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スパイダーマン鑑賞準備RTAしてみた。『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』を観る前に必見の過去作まとめ【電撃スタッフコラム:オッシー】

文:電撃オンライン

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※この記事には映画『スパイダーマン』シリーズの重大なネタバレがありますので、ご注意ください。

 みなさんこんにちは。ちいかわ映画のコラムがアクセスランキング一位獲得! めちゃ嬉しいやないかい。ほんまちいかわさまさまやでほんま。こういう時は調子に乗って自滅するタイプだけど、あえて(映画レビュー)被せていくスタイルオッシーがコラム57回目をお送りします。


 このコラムでは、狂ったようにプレイしている日々のゲーム体験や、ゲーム以外の趣味である映画鑑賞などで摂取したエンタメコンテンツを、短文レビュー形式でお送りしています。今回は映画レビューだよネタバレ注意。

トム・ホランド版『スパイダーマン』がもう4作目!? 超速で過去作チェック

・映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』

 久しく遠ざかっていたMCU、スパイダーマンの新作映画がついに登場。

 とかいって、実はスパイダーマンの新しいシリーズ(トム・ホランド版)は未見だった。なので、『スパイダーバース』以来のスパイダーマン映画。

 SIEのゲームシリーズは大好きよ? 『1』も『2』も『マイルズ・モラレス』も全部クリアしてる。トロコンもしてる。

 でもさあ⋯⋯、なんか『スパイダーマン』っつーか、MCUは全部そうなんだけど、“最新作を楽しむために予習しなければならない作品”が多すぎるのよ!

 一時期は、ディズニープラスにも加入して追っかけてたんだけどさ、もう正直ついていけなくなった。『ワンダビジョン』は全部見たよ。あれはシットコム風で面白かった。

 『スパイダーマン』も、過去シリーズ映画は結構観てたんだけど、MCU入りしてからのトム・ホランド単体作品はなんとなく観てなかった。

 前作の『ノー・ウェイ・ホーム』はちょっと気になってたんだけど、その前から観なきゃならないっつーのが重荷になってたのよね。

 つーかさ、このトム・ホランド版スパイダーマンシリーズのサブタイトル分かりにくすぎない? 全部“ホーム”がついているもんだから、順番が分かりにくいのよ! サブタイトルはいいから、ちゃんとタイトルに『1』とか『2』とか付けといてよ!

 と文句ばっかり言ったけど、じゃあなんでこの新作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』を観に行こうと思ったかというと、中学生の息子が、映画館の予告で観て「次これ観たいかも」って言ったからなんだよね。

 映画好きからすると、映画館で息子と一緒に映画観に行けるのってめっちゃ嬉しいのよ。そんで男同士だからそんなに言葉多くは語らないけど、感想言い合ったりするのめっちゃ楽しいやん?

 だから息子にそんなこと言われたら、「よーしパパ頑張っちゃうぞ」ってなるわけ。

 いや、ただ映画観に行くぐらいで頑張るも何もないやんけとお思いでしょうが、違うんです。

 だって息子も当然、トム・ホランド版スパイダーマンシリーズなんてミリしらなわけですよ。こんな正統続編です~みたいな顔で公開された映画をその状態で観ても楽しめるわけないじゃないですか。

 ゲーマー一家だからゲーム版は息子もやってるけども、そのくらいしかスパイダーマン知らないわけで。

 じゃあ一緒に過去作をネトフリとアマプラで観ようぜ~って誘ったんだけど、家で映画観るとダメなんだよね。すぐにスマホポチっちゃって、全然集中しないの。

 そこでどうしたかというと⋯⋯筆者が頑張って過去作を観て、そのあらすじを“5分でわかる、これまでのスパイダーマン”するしかない!

 ということで、マジで1日で3作品観ました。ほとんどゲームしながらだから流し見だけど。楽しかったけど、かなりキツかったZE! せっかく観たから、超簡潔にまとめるZO!

『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)


 トム・ホランド版の1作目。『ホームカミング』とかいう題名だから、めっちゃ続編感あるやんけ! 紛らわしいわ!

 高校生のピーター・パーカーがアベンジャーズ見習いになった後の話。アイアンマン(トニー・スターク)が生きとるやんけ! 

 アイアンマンに目をかけられたピーター・パーカーがヤンチャする話。

 MCUらしく、スパイダーマンのスーツはスターク・インダストリーズ製なんだけど、力が暴走しないようにロックが掛けられているのよ。でもそれを勝手に解除してアイアンマンにめっちゃ怒られるの笑った。

 今作でびっくりなのは、ヒロインがMJじゃなくてリズっていう別の女の子なのよね。え~、別次元だからそういう感じなの? と思ってたら、リズのお父さんがヴィランだったでござる⋯⋯。『スパイダーマン』ってゲームもそうだけど、この“身近な人がヴィランだった”展開多くない⋯⋯?

