iOS/Android用アイドルマネジメントRPG『IDOLY PRIDE(アイドリープライド/アイプラ)』。
“アイプラ感謝祭”を記念して、2024年4月21日(日)に都内にて『アイプラ』の裏側に迫る“マネージャーミーティング”が開催されました。
“アイプラ感謝祭”を記念して、2024年4月21日(日)に都内にて『アイプラ』の裏側に迫る“マネージャーミーティング”が開催されました。
🌟マネージャーミーティング開催📝
— IDOLY PRIDE アイドリープライド(アイプラ)|ゲーム好評配信中 (@idolypride) March 26, 2024
4/21(日)オフラインでのファンミーティング開催決定!
石谷春貴さんとアイプラの裏側に迫ります!
参加申込フォーム
▶️ https://t.co/eVhv20DYqG
詳細はゲーム内お知らせをご確認ください✅#アイプラ生放送 pic.twitter.com/Gp0gHcEdwt
この記事では、『アイプラ』が大好きで毎日欠かさず0時にログインするライター「ことめぐ」が、本イベントの内容をマネージャー(『アイプラ』ファンの呼称)目線を交えながらレポートしていきます。
まさかの開発スタッフも合流。「自己紹介」でマネージャー同士の交流を深めたオープニング
本イベントはオフライン開催で、事前に応募した中から抽選で当選した約50名のマネージャーのみなさんが招待されました。
イベント中はマネージャーのみなさんを4人ずつに分け、A~Lまでの12グループ化して進行。
入場時にグループ分けされ、会場内では同じグループになったマネージャーさん同士で挨拶を交わす姿が見られました。中には「就活みたい……(苦笑)」「緊張する」と困惑する方も。
イベントスタート数分前には、ゲームやアニメでマネージャー役を務める声優・石谷春貴さんによるイベント注意事項のアナウンスが流れ、会場内は一気にテンションアップ。
初のマネージャーミーティングということで石谷さんもとても緊張しており、アナウンスを少し噛んでしまうと会場からは笑いが。そのおかげで緊張が走っていた会場が一気に温まりました。
最後に会場にいる全員で「星見プロのアイドル達をもっと輝かせる為にマネージャーミーティング、頑張るぞ~! えいえい!」「GYO! GYO!」という掛け声で気合い入れ。
14時ちょうどになると、アイプラ生放送の時のように『サヨナラから始まる物語』のインストが流れ始めイベントがスタート。
まずは本日の進行役として、QualiArts全体の広報を務める・ゴーさん、続いて石谷さんが登壇しました。
まずは生放送の時のように本日のラインナップを紹介。
すると、そこには“自己紹介&交流タイム”と書いてあり、会場からはどよめきが。
さらに石谷さんから驚きの発言が。なんと「今日のイベントは、みなさんの座っている各テーブルに『IDOLY PRIDE』の開発に携わっているメンバーもそれぞれ一緒に座って進めていきます」とのこと。
それを聞いたマネージャーさん達は「えぇっ!?」とプチパニック状態。
石谷さんの「みなさんお入りください!」という掛け声で、シナリオ進行管理、デザイナー、エンジニア、イラストレーター、3D進行管理、スクリプター、開発進行管理、開発プランナーなど計12名が入場。
スタッフのみなさんがそれぞれ指定のグループに着席し、そのままグループごとに20分間の“自己紹介タイム”がスタートしました。
イラスト、恋愛ゲーム、エイプリルフールのこだわりがすごすぎた…! スライドの作り込みも半端なかった“アイプラ開発秘話 3連発”コーナー
自己紹介で緊張がすっかりほぐれた様子のマネージャーさんと開発スタッフのみなさん。
場も温まったところで、開発スタッフによる“アイプラ開発秘話 3連発”のコーナーがスタートしました。
生放送やSNSでも未公開だった『アイプラ』の運用や開発についての特別な裏話を3つ公開していくというなんとも嬉しい内容。
1つ目の裏話はイラスト秘話。
ここからは開発スタッフが直接解説するとのことで、イラストレーターのなかむらさんが登壇されました。
今回なかむらさんが公開してくださったイラスト裏話は2本。
まずは「あの衣装にはあんなデザインがあった! 未公開衣装デザイン初公開」というお話から。
続いて“シチュエーションイラスト構図違いラフ公開”のコーナーへ。
シチュエーションイラストは、アイドル達の特別な場面を切り取ったもので、普段は見られない一面やアイドルの関係性を描くイラスト。そのため、他の通常イラストと違い、ラフの印象も大きく異なるそうです。
なかむらさんは「月ストのイラストは今まではかっちりとした黒のテイストが多かったので、サニピの『a.k.a.サニポップ』の“ストリート”という方向性との対比で、ゆったりした白ワンピイラストにしました」とコメント。
最終案は「ゆったりとしたシチュエーションの中でも、月ストの性格がより個性が出ていたり、天使と悪魔要素が“萌え”だなぁ」ということが決め手になったそうです。
次に紹介されたのは、今年3月に登場した琴乃と麻奈のイラスト“回り巡る淡い日々”のラフ(実装イラストは右下)。
麻奈が琴乃のことを大好きな気持ちと琴乃の素直になれない気持ちにフォーカス。ラフだと「琴乃のツンが強すぎると感じたため、より表情を丸めに調整。どうしたらいいか分からないという感じの琴乃をイメージして丸めな表情に」。
