KONAMIのRPG「幻想水滸伝」を原作にした舞台「幻想水滸伝-門の紋章戦争篇-」の舞台挨拶付き上映会が、2026年6月28日に東京のユナイテッド・シネマアクアシティお台場にて開催されました。


本記事では、リアン・マクドール(ぼっちゃん)役の岡村直樹さん、グレミオ役の和田琢磨さん、リアン・マクドール役の岡村直樹さん、テッド役の長江崚行さん、テオ・マクドール役の高木トモユキさん、ウィンディ役の大湖せしるさん、バルバロッサ・ルーグナー役の鍛治直人さんが登壇した、上映会2回目(おしゃべりOK回)の模様をレポートします。
作品全体の魅力は“愛”。カンパニーの和気あいあい感が十二分に伝わってきた舞台挨拶
2025年12月に上演された舞台「幻想水滸伝- 門の紋章戦争篇-」。
当時のライブ配信映像を再編集し上映した本イベントでは、上映前にキャスト陣が登壇し、作品をともに振り返る濃密なトークを繰り広げました。
舞台挨拶は、和田さんが進行。まずは1人ずつ自己紹介とご挨拶。鍛治直人さんが「待たせたな、みなの者」と役柄を踏まえて登場すると、会場からは「ヒュー―――――!」と大歓声が!

和田さんが「まだ舞台本編を見たことがない方?」と会場のみなさんに聞くと、チラホラと手が上がりました。それを確認した和田さんが、「今日はバンバンネタバレでしゃべりますからね。すいませーん!」と恐縮すると、客席は笑いに包まれました。
というわけで、レポートもネタバレバンバンで掲載します!(笑)
最初のテーマは“稽古中や公演期間中にカンパニーの絆を感じたエピソード”。
鍛治さんは、役がラスボスなので、稽古などでみんなが一つになっていくところを俯瞰して見ていたそうで、早い段階の稽古でリアン(岡村さん)が“108星”の名前を途切れることなく一気に言い切った時を上げました。
その時は稽古場全員が拍手で沸き、「あの日はとても一体感を感じました」と鍛治さん。
高木さんは「僕なら本番まで覚えられない。自分がぼっちゃんでなくてよかった(笑)」とコメントし、会場中が爆笑(笑)。108星を言い切った岡村さん自身も台本を見た時は「マジか」と思ったのだそう。
高木さんは「今日話したかった裏話」として、本番中のテッドの登場準備に関するエピソードを披露。2幕冒頭で登場する際、舞台セットの構造上、客席から姿が見えないよう身を低くして移動していたという長江さん。当時の動きを実演して見せると「匍匐前進じゃん!」と会場の笑いを誘いました。
「でも最初の頃は袖で見送ってくれたのに、公演を重ねてみんなルーティーンができあがると、誰もいねぇの、見てねぇの! トモさん(高木さん)ののためにやってたのに!」と嘆く長江さん(笑)。

話を振られた大湖さんが「常に稽古場から本番まで和気あいあいとしたカンパニーの雰囲気が、今のやり取りを見ていて蘇ってきて、懐かしいなぁと思い出しました」と言うと、「今の話!? 当時の話じゃなくて!?」とツッコまれ、みなさんの笑いを誘っていました(笑)。
初舞台・初主演という大役を務めた岡村さんは、新参者だと思っていたけれど、みんな公平な目で役者として見てくれていたのが嬉しかったと語りました。
主人公として押し上げていただき、パーン役の山沖勇輝さんにご飯へ連れて行ってもらったり、袖にはけるたびに肩を揉んでもらったりと、周囲からのあたたかみを感じたとのこと。
長江さんは「鍛治さんが袖で全員のお芝居をずっと見てくれていて、今日のお芝居に関して『ここはこう言葉をコントロールするといいよ』と具体的にすぐ教えてくれました。」と鍛治さんへ感謝。
「僕が知らないことも全部教えてくれて、お芝居が面白いと思える日々でした」と真剣に語る長江さん。鍛治さんも「崚行は本当に向上心が高かった」と、お芝居に関する姿勢を高く評価していました。
“今回の公演でお気に入りのシーン、キャラクター”では、和田さんは「磯貝龍乎くんが演じたビクトールが好きで、あの役をやりたい。ひょうひょうとしているけど仲間思いで愛があるキャラクターを自分でもやってみたいんです」とビクトールへの愛をコメント。
大湖さんはバルバロッサとの最後の場面を挙げると「あぁ……」と会場から感嘆の声が上がりました。「あの場面で一気に鍛治さんの空気感が変わって、どんな芝居をしても受け止めてくれる安心感があった」と信頼を口にすると、改めて言われ「恥ずかしい」と照れる鍛治さん。
高木さんは、テオとリアンの一騎打ちのシーンに言及。「自分には息子がいるので、稽古の時から一番胸が熱くなる大好きなシーンでした」と親としての感情を重ねて語りました。


