三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。
何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。
そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります! 今回は、日本ファルコムが1992年に発売したアクションゲーム『ぽっぷるメイル』を紹介します。
何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。
そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります! 今回は、日本ファルコムが1992年に発売したアクションゲーム『ぽっぷるメイル』を紹介します。
『ぽっぷるメイル』とは
本作は、1991年12月にPC88用として日本ファルコムから発売された、アクションRPGです。当時の日本ファルコムにしては珍しく、ポップで可愛らしい雰囲気の世界観が特徴で、お金の亡者であるエルフの少女・メイルを主人公に、(己の欲望に忠実な)大冒険が描かれていきます。
アクションは『イース』のようにシンプルで、体当たりで攻撃していくのですが、仲間キャラクターのタットやガウに切り替えることで、魔法での遠距離攻撃なども可能でした。
本作の思い出としては、軽快なアクションが楽しかったというのもあるのですが、やはりキャラクター! 主人公のメイルが、まぁ可愛かったんですよ。
ゲーム中ではデフォルメされたキャラクターですが、イベントなどのグラフィックではけっこう露出が高い衣装で、意外にセクシーでした。
この衣装、いわゆるハイレグアーマーという奴で、とても身体を守っている防具とは思えない露出度。このイベントグラフィックを見たいという下心丸だしで、ひたすらゲームを進めていました。
今思えばキャラクターゲームのはしりで、ゲームというよりキャラクターに入れ込んでいた作品。ちなみにメイルはエルフなのですが、当時ファンタジーRPG大好きで、とくに『ロードス島戦記』のディードリットが好きだったので、それも琴線に触れたのかも。
さらにのちのPC98版ではメイルが着替えている場面がパッケージになっており、なかなかのインパクトでした。ちょっと作風の違う、大人っぽいイラストでしたが、内容は同じなのにこのパッケージのために買ったのも1つの思い出(笑)。
その後メガドライブやPCエンジンなどにも登場したのですが、その都度時代にあわせてか、パッケージのイラストタッチも変わっていきました。これだけ変わったゲームも珍しいのではないでしょうか。ちなみに個人的には、今でもPC88版のパッケージのイラストが至高だと思います!