与えがちですが、実際は空回りの多い姉を陰日向に支える、本作随一のしっかり者です。
勉強が得意な一方で運動全般は苦手という、姉とは正反対の特性を持っています。
彼女もまた姉と同じく悪魔ハンターとして活動していますが、直接的な戦闘よりも、悪魔の気配を察知したり、結界を張ったりといったサポートを得意とするタイプ。
時には、普段の大人しい姿からは想像もつかないほど大胆な行動に出ることもあり、そのギャップに胸を撃ち抜かれるプレイヤーが続出。守ってあげたくなるような、庇護欲をそそる妹系ヒロインです!
なぜジパングなのか?


ジパングは、かつての日本(黄金の国)や侍・忍者をイメージした和風デザインのクラスであり、基本武器は刀の二刀流です。
これだけを聞くと、一見“真夜”のスタイルとは全然違うように感じるかもしれません。しかし、彼女が“折り紙(式神)”や和傘を操り、和の呪術で結界を張るといった“東洋・陰陽師テイスト”の強い戦い方を得意とすることを踏まえると、その世界観の親和性の高さに気づかされます。
サポートタイプでありながら、攻撃手段が基本的にすべて“近距離”である点も見逃せません。敵の攻撃をしっかりと見極め、スキルで華麗に避けつつ反撃を入れるという真夜の立ち回りは、まさにジパングの性能と深くリンクしているのではないでしょうか。
そして真夜は人と話すことが苦手でたどたどしい口調のため、一見するとぼーっとした印象を受けがちです。
しかし、先述した通り実はかなりのしっかり者であり、空回りの多い姉・しのぶを陰に日向に支える存在。姉のしのぶが“インペリアル”というわかりやすい強さを体現しているのに対し、真夜は“ジパング”という“回避と速度”の体現者と言えます。
見た目はおっとりしていながら、シャープな動きで敵を制するそのギャップ。そして、ジパングという名が持つ和風かつ“異国の剣士”というイメージも、転校生ゆえに一人だけ前の学校の制服を着続けている真夜の、どこか漂う“別のところから来た人物”という雰囲気に繋がる……かもしれません。




ジパングの性能紹介
えころとアルケミスト/状態異常の極み

えころとは?

天界からやってきたエリート天使(自称)。前作『ぎゃる☆がん』に登場し、『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』ではホウダイのサポート役兼ヒロインとして登場します。
本来はホウダイが運命の相手と結ばれるように“天使の矢”を放つ任務を帯びていましたが、手違いで矢のエネルギーを大量に注入してしまい、ホウダイを今日一日限定の“超絶モテ男”にしてしまった張本人。
性格はマジメで職務に忠実だが、少し融通が利かないところがあり、自分の重大なミスを誤魔化そうとしたり、予想外の事態にパニックに陥ったりと、意外と隙の多い一面も。
天使という人智を超えた存在でありながら、人間らしい豊かな感情と葛藤を見せてくれます。ツッコミ役としても優秀な、頼りになる天使様です。
なぜアルケミストなのか?


“アルケミスト”は、薬品を用いた状態異常など、いわゆる“絡め手”を得意とするクラスです。
専用アクションである“ボトルチェンジ”で通常攻撃の属性を変化させ、状況に応じて状態異常を使い分けるという、直接剣を振るうのとは異なるトリッキーな戦闘スタイルが特徴です。
一方のえころは、“エリート天使”を自称する天使学校中等部3年の見習い天使。愛用の二丁拳銃から高威力の“天使の矢”を放つ、飛び道具を主体とした戦い方が本分です。近接戦闘を避け、遠距離からテクニカルに立ち回るこのスタイルは、まさにアルケミストの戦い方と一致!
そして、今回の配役で何よりも強調したいのが“状態異常”という共通点です。
攻撃を当てた相手を状態異常にさせるというアルケミストの戦術は、「ホウダイに天使の矢を当てて、一日限定の“超絶モテ男”にしてしまった」という、原作のあのトラブルだらけのストーリーとリンクしているのではないでしょうか。
さらに、アルケミストに備わっている「人形を出して戦わせる」というスキルがありますが……これはまるで、「えころが自信満々に仕組んだ作戦が、予期せぬ形でドタバタと動き出してしまう」という、彼女の騒がしくも憎めない一面をそのまま体現しているかのようです(妄想)。
「直接力でぶつかるよりも、仕掛けや道具を介して相手を翻弄する」というえころのキャラクター性を考えれば、アルケミストは彼女にとってこれ以上ないほどふさわしい配役と言えます。





