HHKBは、伝統工芸の“輪島塗”の技法を用いて漆塗りを施した“黒漆のキートップ”を応援購入サイト『Makuake』で販売中です。
伝統工芸“輪島塗”による漆塗りを施した“黒漆のキートップ”の特長
『黒漆のキートップ』は、高性能キーボード『HHKB』シリーズ用のキートップです。
能登半島地震による被害に見舞われた、輪島塗(わじまぬり)を生業とする“大徹八井漆器工房(だいてつやついしっきこうぼう)”の復興を応援するため、実現したプロジェクトとなっています。
伝統工芸“輪島塗”の技法を用いた漆塗りが施されており、極上の質感と手触りが楽しめます。“輪島塗”は、抗菌性・吸湿性・耐久性に優れているため、キーボードにもぴったりなコーティング技術なのだそう。
特別な逸品となっていますので、ぜひチェックしてみてください!
IT「HHKB」と伝統工芸「輪島塗」の融合
時を遡り今から18年前の2006年、株式会社PFUは大徹八井漆器工房の協力を得て「輪島塗」(注1)を施したキートップを装着した「HHKB Professional HG JAPAN」(注2)を販売しました。
高級万年筆のボディにも使われる実績を持つ輪島塗は、抗菌性・吸湿性・耐久性といった特徴を兼ね備えており、キーボードのキートップにも最適なコーティング技術です。
キータッチに優れた高性能なコンパクトキーボードであるHHKBに、世界最高峰のコーティング技術である輪島塗をコーティングすれば、極上の質感と手触りを実現したキーボードができると考えました。
日本の伝統工芸とITの融合を図った「HHKB Professional HG JAPAN」は、圧倒的な質感と存在感、そして当時50万円(税別)(注3)の価格だったこともあり、全国ネットの報道番組などでも大きな話題となりました。
注1:本来、輪島塗の素地には「木」を用いるものですが、今回は特別に、大徹八井漆器工房のご協力を得て、PBT樹脂のキートップに「輪島塗の技法」を用いた「漆塗」を施しております。
注2:「JAPAN」は英語で「漆塗」の意味も表します。
注3:2007年にギネス世界記録より世界最高額のキーボードとして認定される
コラボレーション復活の経緯
今回の震災では、石川県内にある株式会社PFUも被災しましたが、幸い大きな影響はありませんでした。
皆様もニュースでご覧になったように、奥能登の想像を絶する被害を知り、18年前に大徹八井漆器工房とコラボした私たちは、工房の方々とご家族の安否が気がかりでした。
簡易トイレなど物資の提供で微力ながらに応援をしてきましたが、仮設工房で徐々に立て直し活動を開始したと聞き、少しでも復興前のような活動ができるよう今回のプロジェクト立ち上げに至りました。
商品詳細
●黒漆(くろうるし)のHHKBキートップについて
今回のコラボで、初めて黒色の輪島塗キートップを作成します。精製漆で何層にも塗り重ね、金粉を塗していきます。深い黒にちりばめられた金色が上品な色合いのキートップになります。
注1:本来、輪島塗の素地には「木」を用いるものですが、今回は特別に、大徹八井漆器工房のご協力を得て、PBT樹脂のキートップに「輪島塗の技法」を用いた「漆塗」を施しております。黒漆は、生漆に水酸化鉄を混ぜて高貴な黒色に発色させた漆塗です。
注2:画像は輪島塗を施す前のキートップセットです。
注3:キートップセットはお客様自身で付け替えをお願いします。