モンストスピンオフ『キュビスタ』ストーリーまとめ15：第五章 天界の惑星 1話“天使のお迎え”～5話“シェリダーの暗躍”（ネタバレあり）【キュービックスターズ】

文：電撃オンライン

公開日時：2024年06月16日(日) 10:00

最終更新：2024年06月17日(月) 16:34

　2024年5月27日にサービス終了を迎えた全方位にハマる! ギリギリアクションRPG『キュービックスターズ（キュビスタ）』。そのメインストーリー集をお届けします。

　この記事では、第五章“天界の惑星”1話“天使のお迎え”～5話“シェリダーの暗躍”を掲載します。

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ストーリーまとめ

第五章 天界の惑星 1話～5話

1話 天使のお迎え

ホームズ：みんな見てごらん。そろそろ地上が見えてくるよ。

パンドラ：新しい星の姿ドラ～！　どんなのかな～♪

ソロモン：この星は荒野が多いみたいね。

ロビンフッド：どうやらもう少し離れた場所に生き物の反応があるみたいだ。

ノストラダムス：行ってみるダムス～！

ロビンフッド：……ん？　こっちの反応は……。

ソロモン：どうしたの！？

ロビンフッド：どうやら攻撃を受けているらしい。囲まれてるぞ。

パンドラ：まだ着陸もしてないのにピンチドラ～！？

ノストラダムス：なんとかしないと撃墜されちゃうダムス～！

ホームズ：……おや、この信号は……？　通信みたいだ。繋いでみるよ。

？？？：――聞こえますか。もし聞こえていたら応答してください……！

ソロモン：この声って……もしもし！　こちらの船が襲われていて――！

パンドラ：とっても大変ドラー！

？？？：……わかりました……！　こちらからすでに応援を向かわせています。すぐに合流しますから、それまでなんとか耐えてください……！

ホームズ：どうやら通信先の相手は私たちに味方してくれるみたいだね。

ソロモン：とにかく、今は私たちだけでなんとかしないと！

パンドラ：船から出て迎撃するドラ～！

ロビンフッド：緊急着陸だ！　衝撃に備えろ！

ノストラダムス：船が着陸したらすぐに出撃ダムス～！

2話 世界を守護する者

ロビンフッド：チッ……！　キリがねぇな！

ノストラダムス：数が多すぎるダムス～！

ソロモン：この攻撃は……！

？？？：……間に合ったみたいなの。

？？？：天界DJサンダルフォンと、お姉ちゃんのメタトロン！　ビナー様の命で、あなた達を助けにきたよ！

ソロモン：やっぱり、さっきの声はビナーだったんだね！

ロビンフッド：知り合いか？

パンドラ：お友達ドラ～！

ソロモン：でもこの世界では初対面になるんだよね……。

パンドラ：別の世界のビナーでも、きっと仲良くできるドラ～！

ロビンフッド：なんにせよ、この二人を信用しても良いってことだな。

ホームズ：ところで、さっき私たちに襲いかかってきたのは何なんだい？

メタトロン：あれはクリフォトの樹の眷属なの。

サンダルフォン：クリフォトの樹は世界を滅ぼそうとしてるんだ。

サンダルフォン：クリフォトの樹は大昔に、天界が消滅させたらしいんだけど、さっきの眷属はその時に大量に観測されたんだって。

メタトロン：当時、クリフォトの樹は、世界中に厄災を振りまいたとされているなの。

メタトロン：今の状況を踏まえると、恐らく……クリフォトの樹が復活しようとしている可能性が高いなの。

ノストラダムス：それは、とっても大変ダムス！

サンダルフォン：私たち天使は、またクリフォトの樹が復活しないようビナー様と一緒に、調査を進めているんだ！

メタトロン：ついてきて……天界を案内するなの。

パンドラ：わかったドラー！

3話 天界の指導者

メタトロン：ここが司令室なの。

サンダルフォン：失礼がないようにね！

ビナー：皆さん、よくぞお越しくださいました。私たちは異星からの来訪者であるあなた方を歓迎いたします。

