インティ・クリエイツが贈る、7月9日に発売されたNintendo Switch 2、Nintendo Switch、PS5、Steam向けスタイリッシュ2Dアクション『白き鋼鉄のX(イクス)1+2 デュアルコレクション』。

本作は、『蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト』シリーズのスピンアウト作品として2019年9月に発売された1作目『白き鋼鉄のX(イクス) THE OUT OF GUNVOLT』と、2022年1月に発売された2作目『白き鋼鉄のX(イクス) 2』を一本のパッケージにまとめたディレクターズカット版です。

シリーズディレクターである田井利明氏の監修のもと、全編にわたりゲームバランスが再調整されているほか、己の限界に挑む新モード「エンドレスバトル」を追加。さらに、現在では入手困難となっている貴重な店舗特典DLCを含め、過去に配信された“すべてのDLCが最初から搭載されている”という、まさにファン必携の特別版となっています。
そろそろクリアをして、やりこみ要素に手をつけている方も多いのではないでしょうか? 或いは、クリアして燃え尽きている……という方もいらっしゃるかもしれません。
本記事では、新モード「エンドレスバトル」の底なしの魅力を徹底解剖していくと共に、旧作で実装されていた「ボスラッシュ」との違いなどを、インティ・クリエイツ担当ライター・sexy隊長が熱くお届けします!
極限の2Dアクションが『デュアルコレクション』として完全新生!

インティ・クリエイツが誇る至高の2Dスタイリッシュアクション『白き鋼鉄のX(イクス)』シリーズ。
主人公“アキュラ”による超高速の空中ダッシュ、ターゲットをロックオンして放つ怒涛の連撃、そして窮地を救う電子謡精(サイバーディーヴァ)RoRoの歌声など、アクションゲームの“気持ちよさ”を極限まで突き詰めた本シリーズは、国内外の多くのプレイヤーを魅了し続けてきました。

そんなシリーズの2作品、2019年に発売された『白き鋼鉄のX THE OUT OF GUNVOLT』と、2022年に発売された『白き鋼鉄のX 2』が1本のパッケージとなり、ゲームバランスの再調整や過去の全DLCを収録したディレクターズカット版『白き鋼鉄のX 1+2 デュアルコレクション』として2026年7月9日に発売されました!
本作は単なる2本まとめ売りの移植作ではありません。

オリジナル版のゲームバランスにメスが入り、1作目では暴走システム“ダークネストリガー”の強化、2作目では新システム“トギスマッシュシステム”によるブレイクホイールの大幅パワーアップなど、数々のチューンナップが施されています。
そして何より、全アクションファンを驚愕させているのが、完全新規の追加モードである“エンドレスバトル”の存在です。

本記事では、インティ・クリエイツ担当ライター・sexy隊長が、これまでのシリーズの腕試し要素であった伝統の“ボスラッシュ”をおさらいしつつ、本作で追加された新システム“エンドレスバトル”の全貌を徹底的に解剖していきます!
伝統の力試し!『白き鋼鉄のX 1&2』における“ボスラッシュ”の基本と軌跡

シリーズにおける“ボスラッシュ”は、本編をクリアしたプレイヤー、あるいはクリア後に解放される高難易度の“SPミッション”をすべて突破した者だけに許される、いわばプレイヤーへの「最終卒業試験」とも言えるモードになっています。
作中に登場した個性豊かなセプティマホルダーから、物語の因縁を締めくくるラスボスの連戦にいたるまで、それまで戦ってきた強力なボスたちが文字通り、次から次へとプレイヤーの前に立ちはだかる長丁場のミッションとなっています。

『白き鋼鉄のX』シリーズのボスラッシュにおける最大の特徴は、「手強いけれど、クリアさせるための救済措置がしっかりと用意されている」という点です。
連続でボスと戦うものの、万が一途中で力尽きてしまっても、その時戦っていたボスの直前から何度でもリトライすることが可能となっています。
最初からやり直しという過酷なペナルティがないため、ボスの行動パターンを学習しながら、一歩一歩着実に進めることができる親切な設計です。インティ・クリエイツさん優しい!