 そしたら、なんかモブっぽかったモジャモジャのネーチャンがMJだった。リズは今作で“身近な人が~”するだけのヒロインでした。実はMJよりリズの方が好みだったので、ちょっと残念。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年)


 トム・ホランド版2作目。

 正直、一気見中に中だるみして、『司令官、オークの大群です!』をプレイしながら観てたから、あんまり中身覚えてない。

 宇宙からの使者“ミステリオ”パイセンが、ダセーけどいいヤツだな~。これがアイアンマンに代わって師匠役になってくのかな~とか思ってた。だってジェイク・ジレンホールだし。

 かと思ったら、ミステリオがただのコスプレ野郎(超科学で超能力者っぽく見せてた)だったのはめっちゃ面白かった。そこからはゲームプレイする手を止めて食い入るように観てたわ。
(原作アメコミ詳しい人なら瞬時に分かったんだろうけどね)

 これも“身近な人が~”展開やね。

 超ビーム兵器やドローン攻撃が強すぎて、スーパーヒーローといえど、現代兵器で撃たれたらやっぱ死ぬんやなって実感できたのもよかった。

 アベンジャーズも、ソーとかの神系は別として、基本的には科学の力でなんとかしてるの多いもんね。

 この2作目は、3作目の前フリ的な位置づけだったな。ミステリオを倒したのはいいけど、結果として、“スパイダーマン=ピーター・パーカー”という正体が全世界に知れ渡っちゃうのよね。それが次作に続いていく。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)


 ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジが出てくるやつ。“ベネディクト・カンバーバッチ”って声に出したくなる名前だよね。

 あらすじだけは、映画で何度も予告見てたから知ってたんだけど、実際観たら、登場人物みんなうっかりしすぎじゃね⋯⋯?

 前作でミステリオを倒した際に正体がバレてしまったスパイダーマン=ピーター・パーカー。

 これを煽ったのがお馴染みデイリー・ビューグル。スパイダーマンの(ある意味)宿敵のJJJことJ・ジョナ・ジェイムソンが煽る煽る。”J・ジョナ・ジェイムソン”も声に出したくなる。

 ゲーム版でもラジオでず~っと憎たらしい放送してたからめっちゃ知ってる、この感じ。まあゲームだと途中でデレたりもするから憎みきれないキャラではある。

 ミステリオ殺人犯扱いされたピーター・パーカーが困ってドクター・ストレンジに相談するという導入。

 本当は、時間を巻き戻して何もなかったことにしたかったんだけど、時空を歪ませるのはイクナイ! ので、代替案として人々の記憶からピーター・パーカーの名前を消すことに。でも途中で日和って「やっぱやめやめ!」したもんだから、ドクター・ストレンジがしくって大変なことに⋯⋯。

 いや、なんかもっとちゃんとせいや。ピーター・パーカーもそうだけど、ドクター・ストレンジも最初に説明しとけよ。いきなり重要な儀式を始めた挙句、「途中で口を挟んだから失敗した!」じゃねんだわ。これほとんど人災やんけ⋯⋯。

 とりま、儀式が失敗したことでマルチユニバースがごっちゃごちゃになっちゃって、“多元世界のピーター・パーカーを知る者が大集結”しちゃうのよ。なんで“ピーター・パーカーの記憶を消す儀式”がこうなるんだよ!

 ドクター・ストレンジわざとやってんのかってレベルやろこれ。発想が完全に東映特撮映画のノリなんよ。ドクター・ストレンジは東映の回し者だった⋯⋯?

 ただ、経緯はアレだけど、結果として、ゲーム版でもお馴染みのヴィランが大集結! ゲーム版『1』のラスボス“ドクター・オクトパス”とか『2』のサンドマンとかグリーン・ゴブリンとか、とにかく筆者でも知っている顔がたくさん出てきて楽しかった。

 そして極めつけは、過去の映画シリーズのスパイダーマンが集結すること!

 トビー・マグワイアやアンドリュー・ガーフィールドが本人役(?)で出てきたのは驚いた。いや、『スパイダーバース』でその展開はあったけどさ、まさかオッサンになったスパイダーマンたちが本人役で出るなんて。

 いやまあ、普通に追っかけていた人には今更だろうけど、全然情報入れずに流し見で観てたもんだから、かなりビックリしたわさ。

 しかもカメオ出演レベルじゃなくて、ちゃんと物語に関わってきて共闘するんだもんなー。こりゃ楽しいに決まってるわ。

 まあ全体的な話としては、先述の“うっかりさん”も含めて正直微妙だったけどさ。

 だって、各ヴィランを倒して捕獲して、元の世界に送り返せばいいのに、なんか元の世界に戻したら死んじゃうから⋯⋯とかいって治療し始めるんだよね。おいおい、そんなことしてる場合じゃないやろがい。

 そんな悠長なことしてたから、案の定グリーン・ゴブリンが暴走してめちゃくちゃに。いわんこっちゃない。

 そしてメイおばの悲劇⋯⋯。ゲーム版でも死亡してたから、死すべき運命のキャラではあるんだろうけど、今回は完全に人災っつーかピーター・パーカーのせいやんけ。なんか感動的なはずなのに、「オマエのせいやんけ!」という感情しか湧いてこなかったわ。

 そして最後の決断も、苦渋の決断っぽくなってるけど、ぶっちゃけ最初っからドクター・ストレンジさんの邪魔しなければよかったんじゃないですかね?

 と、脚本的にはかなり無理があってイマイチだったけど⋯⋯まあヴィラン&スパイダーマン大集合のお祭りだからええかの精神。完全に、夏休み東映特撮映画のソレなんだよな⋯⋯。

『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の感想は次回につづく


 過去作振り返るだけで超長くなったので、新作の感想は次回!

 さーて、来週のスパイダーマンは~?

・有機100%(糸)
・タンクを駆りし小太りおばちゃん。完全に『野狗子』
・それにしてもこのオッサン(パニッシャー)、ノリノリである

 の三本です! んがぐぐ。

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