ロビンフッド：星を越えて来たとわかってるのか。説明が省けて助かるな。

ソロモン：助けてもらってありがとうございます。私たちは友人を探してこの地にやってきました。

ビナー：そうなのですね……。ですが今、天界は未曾有の厄災に見舞われています。本来であればご協力してさしあげたい所ですが……。

ホームズ：厄災？　それはさきほど私たちを襲ってきた、クリフォトの眷属とやらと関係があるのかな？

ビナー：……クリフォトの樹のことはサンダルフォンとメタトロンが説明してくれたようですね。

ビナー：現在、この地ではクリフォトによる『厄災』がいくつも発生しています。

ビナー：それを放置すればクリフォトが復活し、この世界は破壊と絶望に包まれてしまう……なんとしても止めねばなりません。

ビナー：大天使長たちに各地の厄災を封印してもらっているのですが未だ手が足りておらず……。

パンドラ：なら私たちが手伝うドラ～！

ロビンフッド：俺たちも少しぐらいは腕に自信があるぜ。

ビナー：……よいのですか？　みなさんにはこの地の問題に関わる理由はないかと思いますが……。

ノストラダムス：助けてもらったお礼ダムス～！

ソロモン：困った時はお互い様だしね！

ホームズ：どうやらこの星でも退屈することはなさそうだ。

ビナー：……ありがとうございます！

ソロモン：気にしないで。私たちは何をすればいいのかな？

ビナー：実は新たに生じた厄災があります。

ビナー：紹介します。彼女はカマエル。サンダルフォンやメタトロンと同じ、大天使長の一人です。

ビナー：カマエル。みなさんと共に厄災のもとへ向かい、封印をお願いします。

カマエル：わかりました。絶対に止めて見せます！

ビナー：お願いします。

ビナー：サンダルフォン、メタトロン。あなたたちはこちらへ。次の任務についてお伝えします。

サンダルフォン：はーい！　私たちにお任せ！

メタトロン：カマエル、あとはよろしくなの。

カマエル：……よし！　じゃあ早速出発しよう！　詳しいことは向かいながら話すよ！

4話 幸福を奪う物

カマエル：こっちこっち！

ソロモン：敵の数が増えていく……。今ってどこを目指してるの？

カマエル：こいつらが集まっていく厄災の中心だよ。厄災の中心部には、クリフォトが周囲から力を吸収する器官が発生するんだ。

カマエル：それはクリフォト・リアクターって呼ばれてて、周囲にある人々の幸福を吸い取るから、周りが不幸になってしまうんだ。

ノストラダムス：じゃあそのリアクターをなんとかしなきゃダメって事ダムス？

カマエル：そうだね！　それを封印するのがこれさ！

ソロモン：これは？　何か不思議な力が込められてる気がするけど……。

カマエル：ビナー様が力を込めた護符だよ。これをリアクターにかざすことで、その力を封印することができるんだ！

ホームズ：つまり、厄災の中心にたどり着けばいいということだね。

カマエル：その通り！

ロビンフッド：しかし数が多いな。さっきから倒しているが、やつら一向に減る気配がないぜ。

カマエル：そうなんだ……。数が多くて、今も他の天使たちが各地で対応してるけど、全然間に合ってないんだ。

パンドラ：大変ドラ……。

カマエル：これまでは、こんな一斉に厄災が発生することなんてなかったんだ。今回に限って一度に出てきたせいで対応が間にあってないんだよ。

ホームズ：なるほどね。今回は異常事態ということなんだね。

カマエル：そういうこと！

カマエル：……あ！　あそこだ！　あれがリアクターだよ！

カマエル：あれを封印すれば……。

カマエル：くっ！？　なんだ！？　この力は……！？

？？？：この世界は――空虚と退屈に満ち満ちている……。

カマエル：お前は……！？

？？？：遅かったね。……そして君たちは間違えた。

？？？：ここには天界の総戦力で来るべきだったよ。……あるいは。