しかし、これがS+ランクを目指す“スコアアタック”や“タイムアタック”を狙うとなると、一転してインティ・クリエイツが牙を剥いてきます……。
スコア精算に関わる“クードス”を維持するため、敵の猛攻を避けてノーダメージを貫きつつ、ボスの弱点である“EXウェポン”を見極めて高速撃破するような超絶プレイが求められます。
わずか1秒の遅れや、たった一瞬の油断による被弾がハイスコア断念に直結する緊張感。
その一方で、単にクリアを目指すだけならライト層にも優しく、ハイスコアを目指すガチ勢にはどこまでも深く応えてくれる、実に見事なバランスのモードでした。

ボスラッシュのクリアを目指す中、絶望的な状況からRoRoの“ソングオブディーヴァ”が発動した瞬間は、本気で泣きそうになるほど胸がアツくなります。本編とは違った、ボスラッシュならではの感動をぜひ味わってほしいです。
インティが放つ新たな沼! 新システム“エンドレスバトル”の衝撃

“エンドレスバトル”モードの基本情報と特徴

『白き鋼鉄のX 1+2 デュアルコレクション』で華々しく実装された“エンドレスバトル”は、前述のボスラッシュとは似て非なる、本作の目玉要素の1つです。
これは『白き鋼鉄のX』および『白き鋼鉄のX2』の両タイトルにそれぞれ独立して追加されており、「ランダムに出現するボスたちと、アキュラの命が尽きるまでひたすら戦い続ける」という究極のエンドレスモードとなっています。
従来のボスラッシュが「用意されたすべてのボスを倒せば終わり」というゴールのあるタイムアタック形式だったのに対し、エンドレスバトルにはゴールがありません。「はたして自分は何人抜きできるのか?」という、プレイヤーの集中力と技術の限界(極限)に挑戦する内容となっています。
本モードには、プレイヤーのプレイスタイルに合わせて楽しめるよう、以下の2種類の形式が用意されています。
FREE STYLE(フリースタイル)


アビリティ、各種装備、EXウェポンなどを、自分好みにフルカスタマイズして挑戦できるモードです。
「僕が考えた最強のアキュラくん」を作り上げてボスたちを圧倒・無双する快感を味わうこともできますし、特定の武器だけで戦う縛りプレイや、コンボのコンビネーションを試す実験場としても最適です。
非常に自由度が高く、自分のペースでランダムバトルを楽しめます。
SURVIVAL(サバイバル)


インティ・クリエイツが全アクションプレイヤーに向けて放った、本気の“挑戦状”となるのがこのモードです。
装備やリソース、回復手段などに厳格な制限がかけられた極限状態の中で、ランダムに現れるボスを的確に処理し続けなければなりません。
ボスの行動パターンへの深い理解はもちろん、次に誰が来るかわからないアドリブ力、そしてミスを極限まで減らす精密な操作が求められます。“真の実力”だけで何人倒せるかを競う、最高峰のヒリヒリ感を味わえるサバイバルモードです。
さらに、本作ならではの要素として、ディレクターズカット版でバランスが再調整されたシステム(1のダークネストリガー強化、2のトギスマッシュシステム)をそのまま持ち込めるほか、過去に配信された全てのDLCボスたちもランダム選出の枠として乱入してきます!
毎回異なるボスの組み合わせが展開されるため、プレイするたびに新鮮な緊張感を味わえるのが特徴です。
“ボスラッシュ”と“エンドレスバトル”は何がどう変わったのか!?
“最速の暗記戦闘”から“極限のアドリブ戦闘”への変革

従来のボスラッシュは、どの順番でどのボスが出てくるかが分かっているため、「1人目のボスにはこのEXウェポンを使って初手で削り切る!」「2人目のボスの技を斜め上に避けてカウンターを入れる」といった、徹底的な最適解のパターン暗記が勝利への鍵でした。

しかしエンドレスバトルでは、次に画面の向こうから誰が飛び出してくるか予測がつきません。
遠距離戦が得意なボスを倒した直後に、画面を狭しと暴れ回るインファイターが来ることもザラです。そのため、「高い集中力を保ちつつ、このランダムな相手にどう立ち回るか」を瞬時に組み立てる、極めて高いアドリブ力と臨機応変なイクスセンスを試されることになります。
「終わりがある達成感」から「終わりなき自己超越」へ
ボスラッシュは、最後のラスボスを倒し、“S+”いや……“X”の評価や目標タイムを叩き出した瞬間に、1つの「完成された達成感」を得て一区切りがつきます。
一方で、エンドレスバトルにはゴールが存在しません!
50人倒したら次は60人、60人倒したら次は90人……と、ライバルは過去の自分自身になります。
「これだけ倒しても、まだ先がある」という感覚は、プレイヤーの闘争心とモチベーションを無限に刺激し続けます。イクスならではのブリッツダッシュやホーミングといった爽快感ある戦闘のおかげで、この「終わりなき戦い」が苦行ではなく、「やめ時が見つからない最高の快楽」へと昇華されています!
そして何よりプレイヤーのメンタルを削ってくるのが、敗北時のシビアな仕様です。従来の“ボスラッシュ”であれば、万が一撃破されてもそのボスの直前からリトライが可能でした。しかし、“エンドレスバトル”は一度でも撃破されれば、容赦なくそこで挑戦終了となります。
一方で、エンドレスバトルにはゴールが存在しません!
50人倒したら次は60人、60人倒したら次は90人……と、ライバルは過去の自分自身になります。
「これだけ倒しても、まだ先がある」という感覚は、プレイヤーの闘争心とモチベーションを無限に刺激し続けます。イクスならではのブリッツダッシュやホーミングといった爽快感ある戦闘のおかげで、この「終わりなき戦い」が苦行ではなく、「やめ時が見つからない最高の快楽」へと昇華されています!
そして何よりプレイヤーのメンタルを削ってくるのが、敗北時のシビアな仕様です。従来の“ボスラッシュ”であれば、万が一撃破されてもそのボスの直前からリトライが可能でした。しかし、“エンドレスバトル”は一度でも撃破されれば、容赦なくそこで挑戦終了となります。


