アニメ制作会社のガイナックスは、東京地方裁判所に会社破産の申し立てをおこない、受理されたことを公式サイトで発表しました。
アニメ制作会社のガイナックスが会社破産を報告
アニメ制作会社のガイナックスは、5月29日付で東京地方裁判所に会社破産の申し立てをおこない、受理されたことを発表しました。
同社は1984年の設立以来、アニメーション制作やゲームソフトの制作販売などを行い、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(※現在は株式会社カラーが著作権を保有)を手がけたことで知られていますが、2012年ごろから経済状態が悪化。
債権者でもある株式会社カラーの善意による支援のもと、経営陣を刷新するなど立て直しを図っていましたが、前体制時に積みあがっていた高額負債解消には至らなかったと説明しました。
2024年5月に債権回収会社から債権請求訴訟の提訴を受け、業務の継続は困難と判断し、破産の申し立てを行ったことを報告しました。
なお、ガイナックスが管理していた作品の今後の運用については、後日発表するとのことです。