
8月27日に発売予定のPS5/Nintendo Switch/Xbox Series X|S/PC(Steam)用ソフト『キャプテン翼2 WORLD FIGHTERS』の先行レビューをお届けします。(※PC(Steam)は8月28日に発売)
今回のレビューでは4時間ほど、主にバーサス(対戦モード)やストーリーモードをプレイできました。筆者は本シリーズを初プレイとなりますので、その目線で感想をお届けします。なお、試遊時はXboxコントローラーを使用。文中の記述もそれに準拠しています。

ファウルなしのハチャメチャサッカー! ワチャワチャ対戦するのが最高に楽しい【キャプテン翼2 WORLD FIGHTERSレビュー】
『キャプテン翼2 WORLD FIGHTERS』は、原作を再現した予測不能なアクションが楽しめるサッカーアクションゲーム。前作にあたる『キャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONS』から基本的な要素を踏襲しつつ、原作のワールドユース編を舞台にしたIFストーリーや強化されたフィールドアクションが楽しめるようになっています。

本作を数分プレイした段階で「『キャプテン翼』のサッカーをゲームにするとこうなるのかっ…!」ともっとも衝撃を受けた点は、“ファウルがない”こと。ボールを奪いに行く際、後ろからだろうが結果的に相手プレイヤーを吹っ飛ばしていようがセーフです。
そのため、とにかくタックルが強い! あまり細かいことは気にせずに、気軽にタックルでボールの奪取を狙えました。とはいえタックルに対してはドリブルで突破したり、パス(Aボタン)でやり過ごしたりと対処法もあり、攻防の駆け引きはけっこう本格的!
ただしゲームに慣れていない初心者同士だと、最初のうちはタックルでボールを取り合う応酬になりがちだとは思いますが、慣れてくるとドリブル・パス・全力アクションも重要になってくることに気付きます。
実際、試遊時は初心者同士で対戦モードをプレイしましたが、初めのうちはタックルでボールを奪ってはタックルで奪い返されるの繰り返しでした。そのワチャワチャ感も最高に楽しかったりします(笑)。試遊の数時間でもだんだんと操作を覚え、お互いに駆け引きをできるようになっていきました。

ワンボタン(Bボタン)でオフェンス側ならドリブル、ディフェンス側ならタックルと使い分けられるので操作は簡単。基本的にボールを持ったら、相手プレイヤーのタックルに注意しつつダッシュでラインを上げつつ、味方にパスをつなげることを狙うのがよさそうです。
操作方法は簡単ながら、タックルをドリブルでうまくかわしたり、パスでやり過ごしたりすると爽快感がすごい! ちなみにムーブがかち合った際は、スタミナが残ればオフェンス側、スタミナが0になればディフェンス側が勝利となります。

全力アクション(Yボタン)は、強力なドリブルorタックルが繰り出せるアクション。ためるときのスキは大きいものの、通常のドリブルやタックルに対して強いです。ただし全力アクション同士でかち合った場合は後に出したほうが有利なので、使いどころが重要。
正直言うと、今回の試遊時では通常のドリブルorタックルと全力アクションの使い分けまでしっかり考えるのがまだまだ難しかったですが……慣れてくると2つのアクションを織り交ぜて相手を翻弄するのが戦略的で楽しそう!


本作では、単にシュートを放っても基本的にはゴールにはなりません。シュートで相手のゴールキーパーの体力を削り、0にするとゴールに! というか、“キーパーの体力を削る”というのも、聞きなれない文章ですよね(笑)。
シュート(Xボタン)は長押しでチャージが可能。より強力なシュートで相手ゴールキーパーの体力を削ることができます。あとはゴールキーパーとの距離や角度も重要になる模様。

前作ではシュートを放ったあとはとくに操作はできませんでしたが、本作ではシュート後にゴールキーパーがスティック入力でセーブする方向を決められるように! うまくシュートの方向と一致すると、体力減少を抑えながらセーブが可能です。
実はこれ、本作から新たに追加された要素。前作ではシュート後は見守るだけだったとのことですが、本作では最後までゴールキーパーを操作できるようになっています。実際に遊んでみると、最後の最後までゴールできるかどうかがわからない緊張感がありました。
近距離でシュートを放つほどゴールキーパー側の入力時間が短くなるので、その点でも近距離でシュートを放つのが重要ですね。とはいえあまりモタモタしているとディフェンスされるので……どのくらいためて、どのタイミングでシュートを放つかの戦略性がなかなか深い!


ペナルティエリア付近から長押しでパスを出すとセンタリングになり、うまくタイミングを合わせると空中シュートが可能。
タイミングを合わせるのが少々難しくはありますが、チャージなしで強力なシュートを放てるので実用的です。うまく決まると相手の裏をかけた感じがして気持ちいいですし、積極的に狙いたいですね。
キャラクターごとにスーパームーブを使用可能! 原作さながらの超絶アクションがカッコよすぎる【キャプテン翼2 WORLD FIGHTERSレビュー】
キャラクターごとに、スーパームーブゲージがMAXになったら“スーパームーブ(RTボタン)”を使用可能。いわゆる必殺技的なアクションです。原作でお馴染みの翼くんの“フライングドライブシュート”や日向くんの“ネオ・タイガーショット”がこれに当たりますね。


“スーパームーブ”はキャラクターごとに異なり、シュート以外にもパスやドリブル、タックルやブロックなど多彩な種類が存在。原作らしいぶっ飛んだ効果を持つものが多く、『キャプテン翼』らしい演出も挿入されるので最高にカッコいい!


