EXNOAが運営する、DMM GAMESとf4samuraiが手掛けるiOS/Android/PC向けアプリ『コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ(ロススト)』は、新たなイベントストーリーとして本編とは違うルートを進んだ世界を描く“ルート・エンタングル”を公開しました。
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今回は谷口廣次朗プロデューサーにインタビューを実施。『復活のルルーシュ』『奪還のロゼ』を描く第3部~第5部までについてや、新たに始まる“ルート・エンタングル”についてお伺いしました。
前編では第3部~第5部をどのようなコンセプトで描いたのかや、キャラクターの行動について詳しく解説をしていただきました。
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なお電撃オンラインでは2024年11月にも谷口Pへのインタビューを行っております。こちらも合わせて読むとより『ロススト』の深いところまで知ることができますので、まだ未読の方はこちらもぜひお読みください。
『復活のルルーシュ』を描く第3部で主人公はどう“復活”したのか【コードギアス ロススト】
――『ロススト』は間もなく4周年となります。以前インタビューさせていただいてから第3部、第4部、第5部が公開されていますが、改めて谷口さんが『ロススト』で『コードギアス』をどう描いているかお伺いしたいです。
『コードギアス』は『反逆のルルーシュ』から始まり、『奪還のロゼ』まで脈々と続く物語の中で世界はつながっています。そこに物語をゲームで表現するのであればこうだろうな、と想定して物語を作っていきました。
『ロススト』は裏側を描くのではなく、文脈と文脈の間にあるものを明確化していると考えています。そもそもアニメーションの中に入っているものをゲームにするにあたって、わかりやすくするのであれば、ここを広げるべきだなと感じた部分を描いています。
――3部では『復活のルルーシュ』にあたる部分の物語が描かれました。
もともと『ロススト』のテーマは『反逆のルルーシュ』のタイトルどおりで、主人公を通してルルーシュとプレイヤーが寄り添うことがコンセプトです。ルルーシュが復活するのであれば、主人公も復活することが第3部では必要だと考えました。第2部で復讐を終えた主人公は、第3部の冒頭では生きる目的を見失っている状態から始まり、そこから復活していく様子が描かれていきます。
――第3部ではそれまでに登場したキャラクターのその後が描かれる場面も多くありましたね。
平和になった世界で彼ら彼女らはこんな生活をしているだろう、という部分は描こうと思っていました。もともとは『復活のルルーシュ』を制作する際に、谷口悟朗監督に各キャラクターが『復活のルルーシュ』の時代ではどうなっているかというメモを作ってもらっていたので、それを元にゲームに入れ込んでいます。
――主人公は第3部でまた1つ成長したようにも感じました。
そう捉える方もいるかもしれませんが、主人公については過去の払拭や成長を描いているわけではないんです。主人公はCの世界でのクラリスさんとの出会いを通じて、自分にはできることが残っていることに気が付く。そのための物語としています。
――成長ではなく気づきというわけですね。
『復活のルルーシュ』編で意識したのは“行動の結果”です。誰かが行動したゆえに、それが他のキャラクターに影響を与えています。ナディラもカーリーの行動に影響され、主人公がカーリーを殺したがゆえに復讐に至るという、行動の結果が連鎖していきます。主人公は世界が平和になったものの、家族も何もかも失い、親友のルルーシュも失いました。何のために生きているのかを見いだせない状態になってしまったんです。
――ルルーシュが復活しなければ主人公もあのまま空虚に生きてしまっていたかもしれませんよね。
そこは連動させているところで、ルルーシュが復活することで主人公がその機会を得られるようになっています。ルルーシュがCの世界から精神を戻すことでCの世界でクラリスさんのこころのこりを感知する。そして、C.C.に主人公を連れていってもらい、残滓として残っていたクラリスさんと話すことができた。なので、主人公は成長したのではなく、やるべきことを思い出したということになります。
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――『ロススト』で『復活のルルーシュ』を描くにあたり、劇場版で描ききれなかった部分を加えるなどしたのでしょうか。
ここも描ききれなかったものを追加したというよりは、プロデューサーズカットという表現に近いと思います。谷口監督と大河内さんが作られた物語を原作とし、プロデューサーの視点からゲームにトランスレートするにあたって、ユーザーさんにお届けしたい表現をしているような感じでしょうか。
――谷口プロデューサーの色が出た『復活のルルーシュ』というわけですね。
色というよりは調整なのかもしれませんね。TVシリーズが2006年と2008年に放送され、2019年に『復活のルルーシュ』が劇場公開されました。その間にも多くの『コードギアス』コンテンツが展開されてきたものを、『ロススト』版の『復活のルルーシュ』では追加できたらと思っていたので。
ここも描ききれなかったものを追加したというよりは、プロデューサーズカットという表現に近いと思います。谷口監督と大河内さんが作られた物語を原作とし、プロデューサーの視点からゲームにトランスレートするにあたって、ユーザーさんにお届けしたい表現をしているような感じでしょうか。
――谷口プロデューサーの色が出た『復活のルルーシュ』というわけですね。
