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農場経営ADV新作『Everdream Village』開発者インタビュー。「単なる翻訳はしない」気鋭パブリッシャーが重視するアプローチ体制とは?

文:電撃オンライン

公開日時:

 Steam/Epic Games Storeにて無料配信されるインタラクティブ・デジタルゲームエキスポ“ENDIX”が、2026年5月23日~24日に開催されました。

『Everdream Village(エバードリームビレッジ)』

 本記事では、ポーランドでインディーなどを手掛けるゲームパブリッシャー《Untold Tales》のマーケティングプロデューサー・Robert Woziński氏にインタビューを実施。

 現在、早期アクセスで利用可能な『Everdream Village』に関する話題を中心に、今後の日本市場などについてお話をうかがいました。


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夢幻の里 / Everdream Village(エバードリームビレッジ)

ゲームのユーモアまで届ける《高品質なローカライズ》へのこだわりとは?【ENDIX】


――『Bang-On Balls: Chronicles』や『Golf Club Nostalgia』など、エッジの効いたインディーゲームを多くパブリッシングされていますが、今後展開予定の新作において、日本市場をどのように意識されていますか?

 私たちにとって、日本はとても重要で、そしてとてもわくわくする市場です。

 日本のプレイヤーは、独自のゲームプレイ、印象的な世界観、感情を動かすストーリーテリング、あるいは単純に非常にオリジナルなアイデアから生まれるものであれ、強いアイデンティティを持つゲームを深く評価します。私たちは独自のクリエイティブな個性を持つゲームを多く手がけており、その点でUntold Talesの姿勢とぴったり重なります。

『Everdream Village(エバードリームビレッジ)』
――ローカライズのクオリティ担保への取り組みなどもあれば教えてください。

 ローカライズについては、単なる翻訳と感じさせたくありません。目標は常に、日本のプレイヤーにとって自然に感じられる形で、ゲームのトーン、ユーモア、感情、個性を保持することです。

 プロのローカライズパートナーと協力し、重要な用語を慎重に確認し、テキストファイルだけでなく世界観、キャラクター、ゲームプレイ、ゲームの背後にある意図した感情についての情報も含め、翻訳者にできる限り多くのコンテキストを提供するよう努めています。

 私たちにとって高品質なローカライズとは、日本のプレイヤーがオリジナルのオーディエンスと同じくらい自然に、感情豊かにゲームを体験できるようにすることです。『Everdream Village』はそのアプローチの好例で、このゲームも日本語にローカライズされています。

『Everdream Village(エバードリームビレッジ)』
――貴社がパブリッシングを担当する開発中のタイトルの中で、ユニークなゲーム性やナラティブ(物語)の面で、「日本のインディーゲームファンに特に刺さる」と期待しているタイトルと、その魅力を教えてください。

 現在取り組んでいるタイトルのなかでも『Everdream Village』は、日本のインディーゲームファンに強くアピールできる可能性があると思います。

 ゲームはすでに早期アクセスで利用可能で、現在は1.0リリースに向けて開発を進めています。リリースに向けてコンテンツはさらに充実していく予定ですので、ぜひ期待していてください。

 『Everdream Village』を特別にしているのは、農業、村の生活、動物の世話、探索、そして最初の一瞬から「ここに来てよかった」と感じられる温かく色鮮やかな世界の組み合わせです。農場を管理するだけでなく、生き生きとして、自分だけの、小さな発見に満ちた場所を作ることです。その居心地のよさ、好奇心、そして成長の感覚は、多くの日本のインディーファンが共感できるものだと信じています。

Untold Talesでは、明確なアイデンティティと感情的な魅力を持つゲームを常に探しています。『Everdream Village』はまさにそのようなゲームです。親しみやすく、温かみがあり、個性にあふれた作品でありながら、やり込み要素や探索の幅も十分に用意されています。1.0リリースに向けて、さらなるコンテンツも控えています。

『Everdream Village(エバードリームビレッジ)』
――インディーデベロッパーの魅力を最大限に引き出すパブリッシャーとして、現在開発中のタイトルにおいて、開発スタジオとどのように協力し、作品のクオリティを高めていますか?

 私たちは、とことん協力を行うアプローチ体制を重視しています。そのスタジオのユニークな個性を奪いたいのではなく、それを強化する手助けをしたいのです。

 すべての開発者が独自のクリエイティブビジョンを持っています。パブリッシャーとしての私たちの仕事は、そのビジョンをサポートしながら、ゲームをできるだけ良い状態で、届けるべき人たちに届けることです。

 現在のプロジェクトでは、ポジショニング、ストアページ、トレーラー、キービジュアル、プラットフォーム戦略、コミュニティとのコミュニケーション、リリース計画、プレイヤーからのフィードバック、そしてときにはゲームをより理解しやすく、または第一印象をより魅力的にするための幅広い議論など、多くの異なるレベルで開発チームと密接に連携しています。

 また、ゲームの最も強いセールスポイントを特定し、明確に伝えられるよう支援しています。

 ゲームの品質を向上させることは、操作感や仕組みを磨くことだけではありません。ゲームのアイデンティティが明確であること、プレイヤーがなぜそれが特別なのかを理解すること、そして開発者のビジョンが最大限に伝わるようにすることでもあります。

『Everdream Village(エバードリームビレッジ)』
――個性的なインディーゲームが好きな日本のファンに向けて、Untold Talesの今後のラインナップへの期待を込めたメッセージをお願いいたします。

 ユニークなインディーゲームを愛する日本のファンのみなさんへ。

 何か違うことに挑戦するゲームに対してオープンでいてくれて、ありがとうございます。その好奇心は、私たちのようなインディー開発者やパブリッシャーにとって非常に重要なものです。

 Untold Talesでは、強いアイデンティティを持つゲーム、つまり感動的で、ユーモラスで、奇妙で、居心地よく、強烈で、驚きに満ちた、または全く予想外のゲームをお届けし続けたいと思っています。今後のラインナップにおいても、世界中の情熱的なチームが生み出す記憶に残る体験をお届けしていきます。

 日本のプレイヤーが私たちのゲームのなかに「新鮮で、わくわくして、話題にしたい」と思えるものを見つけてくれることを願っています。

 Untold Talesに注目し続けてください。まだまだ多くの作品が控えており、皆さんの元にお届けできる日を心待ちにしています。

『Everdream Village(エバードリームビレッジ)』

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