『お気楽領主の楽しい領地経営』っていうゆるい作品タイトルにいい意味で騙された!
はい、隙あらば大好きな領地経営作品をピックアップしたくなるいつもの私です!
今回紹介するお気楽領主さんは公爵家4男のヴァン君。実家から見捨てられた彼が、僻地の領主を任され大活躍するというコミックなんですが、読めばわかる通りこの作品めっちゃ王道なんですよね。
追放、チート能力、荒野の開拓、仲間たちと汗水流して築く友情、優しいスローライフ……そこには領地経営フェチの私が求めるものが全部入っていて、とてつもない満腹感を味わえました。
その上でショタ味あふれるヴァン君のかわいさや、お気楽っぽいタイトルにそぐわないバトルシーンの熱さなど加点要素も山盛り♪
フィギュアスケートでいえば基礎の演技を完璧にこなした上で、さらにテクニカルなボーナス技を入れまくってクルクルしてる勢いですよ!? ゆる~い作品タイトルにいい意味で騙されましたねこれは。
単なる荒れ地にヴァン君の力で巨大な城郭が築きあげられていき、それが大国の政治すら揺るがしていくワクワク感。みなさんの心にも眠っている少年的ロマンを呼び起こしてくれますよ!
『お気楽領主の楽しい領地防衛』あらすじ(商品ページより)
追放された辺境で人生謳歌します!
公爵家四男のヴァンは二歳にして“神童”と称される少年だった。孤独に過ごした前世の記憶を持つ彼は、貴族至上主義の世界で誰とも分け隔てなく接し、多くの笑顔に囲まれて過ごすうち……
「このまま楽しい人生を謳歌しよう!」
そんな夢を見ていたが、八歳に授かった『生産魔術』により一変。攻撃魔法こそ至高と考える父に失格の烙印を押され、名もなき貧しき辺境の村に追いやられてしまう! ところが――
「楽しく暮らせる僕好みの場所にしてやる!」
追放された少年貴族のお気楽領地運営ファンタジー開幕!
恩頼ネオン:電撃オンラインのライター。異世界ものって本当にいろいろあって飽きないね!