和田さんは、フリックとビクトールがリアンを逃がす共闘シーンが印象的で、「俺がここはやるからお前逃げろ! というのが男心をくすぐる。何回見ても龍乎、カッコいい!」と、またまたビクトールへの愛を熱弁。
最後はぼっちゃんが偽名をつけるアドリブシーンで大盛り上がり。ぼっちゃんが振り絞った“棍棒ブンブン丸”は、これからそのシーンを映像で観られますのでお楽しみに! とお客さんに伝えました。
“自分が演じたキャラクター”についてでは、鍛治さんにとって「幻想水滸伝」は三十年前、本当にやり込んだ大好きなゲームだったと原作への愛を語りました。実は舞台でのバルバロッサのセリフの中にはゲームにないものも多く、中屋敷さん(演出・脚本)が舞台に合わせて膨らませてくれたものなのだそう。
そういう意味でいうと、ゲームの原作だけではなく、そこから膨らんだものを演じさせていただいたので非常にありがたかったと感慨深げに語りました。
長江さんはテッドに「『本当によく頑張った』と言ってあげたい」と振り返り、大湖さんはウィンディについて「ただの悪役ではなく、過去の傷を背負って生きる彼女の信念やまっすぐさを大事にしたかった」と繊細な役作りを明かし、高木さんは「自分が父親になってからこのテオという役に出会えて本当によかった」と実感を込めて語りました。岡村さんも「いろんなものを背負い、リアンと一緒に一人の人間として成長できたのが嬉しかった」と、自身の歩みを役に重ねてコメント。
最後に和田さんは、グレミオという役、そして作品全体を貫く魅力を「愛です」と表現。「さまざまな愛の形があり、ここにいるキャラクターたちが誰かを思い、大切な人を守っている。それが『幻想水滸伝』の魅力です」と語りました。
ここで、岡村さんからお知らせがあるとのことで……
なんと本作の舞台映像が7月17日よりU-NEXTで独占先行見放題配信されることが発表されました!

【配信情報📢】
— 舞台「幻想水滸伝」公式 (@Suikoden_stage) June 28, 2026
\U-NEXTで独占先行配信が決定!!/
U-NEXTにて #舞台幻水 の見放題配信が決定しました!🖥
配信映像は2025年12月公演のライブ配信映像を再編集したものとなります✨
配信でも天地宿命の108星の輝きをお見逃しなく🌟
詳しくは▽https://t.co/zWrcLAmiFC
最後は岡村さんの呼びかけで、会場全体で「我らに勝利を!」という作中の名台詞を唱和。

客席とキャストが一体となり、“おしゃべりOK回”にふさわしい熱気と深い作品愛に包まれたまま、舞台挨拶は幕を閉じました。
舞台挨拶後は、本編の上映がスタート。
筆者は“応援上映会”というものには参加経験がありましたが、“おしゃべりOK回”に参加するのは初めて。
最初は通常上映のようにシーンとしていましたが、クスリと笑えるシーンがどんどん出てきて、何度も大きな笑い声が起きていました(笑)。
他にもリアンが108星を言うシーン、カーテンコールでもしっかりと拍手が起きていて感激。
そしてカーテンコールの最後、ぼっちゃんの掛け声に合わせて、キャスト、客席が一緒になって「我らに勝利を!」というシーンでは、劇場内でも手を掲げ、「我らに勝利を!」の声が上がっていました。
筆者は仕事の関係で現地鑑賞は叶わなかったので、その悔しい気持ちが吹き飛ぶくらいの臨場感でした。本当に現地にいたかのようで最高でした!
嬉しいことに配信も決まったので、ぜひお家で、外出先でも舞台「幻想水滸伝」を楽しんでみてください!
舞台「幻想水滸伝-門の紋章戦争篇-」舞台挨拶付き上映会概要
■開催日時
6月28日(日)
■開催劇場
ユナイテッド・シネマアクアシティお台場
■時間
1回目10時30分開演(上映後キャスト登壇)
2回目15時00分開演(上映前キャスト登壇)※『おしゃべりOK回』
■舞台挨拶登壇予定キャスト(敬称略)
1回目:岡村直樹、和田琢磨、長江崚行、桜樹楓、日暮誠志朗
2回目:岡村直樹、和田琢磨、長江崚行、高木トモユキ、大湖せしる、鍛治直人
◆舞台「幻想水滸伝-門の紋章戦争篇-」配信情報
≪7月17日(金)正午12:00より配信開始≫
■U-NEXT https://video.unext.jp/ (見放題配信)
※U-NEXTでの独占先行配信期間終了後、その他配信プラットフォームでも順次配信開始を予定しております。詳細は後日お知らせいたします。
6月28日(日)
■開催劇場
ユナイテッド・シネマアクアシティお台場
■時間
1回目10時30分開演(上映後キャスト登壇)
2回目15時00分開演(上映前キャスト登壇)※『おしゃべりOK回』
■舞台挨拶登壇予定キャスト(敬称略)
1回目:岡村直樹、和田琢磨、長江崚行、桜樹楓、日暮誠志朗
2回目:岡村直樹、和田琢磨、長江崚行、高木トモユキ、大湖せしる、鍛治直人
◆舞台「幻想水滸伝-門の紋章戦争篇-」配信情報
≪7月17日(金)正午12:00より配信開始≫
■U-NEXT https://video.unext.jp/ (見放題配信)
※U-NEXTでの独占先行配信期間終了後、その他配信プラットフォームでも順次配信開始を予定しております。詳細は後日お知らせいたします。