色というよりは調整なのかもしれませんね。TVシリーズが2006年と2008年に放送され、2019年に『復活のルルーシュ』が劇場公開されました。その間にも多くの『コードギアス』コンテンツが展開されてきたものを、『ロススト』版の『復活のルルーシュ』では追加できたらと思っていたので。
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――主にどういったところに違いがあるのでしょうか。
様々です。当然、主人公やサファイアなど『ロススト』オリジナル部分もそうですし、『双貌のオズ』や『外伝』といったコミカライズ、別メディアで展開したものの追加や、かつて開催した展示会の際に木村貴宏さんが描き起こしてくれたイラストの要素も取り入れています。ルルーシュの精神がいた鏡面のような世界がそうですね。
――劇場版では抽象的に表現された部分を『ロススト』では具体的に明言しているところもありましたが、意図があるのでしょうか。
『ロススト』では私がこういうふうに見てほしいと思った形で表現しました。ゲームのユーザーさんはアニメを見る方より若い方も多いので、もう少しわかりやすい表現にした方が良いという判断もあります。媒体の違いなども考慮して落とし込んでいる形です。
様々です。当然、主人公やサファイアなど『ロススト』オリジナル部分もそうですし、『双貌のオズ』や『外伝』といったコミカライズ、別メディアで展開したものの追加や、かつて開催した展示会の際に木村貴宏さんが描き起こしてくれたイラストの要素も取り入れています。ルルーシュの精神がいた鏡面のような世界がそうですね。
――劇場版では抽象的に表現された部分を『ロススト』では具体的に明言しているところもありましたが、意図があるのでしょうか。
『ロススト』では私がこういうふうに見てほしいと思った形で表現しました。ゲームのユーザーさんはアニメを見る方より若い方も多いので、もう少しわかりやすい表現にした方が良いという判断もあります。媒体の違いなども考慮して落とし込んでいる形です。
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前日談込みの大ボリュームで描かれる『奪還のロゼ』の第4部・第5部【コードギアス ロススト】
――続いては第4部、第5部についてお伺いしたいです。まずは『奪還のロゼ』を2つの部にわたって描くことにした理由をお伺いしたいです。
作中の年代の皇暦でいうと、『復活のルルーシュ』は2020年、『奪還のロゼ』は2025年の出来事になります。作品の間が5年も空いているので、当然作中の世情も大きく変わります。まずはそこの説明をする必要があると思いました。
ただ、『奪還のロゼ』本編と合わせると長くなりすぎてしまうため、第4部・第5部と分割して描くことにしたんです。『奪還のロゼ』編をやるのであれば、前日談にあたる第4部も欠かせなかったので。
――第4部でしっかりとルルーシュとC.C.が登場したのは意外でした。
第5部で『奪還のロゼ』を描くにあたり、『ロススト』があくまで、『反逆のルルーシュ』であることを意識しました。つまり、『奪還のロゼ』を描きつつも、主軸はルルーシュ=L.L.であり、ともに歩んできたマリオとマーヤということです。そのため、第5部ではロゼやアッシュがメインではるものの、きっちりとルルーシュ=L.L.を描くことに注力しています。
――ルルーシュやC.C.はどのような行動原理で動いているのでしょう。彼らが介入する事件や出来事に基準があるのでしょうか。
行動原理は、第3部で彼ら自身が言っていたように「ギアスの欠片」の回収です。彼らが介入するのは、ギアスやコードが関係する普通の人では、解決が難しい超常の事件です。第4部、第5部で中心となるのは、謎のギアスユーザーであるパイドパイパー。彼は子どもにしか効かない命令のギアスを使って、何かをしようとしていますが、それはユーザーさんにもまだ明かされいません。その謎を解き、パイドパイパーをしようとしていることをL.L.とC.C.は止めようとしています。それは、明確にパイドパイパーがギアスを使って行っていることが非人道的なことであり、平和に暮らそうとする人々に危害を及ぼすことだからです。
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――第4部、第5部で登場するソウマとフィーネについて。彼らを登場させた経緯をお伺いしたいです。
第4部のロストプラスワン編、第5部の『奪還のロゼ』編において、『継承』をテーマに据えています。例えば、神楽耶や天子、シュナイゼルらが超合集国をけん引し、世界を平和へと導きました。そして、超合集国は新しい代表たちに引き継がれていきます。黒の騎士団もそうですね。ゼロ、星刻、藤堂に続き、インディラが総司令を引き継いでいきますね。同様に主人公にも彼、彼女が歩んできて得たものを継承するキャラクターが必要だと考えました。
第4部のロストプラスワン編、第5部の『奪還のロゼ』編において、『継承』をテーマに据えています。例えば、神楽耶や天子、シュナイゼルらが超合集国をけん引し、世界を平和へと導きました。そして、超合集国は新しい代表たちに引き継がれていきます。黒の騎士団もそうですね。ゼロ、星刻、藤堂に続き、インディラが総司令を引き継いでいきますね。同様に主人公にも彼、彼女が歩んできて得たものを継承するキャラクターが必要だと考えました。
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――主人公から継承するのがこの2人というわけですね。
はい。主人公というキャラクターは出会いを通して、敵味方関係なく、多くのものを得た人間です。生きる目的や意味、そういったものを含めて。ですので、彼らが得たものを次世代の誰かに引き継ぐ。ソウマやフィーネ、ヴィナスといったキャラクターはそのために必要でした。
――役割的には次世代主人公のようになるのでしょうか?