最後にシチュエーションイラスト“負けない輝き”が先行でお披露目。ゲーム内には4月24日12時に新しく追加されています。
2つ目の裏話は『もし恋』の開発秘話。
『もし恋』とは、2023年5月に『アイプラ』のゲーム内に登場した星見プロのアイドルが本人役として登場するゲーム内の恋愛ゲーム。
みなさんが星見プロのマネージャーとして、アイドルが出演する恋愛ゲームのテストプレイをするという設定で遊んでいくコンテンツです。
この発表では、開発スタッフとしてプランナー・きざ氏さんが登壇。画面に映し出されたスライドを見て、マネージャーのみなさんからは「おぉ!!」との声が上がりました。
なんとスライドが『もし恋』のゲーム画面と同じく鍵が掛かっているようになっており、とんでもないこだわりっぷりだったんです。
石谷さんも「鍵かかってるじゃないですか! こだわりすぎだよ!」と驚きの声を上げたほど(笑)。
ぜひこのセッションはこだわりの詰まったスライドにも注目しながらご覧ください。
まずは『もし恋』の始まりについて。
定期的に開催されるユーザーアンケートで様々な声をもらう中で、定番の意見として「アイドルと親密になりたい!」という声を数多く貰っており、開発チームとしても、いちユーザーとしても「アイドルとよりもっと親密になりたい!」という議論を重ねていました。
ですが『アイプラ』はあくまでアイドルゲーム。アイドルとマネージャーの距離感、世界観を大切にしたいけどどうしよう……と悩んでいたところ、「“ゲーム内ゲーム”として作ることができればいいのでは?」ということで話が収まり開発に至ったそうです。
ここからは『もし恋』のこだわりポイントを紹介。まずはタイトル画面について。
タイトル画面は、恋愛ゲームにおける「実家の玄関」だと熱弁するきざ氏さん。はじめから、つづきから、そしてエンディングから戻った時も必ず通る画面なので最大限作り込んだとのこと。
BGMもヒロインとの思い出に浸れるようにしたという驚きのこだわりっぷり。
最後の裏話は“エイプリルフール2024開発秘話”ということで、開発進行管理のおかぴさんが登壇されました。
今年のエイプリルフールのネタとして、魚魚っとさんが“魚見プロ”の新社長に就任し、魚魚っとさんの楽曲やグッズを出したり、ライブやホームに登場しました。
このコーナーではそのキャンペーンの開発秘話やこだわったポイントを紹介していきます。
今年のネタはなんとまずはオリジナルグッズの案が出たところからスタートしたそうで、マネージャーのみなさんと石谷さんからは「え!? グッズから!?」との声が上がりました。
例年4月1日は「ゲーム内で想像を超えるようなこと」をしていましたが、今年はゲーム内だけではなく「ゲームの外でも想像を超えられるようにしたい」という思いがあり、「ゲーム内のグッズが販売されたらおもしろいよね」ということでこちらの案が生まれたと、おかぴさん。
そして、ストーリーとおもしろさを届けるために、今まであまり触れられてこなかった意外性のある魚魚っとさんを中心に、ストーリーを展開することになったとのことです。
続いて、おかぴさんが各チームに聞いたこだわりポイントをご紹介。
ここからはマル秘エピソードを公開!
次は“Q&A マネージャーからの質問に答えます”へ。
イベントに応募した際に募集した質問内容を運営さんが答えていくというコーナです。その中から一部を抜粋してご紹介します。
石谷さんへの質問もあり、この場でお応えいただくことに。
「アニメのアフレコで印象にのこっているころはありますか?」という質問には、「アニメはコロナ禍で分散収録だったんです。みんなで一緒に録りたいと思いつつも、1人1人が時間を掛けられるというのもあって。
そんな中、とある役者さんがセリフを上手くできなくて、悔しくて泣いていたんです。泣いている様子を見て、あぁ、それだけこの作品に掛けているんだなと思ったことがありました。
僕は新人時代に悔しい思いをした時、泣くということができなかったんです。なので、そういう風に泣くことができるのは羨ましいなと思ったんです。
ここはどうしたらいんですか? とは聞かれないんですけど、会話の中でいいと思うよとコミュニケーションをとったりしていました。
そんなアフレコ現場を見ていたから、ステージで堂々としたパフォーマンスしている様子を見るとね……! もうお父さんみたいだな(笑)。アニメは根幹になる部分が多かったので思い出がすごく多いです」と、たっぷりで語ってくださいました。
次は「お気に入りのシーンがあれば教えていただきたいです!」という質問。
「個人的には麻奈のシナリオでは……くっつけよ!! って思う瞬間が多いです(笑)。麻奈のイラストは全部持ってるんですけど、バレンタインのお話はその後の話も含めてすごく印象に残ってます」と回答しました。
10分間の休憩を挟み、その後は“激ムズ!? アイプラクイズ!”コーナーへ。チーム対抗でかな~り難しいクイズに挑戦していきます。
全5問で、1問正解につき10ポイント。5問終えて1番ポイントが多いチームが優勝です。
そして、1位のチームにはマネージャーミーティング特製デザインの色紙に、石谷さんのサインが入った色紙をプレゼント!