同じ“スーパーシュートムーブ”であっても威力や射程距離が異なるので、性能差によってキャラクターに個性が生まれていますね。実際に使ってみると、松山の“ワイルドイーグルショット”の射程距離の長さにビビります(笑)。なんとセンターラインを少し超えたあたりからシュートできる! ただし軌道が直線的なので、長距離から放つと相手ゴールキーパーに読まれやすいという弱点はあるようです。
ちなみにスーパームーブゲージは、試合後半になることでゲージの獲得量に補正がかかるため、後半になるほど使いやすくなってきます。後半はお互いに“スーパームーブ”をぶっ放すド派手でカオスな試合展開になりやすく、目が離せない!


特定の条件(特定キャラクターで何回かシュートを放つなど)を満たすと、一定確率で“ミラクルムーブ”が発動することも。
ゴールキーパーの体力が少なくても必ずシュートを防ぐ“ミラクルセービング”、原作さながらの超展開でさまざまな効果が発生する“ミラクルチームムーブ”と、逆転がしやすい要素が豊富に用意されています。
ミラクルムーブには運が絡むので、プレイヤーに実力差があっても「もしかしたら逆転できるかも?」という期待感と緊張感が常にただよいます。ここは、対戦ゲームとして幅広い層が楽しめるようになっているなと思いました。

ドリブルで抜いたり、スーパームーブを発動したりするとチェインレベルがアップ。チェインレベルに応じてシュートの威力やチャージ速度が上昇します。これも一気に形勢逆転ができる要素になっているので、試合のピリピリ感が増すいいスパイスに!
しかもボールを奪われるとチェインレベルもそっくりそのまま相手に奪われてしまうため、カウンターで一気に不利になる可能性も。常に目まぐるしくチャンスとピンチが入れ替わるのが、緊張感があって楽しいです。
キャラクターカスタマイズは見た目パーツの種類が豊富! ストーリーモードに登場するので愛着がすごい【キャプテン翼2 WORLD FIGHTERSレビュー】
“エディットプレイヤー”では、豊富なバリエーションのパーツを組み合わせて自分好みの選手を作ることが可能。



『キャプテン翼』らしい画風のパーツが豊富で、原作キャラクターっぽい髪型なども存在します。
体格や細かい顔のパーツなど、カスタマイズできる部位はそこそこ多いです。
ここで作成したキャラクターはストーリーモードで使用可能。じっくり作り込めば愛着もひとしおです。


プレイヤーキャラクターは各種ムーブのカスタマイズも可能。細かい個性を付けることができるので、ロールプレイが捗ります!


ちなみにチームのフォーメーションや選手ごとのムーブも自由に変更可能。チームそのものを自分好みにカスタマイズできます。
ストーリーモードでは“ワールドユース編”をもとにしたオリジナルストーリーが描かれる!【キャプテン翼2 WORLD FIGHTERSレビュー】
ストーリーモードでは、原作『キャプテン翼』の“ワールドユース編”をもとにしたオリジナルストーリーが描かれます。試遊時は日本ユースを主人公に、タイユース、サウジアラビアユース、中国ユースを相手にしたストーリーが楽しめました。

ストーリーモードでは特定の条件を満たすとイベントが発生。基本的には原作を再現したイベントになるようです。条件達成で必ずゴールが入ったりするので、状況が有利に! 演出も派手なので、発生するとかなり楽しい!
逆に特定の相手がボールを持つと必ずシュートが決まるなど、こちらが不利になるイベントも発生しますが……総合的にはイベント発生を狙うほど味方側が有利になる印象。単に試合に挑むだけでなく、条件達成を目指すことでプレイに変化が生まれるのが楽しいです。1回のプレイで全達成を目指すのはなかなか大変なので、繰り返しプレイのモチベーションにもなりますね。
また試合展開によってキャラクターの会話に変化が生まれる要素も。同点の状態で前半を終えたら「同点は守り主体のチームでは狙い通りだ」みたいなセリフを言っていました。セリフにどんなバリエーションがあるのか、いろいろ試したくなりますね。
パーティゲームとしても楽しくてシングルプレイもやりがいありそう!【キャプテン翼2 WORLD FIGHTERSレビュー】
今回の試遊では主に対戦モードを同行スタッフと2人でプレイしましたが、どちらも初心者でしたがワチャワチャプレイするのがとにかく楽しくて、終始盛り上がっていました。
ファウルなし+必殺技モリモリのいい意味でハチャメチャな『キャプテン翼』らしい描写の数々に、時にツッコミを入れたり、時に「くらえっ!」「なにィ!?」と言ったりしながら(これふざけてるわけじゃなくて、本当に口を突いて出ちゃうくらい熱中してました)も、熱い駆け引きが楽しめました。このゲーム、小学生の時に出会っていたら延々と遊んでいた可能性があります。
今回複数のメディアが同時に試遊を行ったのですが、だいたいどの試遊スペースからも驚きの声や笑い声が上がっていたのも印象的でした。やっぱりスポーツっていいですね!
ファウルなし+必殺技モリモリのいい意味でハチャメチャな『キャプテン翼』らしい描写の数々に、時にツッコミを入れたり、時に「くらえっ!」「なにィ!?」と言ったりしながら(これふざけてるわけじゃなくて、本当に口を突いて出ちゃうくらい熱中してました)も、熱い駆け引きが楽しめました。このゲーム、小学生の時に出会っていたら延々と遊んでいた可能性があります。
今回複数のメディアが同時に試遊を行ったのですが、だいたいどの試遊スペースからも驚きの声や笑い声が上がっていたのも印象的でした。やっぱりスポーツっていいですね!

パーティゲームとしても盛り上がり、シングルプレイで『キャプテン翼』の追体験も楽しめるとあって、かなりのボリュームで長く楽しめそうな手応えを感じましたね。製品版の発売も楽しみです!