アルケミストの性能紹介
くろなとウィザード/打たれ弱いガラスの大砲……?


くろなとは?

魔界からやってきた見習い悪魔の女の子。一人前の悪魔になるための試験として、学園の生徒たちにイタズラを仕掛けたり、悪霊を取り憑かせたりして大混乱を招く、本作におけるすべての騒動の元凶とも言える、お騒がせなトラブルメーカー。
小柄で可愛らしい外見をしていますが、性格は生意気で自信過剰。語尾に「〜DEATH(デス)!」とつけるのが口癖で、その独特の喋り方とコミカルな動きが特徴でもあり、魅力でもあります。
神園姉妹とは悪魔ハンターと悪魔という宿敵の立ち位置にあり、たびたび衝突していますが、どこか抜けているポンコツな一面があるため、まったく憎めない愛嬌を持っています!
単なる敵役という枠に収まらず、その底抜けの明るさとドジっぷりでゲーム全体を大いに盛り上げてくれるマスコット的な存在であり、ファンからも愛されているキャラクターです。
なぜウィザードなのか?


魔法使いの女の子の冒険者である“ウィザード”は、遠距離からの多彩な魔法攻撃を得意とします。その一方で体力や防御力は低いため、立ち回りには工夫が必要です。
言ってしまえば“ガラスの大砲”であり、SPが切れれば魔法が使えなくなり、一度でも敵の接近を許してしまえば一気に窮地へ立たされてしまいます。このハイリスク・ハイリターンな構造は、まさに“くろな”そのものを表していると言えます。
くろなは自信家でお調子者ですが、その反面“打たれ弱い”という一面を持っており、まさにウィザードにピッタリの存在!
「〜DEATHっ!」と大口を叩く強がりと、一発攻撃を食らうとあっけなく崩れてしまう脆さ。この表裏一体のキャラクター性が、「高火力でありながら防御はゼロ」というウィザードの設計思想に見事に投影されています。
また、くろなの“魔法”によって学校中の女生徒が操られていく原作の展開も、遠距離から広範囲に干渉するウィザードのプレイスタイルと重なります。
のちの時代では“傾国の誘惑者”と呼ばれ、恐れられるほどの存在と化すとされる彼女の未来を思えば、この“ガラスの大砲”が将来どれほどの脅威となりうるか、そんな想像力まで刺激してくれる見事なキャスティングです!




ウィザードの性能紹介
第2弾DLCが証明した、インティ・クリエイツの深すぎるキャラ愛!

第1弾の『ガンヴォルト』に続き、今回の第2弾DLC『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』キャラクタースキンも、単なる見た目の変更に留まらない、インティ・クリエイツの異常なほどの(もちろん褒め言葉です!)キャラクター愛を感じていただけたかと思います。

各クラスの設計思想とヒロインたちの個性がこれほどまでに合致しているのは、偶然ではなく開発陣の深い作品理解があってこそ。性能が変わらないスキンだからこそ、アクションの随所に彼女たちらしい息遣いやバックボーンを想像できるのが最高にエモいポイントです。
カオスな学園生活から飛び出し、王国復興のために奔走する彼女たちの姿はファンなら感涙間違いなし!?(笑)
『ぼくらのキングダム』の世界をさらに賑やかに、華やかに彩ってくれる本DLC。ぜひ皆さんの手で、推しのヒロインと一緒に王国を大発展させてみてください!