電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、Indoor Astronautがおくる線路建設アクションゲーム『Unrailed 2:バック・オン・トラック』のレビューをお届けします。

なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!
ピクセル世界でくり広げられる“鉄道建設協力プレイ”『Unrailed 2:バック・オン・トラック』【おすすめ度:8】
本作は、「カオスなオンライン&ローカル協力マルチプレイヤー鉄道工事ゲーム」と銘打たれた個性派インディーゲーム『Unrailed!』の新作にあたります。前作はSteamで“非常に好評”を獲得するなどユーザーから評価が高く、本作も発売前から注目されていました。
しかし、前作の「カオスなオンライン&ローカル協力マルチプレイヤー鉄道工事」、そして本作の「さらにカオスになった鉄道建設協力プレイと共に帰ってきた!」というキャッチコピーのインパクトたるや。未プレイ勢からすると期待と混乱が半々といった印象を受けます。
今回は、そんな『Unrailed 2:バック・オン・トラック』を実際にプレイして面白かったポイントをお送りします!
素材集めから現地調達!? 『Unrailed 2』の基本ルールは“言うは易く、行うは大忙し”
本作の目的はただ一つ。「素材を集めて線路を作り、列車をゴールまで走らせる」だけです。
ゲームが始まると森林や鉱山が広がる大自然のフィールドが展開され、そこには線路もないのに走り出そうとする貨物列車とプレイヤーが操作する作業員が。このまま列車が走れば脱線してしまいますので、プレイヤーは急いで線路を造り続けて、列車を終点へ導けばステージクリアとなります。

線路の素材は、すべて現地調達です。ツルハシで鉱山を掘れば鉄が、斧で木を伐採すれば木材が手に入りますので、それらを貨物列車のワゴンに載せると自動的に線路パーツが製造されます。それを列車の行き先にあらかじめ置いていき、ゴールまでのラインを作るのが基本的な流れです。
加熱した列車を冷やすバケツや、障害物を破壊するダイナマイトなども駆使して、安全な運行をめざしましょう。
こう書くと単純でのんびりなゲームに思えるかもしれませんが、実際に遊ぶと非常にハラハラします! 線路ができていなくても列車はお構いなく走るので、刻一刻と迫るタイムリミットに焦燥感を覚えながらフィールドを駆けずり回ることに。
線路に使う素材が鉄と木材の2種類あるのがクセモノで、鉱山ばかり掘りすぎて木材が足らず、余った鉄を抱えながら列車の爆発事故を眺めるゲームオーバーもしょっちゅう起こります。“のんびり”どころか“大忙し”なんです。
列車を上手に走らせるためには「どう素材を集めて、どんなルートで線路を築くか?」をパッと考える計画性と、それを急いで実行する操作テクニックが要求されます。ゲームに慣れないうちは大変ですが、だからこそ初めて列車が終点に辿り着いた瞬間はガッツポーズしたくなるほど感動しました。

ステージが進むと線路建設を邪魔するボスが登場したり、列車の性能を強化する育成要素が出たり、遊べば遊ぶほど遊びごたえが増していきます。戦略性ゲームとアクションゲーム、その両方の面白さを高いレベルで味わえるプレイ感は、ぜひ体験してほしいですね。
シンプルプレイではbotの使い方が攻略のカギ。効率化できると超気持ちいい!
本作は2~5人のマルチプレイが楽しめるゲームですが、この記事ではあえてシングルプレイの良さを掘り下げたいと思います。

ステージは複数人前提のゲームバランスになっているため、シングルプレイでは代わりにbotを召喚してプレイヤーが行動を指示しながら線路建設を進めていくかたちです。「木材を採取して」「線路を作って」といった簡単な指示で出すと、botは黙々とその作業をしてくれます。指示も操作キャラの切り替えもワンボタンで済むので、シングルでも不自由なく遊べる印象でした。
シングルプレイのキモは「いかにbotをうまく操作するか」にあります。botはシンプルな指示を的確にいつまでもこなしてくれますが、的確な指示は刻一刻と変化するのがこのゲーム。列車の運行状況に合わせて、素材集めをさせるか線路を造らせるか、あるいは他のアクションをとらせるか……。
忙しいけどやりがいがある司令塔の気分です。いや、線路建設だから「職長」とか「親方」でしょうか?
自分とbotの仕事を完璧に振り分け、線路造りをシステマチックに効率化していける快感はシングルプレイならでは。ひたすら効率化を目指す『Factorio』のような工業ゲームに近い楽しみ方ができますので、好きな人にはぜひ本作で「ゲームをうまく遊べている!」あの気持ちよさを味わってほしいです。
失敗しても「もう1回!」と遊びたくなるゲーム

今回はシングルプレイメインでレビューしましたが、本作は他にも遊べる要素がたくさんあります。本作は友だちとワイワイ遊べるマルチプレイ、タイムアタックや対戦が楽しめる各種ゲームモード、プレイヤーがオリジナルマップを作れる“カスタムマップ”モードもあり、1本の記事ではとても語りつくせない魅力が詰まったゲームに仕上がっています。
というわけで、『Unrailed 2:バック・オン・トラック』のおすすめ度は10点満点中8点とさせていただきます! 特にこんな人におすすめです。
・リアルタイムで頭と指を動かすハラハラ感を味わいたい
・作業を効率化していくゲームが好き
・「線路を建設する」という独自のゲーム性が気になる
・素材集めやクラフトが好き

8点とした理由は、慣れるまで操作が分かりづらい点や、ゲームの性質上トライアンドエラーを要求される点が万人向けではないと感じたからです。しかし、本作はワンプレイに5分とかからないので、失敗しても再挑戦しやすくもあります。列車が必ず前に進むように、「もう1回!」をくり返して改善していけば、必ずゴールに辿り着ける……そんな希望が持てるゲームです。
『Unrailed 2』には水野朔さんもゲスト登場! 電撃ゲームライブは6月11日20時より配信
ゲームの電撃がYouTubeで第2週第4週木曜日にお届けしているゲーム情報&実況番組“電撃ゲームライブ”で、『Unrailed 2: バック・オン・トラック』を紹介します。
特別ゲストに声優の水野朔さんをお招きし、電撃スタッフも含めて、総勢4人でこのゲームの魅力に触れていきます。
電撃オンラインの読者レビューについて(2026年6月時点)
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電撃インディーのSteamキュレーターページが開設!
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