カマエル：ぐっ……！？

？？？：――来るべきでは、なかった。

ロビンフッド：……チッ。囲まれてるな。

ホームズ：クリフォトの眷属だね。どうやら彼女がアレを操っているらしい。

ノストラダムス：あんなブロック、やっつけてやるダムス～！

？？？：意味ないけど……ね。

拒絶する者

カマエル：みんな、ザコは任せたよ！

カマエル：うおおおお！

カマエル：これはっ……！？

？？？：……こんなものか。

カマエル：ぐわっ！？

ソロモン：カマエル！

？？？：期待外れだな、天使よ。そのような攻撃で我が盾は打ち破れぬ。

カマエル：何モンだ……！　お前ら！

？？？：我が名は、シャラクゥ……。

シャラクゥ：……シェリダー様、ここはお任せを。

シェリダー：……いや、もういいよ。ちょうど、ここですべき事は終わったから。優先するのは、別の場所。

シェリダー：もうすぐ、クリフォトの樹の復活をもってこの世界は拒絶される。そして訪れるのは、緊張と混乱に彩られた闘争の世界。

シェリダー：……シャラクゥ。きみは次の厄災へ。ここの力はあたしがクリフォトの苗に繋いでおくから。

シャラクゥ：はっ……。

カマエル：クソ……！　待て！

ロビンフッド：おっと、深追いするなカマエル。

ノストラダムス：ブロックに囲まれてやられちゃうダムス～！

ホームズ：幸い、リアクターがなくなったせいか動きが悪くなっているみたいだ。攻勢をかけるなら今だね。

カマエル：……わかった！　まずはこいつらを大人しくさせてやる！

5話 シェリダーの暗躍

カマエル：ビナー様！　ただいま戻りました！

？？？：おかえり。カマエル。

？？？：無事で何よりです。

カマエル：ラミエル、ザドキエル！　二人も戻ったのか。

ビナー：先行して向かったウリエルたちはまだ戻っていませんが、サンダルフォンとメタトロンも戻ってきていますよ。

ビナー：……さて、カマエル。何があったか報告をお願いします。

カマエル：はい……。クリフォトリアクターが持ち去られました。奴らはシェリダーという者の指示で動いているようで……。

ビナー：シェリダー……！　……そうですか。

ラミエル：シェリダーって何者なんですか？　ビナー様。

ビナー：……シェリダーは、クリフォトの樹を崇める者の一人です。

ビナー：彼女たちはクリフォトの苗木を育て、復活へと導こうとしています。

ザドキエル：では今引き起こされている厄災の連鎖は、シェリダーの暗躍によるものということでしょうか？

ビナー：おそらく、その可能性が高いでしょう。

ビナー：シェリダーたちは連鎖的に厄災を引き起こし、短期間でのクリフォトの復活を企んでいると思われます。

ビナー：厄災は異常な速度で拡大している……すぐに攻勢に転じなくては。

ビナー：――私も出ましょう。

ザドキエル：ビナー様が……！？　しかしもしビナー様の身に何かあっては――！

ビナー：クリフォトが復活してからでは手遅れになります。戦力を集結させ、解決を図りましょう。

パンドラ：なら、私たちも手伝うドラー！

ビナー：……ありがとうございます、みなさん。みなさんが協力してくれるのは、とても心強いです……！

ビナー：厄災が観測されたポイントは4箇所です。我々は分かれて対応しますが、みなさんはどうされますか？

ロビンフッド：話を聞くに、今回は俺たちもバラバラに分かれた方が良さそうだな。

ラミエル：厄災が起きている所にはウリエルやミカエルたちが先行してるから、現地で合流できればいいんだけど……。

ホームズ：リソースが限られている以上、何かあっても対応できるように戦力は均一化しておいた方が良さそうだね。

ノストラダムス：よくわかんないけど、みんな別れて一斉攻撃ダムス～！

ビナー：さっそくですがみなさん、出発の準備を。それぞれの健闘を祈ります……！

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