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『リジョイス ~アレサ王国の彼方~』レビュー。現代のゲーム作品にも通じる“個性”が盛り込まれた“アレサ”シリーズ外伝作【おすすめ度:8点】

文:そらなみ

公開日時:

 エディアは、PS5/PS4/Switch向けに『アレサCOLLECTION 1993-1995』を7月30日に発売します。

 ここでは、本作に収録されている『リジョイス ~アレサ王国の彼方~』のレビュー記事をお届けします。

『リジョイス ~アレサ王国の彼方~』レビュー

ファン待望のRPG“アレサ”シリーズが現行ハードに帰ってくる!


 『リジョイス ~アレサ王国の彼方~』は、1995年にスーパーファミコン向けに発売されたアクションRPGです。1990年代にゲームボーイ・スーパーファミコンで発売されたRPG“アレサ”シリーズの外伝作品で、シリーズ初の“アクションRPG”、“2人同時プレイ”のシステムを採用した意欲作でもあります。

 “アレサ”シリーズは当時としては珍しい“女の子の主人公”であった点や、その他の個性的なキャラクター、独自性と操作性が調和したゲームシステムなどを評価するファンも多く、今なお愛され続けているシリーズの一作です。また、2025年にはシリーズ35周年を迎え、クラウドファンディングによる復刻企画やトークイベントも開催されています。その流れを受けて、本作品もNintendo Switch、PlayStation 5、PlayStation 4に移植版として帰ってきます!

“会話”やゲーム“難易度”設定など、現代のゲーム作品にも通じるようなプレイヤーへの“配慮”が素晴らしい


 今回、発売に先駆けてゲーム序盤をプレイしましたが、プレイ前に抱いていた“レトロゲーム=古いゲーム”という先入観が良い意味で覆されました。ゲームそのものはフィールドを探索しながら装備を整え、敵を倒して成長していくというアクションRPGの基本に忠実なゲーム性です。


 一方で、キャラクターの性格・状況やパーティメンバーとの道中の掛け合いを“会話”システムで表現していたり、コンフィグの項目には“難易度”の設定(“簡単・普通・困難”の3段階)、さらに薬や特殊攻撃アイテムを使う“ショートカット・コマンド”があったりと、昨今のゲームでは比較的おなじみのゲームシステムが採用されている点に驚かされました。当時としては先進的なプレイヤーへの“配慮”が随所に感じられ、現代のゲームにも通じるゲームデザインに感動しました!


 さらに個人的に印象に残ったのは、ストーリー中のとあるイベントシーンの“津波”がきちんと津波らしく見えたり、アキムの町に入ったあとのフィールドで絶えず枯れ葉が舞っている様子など、ゲーム中の描写・演出も当時のゲームとしては細かく、色彩の鮮やかさや滑らかな動きもプレイ前の想像を上回る感動ポイントでした。

人は選ぶものの、関連シリーズ3本セットの一作としてはあり!


 上記以外にも“マニュアル”で発売当時の説明書が眺められたり、“ムービーモード”で当時の販促PVが視聴できたりとゲーム本編以外で個人的にワクワクさせられる要素はあるのですが、本作品はあくまで“過去作品の移植版”であるため、UIなどには90年代当時のゲーム“らしさ”が残っています。


 とはいっても、当時この作品を遊ばれていた方には十分おすすめできる作品です。関連シリーズ3本セットの一作としては十分魅力的なので、おすすめ度は【8点】とします。

製品概要


■タイトル 『アレサCOLLECTION 1993-1995』
■対応機種 Nintendo Switch / PlayStation 5 / PlayStation 4
※PlayStation 4はダウンロード版のみ
■価格 
通常版:8,580円(税込)
特装版:16,280円(税込)
DL版:8,580円(税込)
■ジャンル ファンタジーRPG
■発売日 2026年7月30日(木)予定
■発売元 株式会社エディア
■CERO A

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