いいえ。主人公はあくまで、マリオとマーヤという主人公です。ソウマたちの役割は「主人公から受け継ぐ」というものです。抽象的な言い方ですが、生き方や考え方といったものです。
フィーネのことについてもそうです。
――確かに驚きの展開でした……。フィーネがダールトン家というのも感慨深く、そして黒の騎士団と因縁深いものを感じます。
フィーネをダールトン家の養女と設定したのもそのためです。主人公がブリタニアへの復讐のために歩んできた道のりを見せるためにも、ブリタニアサイドで関わりのあったアンドレアス・ダールトンと近しい人物として登場させました。
――第4部、第5部ではアキトたちも登場しますが、『コードギアス』Project “To 20th”イベントでおっしゃっていたルルーシュたちと邂逅するキャラクターとは彼らのことだったのですね。
そうですね。アキトたちのことです。アキトたちの再登場を待つ人たちの期待に応えたかったという理由もありますが、それ以上に、アキト達が「ギアスに関わったことがある」という点が重要でした。『コードギアス』という作品には、ギアスやコードといった超常の要素が登場しますが、それらに関与しているキャラクターは実は非常に限られているんです。今回、L.L.とC.C.がパイドパイパーという超常の力に関係する人物を追う以上、そこに協力できるキャラクターとしてアキトたちが適任でした。
はい。主人公というキャラクターは出会いを通して、敵味方関係なく、多くのものを得た人間です。生きる目的や意味、そういったものを含めて。ですので、彼らが得たものを次世代の誰かに引き継ぐ。ソウマやフィーネ、ヴィナスといったキャラクターはそのために必要でした。
――役割的には次世代主人公のようになるのでしょうか?
いいえ。主人公はあくまで、マリオとマーヤという主人公です。ソウマたちの役割は「主人公から受け継ぐ」というものです。抽象的な言い方ですが、生き方や考え方といったものです。
フィーネのことについてもそうです。
――確かに驚きの展開でした……。フィーネがダールトン家というのも感慨深く、そして黒の騎士団と因縁深いものを感じます。
フィーネをダールトン家の養女と設定したのもそのためです。主人公がブリタニアへの復讐のために歩んできた道のりを見せるためにも、ブリタニアサイドで関わりのあったアンドレアス・ダールトンと近しい人物として登場させました。
――第4部、第5部ではアキトたちも登場しますが、『コードギアス』Project “To 20th”イベントでおっしゃっていたルルーシュたちと邂逅するキャラクターとは彼らのことだったのですね。
そうですね。アキトたちのことです。アキトたちの再登場を待つ人たちの期待に応えたかったという理由もありますが、それ以上に、アキト達が「ギアスに関わったことがある」という点が重要でした。『コードギアス』という作品には、ギアスやコードといった超常の要素が登場しますが、それらに関与しているキャラクターは実は非常に限られているんです。今回、L.L.とC.C.がパイドパイパーという超常の力に関係する人物を追う以上、そこに協力できるキャラクターとしてアキトたちが適任でした。
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――結末が変わるかもしれないというお話も少しありました。
はい。変わるかもしれません。ですが、現時点では詳細を言うことができないので、ご自身でプレイしてお確かめいただきたいと思います。1つだけお伝えしたいのは、アニメをそのままゲームに落とし込んでいるわけではないということです。ぜひ最後までプレイして読んでいただけますと幸いです。
はい。変わるかもしれません。ですが、現時点では詳細を言うことができないので、ご自身でプレイしてお確かめいただきたいと思います。1つだけお伝えしたいのは、アニメをそのままゲームに落とし込んでいるわけではないということです。ぜひ最後までプレイして読んでいただけますと幸いです。
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■インタビュー後編はこちら