アトラスは、新作RPG『メタファー:リファンタジオ』と『ペルソナ3 リロード:Episode Aegis』を紹介する生放送番組“アトラスストーカー倶楽部2024 SUMMER”を、8月16日(金)19時より配信しました。
この記事では、番組内で公開された最新情報をお届けします。
アトラスストーカー倶楽部2024 SUMMER
『ペルソナ3 リロード: Episode Aegis』トークショー
今回の配信は『メタファー:リファンタジオ』と『P3R: Episode Aegis』合同試遊会の開催に合わせた公開生放送となる予定でしたが、台風7号の影響を鑑み、8/16(金)の開催は中止されたため、来場者なしでの配信となりました。
まず最初は、和田和久氏と嶋田あずさ氏、そして副島成記氏をゲストに迎え、『ペルソナ3R: Episode Aegis』のトークショーが行われました。
公開済みの『Episode Aegis』のPVが改めて流され、視聴者の期待も高まります。そして、あらかじめユーザーから寄せられた質問にゲストの3人が答えることに。
最初の質問は、『P3R』で戦闘服を一新したきっかけは?というもの。
副島氏は「『P3R』の新しさをどこで出すかという話になったとき、案として出てきたのが新戦闘服。最初は難易度高いな、大丈夫かなと否定的でしたが、島田のラフを見て行けるかなと思いました」と回答。
数え切れないくらい案を出したという嶋田氏は、「現代的で機能性のあるデザイン、実際に着て戦うリアリティのある戦闘服を考えるにあたって、警察や軍隊、消防隊などのお仕事服を大いに参考にしました」とのこと。
最終的にいくつかに絞ったものの決めきれなかったとき、副島氏に相談してアドバイスを受けたそうです。2人ともサバイバルゲームに詳しく、実際に銃などを扱ってホルスターや収納ポケットの位置をリアリティにあるものにするなど、参考にされたそうです。
次の質問は『Episode Aegis』の新キャラクター・メティスに関するもの。
デザインコンセプトを問われた副島氏は、ストーリーからデザインしたのでネタバレに……と前置きしつつ「フェイスガードは登場時に雰囲気出したかったから採用しました。可動ギミックを考えるのが好きで……」と答えました。
最後の質問は、『Episode Aegis』にもリロード本編のような追加会話はあるのかというもの。
和田氏はダンジョン内の会話を追加したが、作るのが大変だったと回答。状況やキャラ同士の関係性で会話を変えないといけないので、ゲーム進行からズレないようにその都度更新しているとのことです(全部聴くのは難しいかも、とも)。
質問コーナーを終えた嶋田氏は「オリジナル版からパワーアップできるように制作がんばりました。来月の配信を楽しみにしてください」と、副島氏は「かつて作ったものを改めてプレイしてもらえるのは嬉しいです。嶋田のデザインはくやしいほどカッコイイので、ご期待ください」とユーザーのみなさんへの感謝とメッセージを語りました。
合同体験会でプレイできるダンジョン探索シーンを実機でプレイする様子も紹介されました。
和田氏の解説によると、「アイギスは落ち着いて撃てば先制攻撃を取りやすい」とのこと。また、アイギスにも強襲アタックあり、「ダッシュしながら撃てば広範囲に弾をばらまくことができる」そうです。
そして、最後に関連情報の紹介も。
『Episode Aegis』のサントラやグッズ、コラボスニーカーなどが紹介されました。
また、ビレッジヴァンガードとのコラボも決定。オリジナルグッズが販売されることも発表されました。
『メタファー:リファンタジオ』トークショー
続いて、10月11日発売予定の『メタファー:リファンタジオ』のトークショーが行われました。
そして改めて副島氏がゲストとして登場。『メタファー:リファンタジオ』の開発が始まった経緯について、『ペルソナ5』が終わって何をやろうか、変わったものをやりたいと話しているうちに、ファンタジーをやろうと決まったそうです。
これまで手掛けてきた現代劇(『ペルソナ』シリーズ等)とは違ってファンタジーは一から世界を構築する必要があり、「キャラクターと世界観のデザインを両方やらないといけないので大変だった」とのこと。
それでもファンタジーは若い頃からずっと親しみ、描いていて大好きだったし、「今まで培ってきたものと合わせて新しいものをお見せできるのではないか」と考え、どうすれば自分たちの持ち味を違うジャンルで出せるかに注力したそうです。
そして、こちらでも視聴者からあらかじめ募集された質問のコーナーに。
『メタファー』のキャラをデザインするにあたって意識した点は?との質問に副島氏は、現代劇の場合は世界観がすでに共有されているが、ファンタジーでは全部一から魅せる必要があるため、情報を詰め込んでいる、空気ひとつとっても、汚れているのかいないのかも含めて観て欲しい、と回答しました。
『メタファー』の主人公には『ペルソナ3』の主人公の面影が感じられますが、何かつながりはありますか?という質問に対しては、「描き分けができていないだけです」と苦笑しつつ、好きな形状やデザインをしていくと似てしまう部分がある、関係性はありません、と回答しました。
そのうえで、意外に感情豊かな表情や、旅をするのが前提なので ファンタジーといえどあまりガチガチに鎧などを着込んでいない衣装デザインにも注目して欲しい、と語りました。
アーキタイプをデザインするにあたって、こだわった点は?との質問には、“英雄像”がテーマで、汚れだったり傷だったりを入れて、歴戦の兵(つわもの)らしい雰囲気や迫力が出るよう注意しています、と回答しました。
神経網なような模様が共通デザインとして入っているので、そのあたりにも注目して欲しいとのことでした。
最後に副島氏は『メタファー』の注目して欲しい点について、「世界のスケール感やデザインを観て欲しいが、システムやストーリーもすごい出来になっているので、期待して欲しい。UIに注力している心意気や、キャラクターの設定・物語の深さは今までのファンの方にも期待どおり満足していただけるはず」と語りました。
副島氏の退場後、新情報としてゲーム序盤のストロールの拡声=覚醒シーンが初公開されました。
そして、ゲームの実機プレイ&解説も。
ダンジョン攻略を進めつつ、本作の見所や魅力が改めて語られました。
最後に、ATLUS Exclusive『メタファー:リファンタジオ』エアールドツアー編が、8月29日(木)21時より配信されることが発表されました。
詳細は後日発表予定とのことなので、続報にご注目ください!
“アトラスストーカー倶楽部2024 SUMMER”配信概要
■出演
MC:
磯村知美さん
マフィア梶田さん
スペシャルゲスト:
和田和久 (『ペルソナ3リロード:Episode Aegis』プロデューサー)
嶋田あずさ(『ペルソナ3リロード:Episode Aegis』メインキャラクターデザイナー )
副島成記 ( 『ペルソナ3』『メタファー:リファンタジオ』キャラクターデザイナー)
※台風7号接近の予報を受けまして、お客様の安全を最優先に考慮し、本イベントの会場観覧は中止し無観客で開催いたします。
会場観覧を楽しみにしてくださっていた皆さまには深くお詫び申し上げます。