1問目は“長瀬麻奈がデビューしたのは何月何日でしょうか?”。
1問目から会場は「あぁーーーーーっ!?」と大混乱の様子(笑)。90秒の間にチームで相談し、回答をiPadに書き込んでいきます。
他にはこんな質問が。みなさんもぜひ考えてみてください!
クイズで頭を使ったあとは、ゆっくりまったりの“自由歓談”コーナーへ。
ここでは2つのチームを合体し、それぞれの席に座っているスタッフ2人が『アイプラ』のゲームのどこを担当したかを含めながら自己紹介をし、その後は自由に質問などをしていきました。
「アニメの裏話は?」という質問には、「コロナ禍でフェイスシールドを付けて音響監督さん達とやっていたけど大変だった」とシナリオ進行管理のスタッフさんが答えたり、イラストのスタッフさんは「アイドルの見せ場を考えながら描いている」、マネージャーさんの「衣装はリアルライブを想定して作っているのか?」という質問に「初期の頃に携わった人によると、リアルでも作れるようなものを作ろうという話になっていたそうです。声優さんが着れるようにすごくこだわっていたらしく、特に初期衣装はそうなっている」と答えるスタッフさんなど、とても濃い会話が交わされていました。
楽しい時間もあっという間で、いよいよ最後のコーナーに。ラストは“ココダケ情報! IDOLY PRIDE最新情報”。
以前のアイプラ生放送でも発表された3周年アップデートとして、アイドルと交流できる新機能、ホーム画面がさらに進化するという2点に加え、ココダケ情報として“グッズ機能”が発表されました。
約3時間に渡ったマネージャーミーティングもついに終わりの時間に。最後にMCのお2人からマネージャーのみなさんに締めのご挨拶。
ゴーさんは「最初はド緊張してしまいましたが、本日会場にお越しいただいたみなさんや石谷さんの支えがあって素敵なミーティングにすることができました。本当にありがとうございました。今後も宜しくお願い致します」。
石谷さんは「今日は司会として立たせていただいたのですが、みなさまが一人ひとり頷いてくださって、それが嬉しくて。しかもこんなに近い距離で開発スタッフさんとお話できるイベント、12年間声優をやってきて見たことがないです(笑)。
収録の度にご一緒したスタッフさんとお話するのですが、みなさんが楽しみながら作っているのが伝わってくるんです。というのも、みなさんが支えてくださっているからだと思っています。
同じ好きで繋がっている仲間として、今日みなさんとこの会場の一員としていられたことがとても嬉しかったです。有難うございました!」と『アイプラ』への愛を込めてコメント。
初のマネージャーミーティングのレポート、いかがだったでしょうか。
イベントが始まった頃は司会のお2人、マネージャー、開発チームのみなさんから、ものすごい緊張を感じました。ですが、約3時間という長い時間を通しそれぞれが交流を深め、途中からは会場があたたかい空気に変わっていました。
今回のマネージャーミーティングを通して、マネージャーさん達の『アイプラ』への愛はもちろん、開発スタッフのみなさんの愛、こだわり、丁寧さ全てを肌で感じられ、こんなにも制作陣が『アイプラ』を愛しているからこそ、とてもよいゲームが生まれているのだなとという確信に繋がりました。
そして、今回は当選した約50名のみの参加でしたが、可能な限り参加したいマネージャーさん達に順番ずつ参加してほしい! と切実に思いました。
Q&Aコーナーにて「今後もオフラインイベント開催は考えていますか」という質問があり、「今後もマネージャーのみなさまと交流できる機会を設けていきたいと考えています」と回答がありましたので、今後の開催に期待したいですね。
今回のレポートを見て気になった方は、ぜひ次回があれば参加してみてください!
6月24日には、いよいよ3周年を迎える『IDOLY PRIDE』。
マネージャーのみなさん、開発チームの絆がより固いものになったタイミングで迎える3周年は、きっと今までより素晴らしい1年となることは間違いないでしょう。