もちろん、純粋な記録(タイムやスコア)を狙うなら、ボスラッシュであってもミスは許されません。それでも、「負けたらすべてが終わる」というエンドレスバトル特有のプレッシャーは、桁違いに重くのしかかってきます。
「このボスを倒せば自己ベスト更新だ!」「いよいよ99人目だ!」……そんな記録の壁が目前に迫ったときほど、極度の緊張から普段通りの冷静なプレイができなくなってしまうのです……。
さらに、不思議と「自分が苦手なボスに限って連続で選出される」という絶望的なランダム性も襲いかかってきます(笑)。


この恐ろしくもクセになる“あるある”体験こそが、エンドレスバトルの底なしの魅力と言えます!
終わりなき闘争の果てに見る、極限2Dアクションの到達点

『白き鋼鉄のX 1+2 デュアルコレクション』において、目玉となる新システム“エンドレスバトル”は、単なる「おまけのやり込みモード」の枠を優に超えた、本作の真のメインディッシュと言っても過言ではありません。
上述した通り、このモードがプレイヤーに与えるプレッシャーは尋常ではありません。
従来のボスラッシュのように「やられても直前からやり直せる」という甘えは一切通用せず、撃破されたら即座に記録ストップというシビアな現実が待っています。

前述の通り、順調に勝ち進んで目標記録の壁が目前に迫ったときほど手に汗を握り、心拍数が跳ね上がり、普段なら絶対にしないような操作ミスをしてしまう。
そして、そんな絶体絶命の局面に限って、なぜか自分が一番苦手としているボスが「連続」で立ちはだかるという、まるでゲーム側がこちらの心を読んでいるかのような絶望的なランダム性……。
しかし、だからこそ狂おしいほどに面白い!
その残酷なまでのプレッシャーと先の読めないランダム性を、これまで培ってきた自身のテクニックと一瞬のアドリブ力でねじ伏せ、自己ベストを更新した瞬間の圧倒的なカタルシスは、他のどんなゲーム体験にも代えがたいものがあります。

敗北して悔しさに身をよじらせながらも、「あそこでブリッツダッシュの軌道を間違えなければ……」「次はもう少し強気で攻めてみよう」と反省が止まらず、気づけば無意識のうちに「もう一回だけ!」とコントローラーを握ってしまう。この恐ろしいほどの“沼”の深さこそが、エンドレスバトルの真骨頂です。
どれだけ遊んでも同じ展開が二度と来ないこのモードは、『1』と『2』で極限まで洗練されてきたアキュラの超高速スタイリッシュアクションのポテンシャルを、文字通り“無限(エンドレス)”に引き出しています。
出現するすべてのボスのアクションを深く理解し、一瞬の隙を突いて怒涛のコンボを叩き込む。そして、倒れてもRoRoの歌声に奇跡を願い、己の限界を何度も超えていく。
過去作のボスラッシュをしゃぶり尽くした熟練のストライカーにとっても、本作からシリーズに触れる新たなプレイヤーにとっても、この果てなき闘争の舞台は、最高にスリリングで贅沢な時間を提供してくれます。

何度絶望を味わわされても、何度心を折られそうになっても、またコントローラーを握って次の戦いへと身を投じてしまう。そんなエンドレスバトルの底なしの魅力にすっかり取り憑かれたいちプレイヤーとして、最後はこの言葉で本記事を締めくくりたいと思います。
やっぱ白き鋼鉄のXシリーズのアクションは最高だ!
