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マルチエンディングの和風ホラーアドベンチャー『お結び』はこの世とあの世の狭間“辺獄”を舞台に波瀾万丈な冒険が楽しめる【電撃インディー#767】

文:電撃オンライン

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 電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、Vaka Game MagazineがSteamで配信中の『お結び』をご紹介します。

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 なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

通学路が突然“三途の川”に!? 辺獄からの脱出を目指す和風ホラーアドベンチャー『お結び』


 本作は、この世とあの世の狭間である“辺獄”を舞台に、波瀾万丈な冒険が楽しめる和風ホラーアドベンチャー。元々はフリーゲームとして公開されていた『お結び』の完全版です。

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 主人公の“日向子”が通学路を歩いていると、ふとしたことから見慣れた河原が“三途の川”へと変貌してしまい、この世とあの世の狭間に迷い込んでしまいます。

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 家族のところへ戻りたい日向子は、そこで出会った奇妙な風体の色男“一茶”とともに、“この世”への帰還を目指すことになります。敵から身を隠し、ときには素早く逃げながら、慎重に先へ進んでいきましょう。

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 本作の魅力は、何と言っても世界観と雰囲気の作り込みです。

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 日本の古い風俗・文化、伝承があちこちに取り入れられていて、美しいピクセルアートで表現された妖しげな和の世界にどっぷり浸れます。浮世絵のような大胆な色使いもたまりません。

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 和風ホラー好きにはぜひ遊んでもらいたい作品となっていますので、プレイしてみてはいかがでしょうか。

和風ホラーゲーム『お結び』|OMUSUBI Trailer

『お結び』とは(Steamストアページより)


 『つぐのひ』『殺戮の天使』『被虐のノエル』などの、個人クリエイター発の名作ゲームを掲載してきたゲームマガジン主催の新人賞で、唯一の「大賞」受賞を与えられた、マルチエンディング型の和風ホラーアドベンチャー。

 和の魅力を活かした美しいピクセルアート表現によって、冥界の妖しい世界観に没入しながらも、この世とあの世の狭間での波瀾万丈な冒険を楽しめるホラーゲームです。

◆想定プレイ時間
クリアまで:約3~4時間
全ED分岐を回収:約6~8時間

ポイント


1:「和」のビジュアルの美しさ

 川瀬巴水の新版画などに影響を受けた、美麗な和のビジュアルのなかでゲームを遊べます。

 日本独自の「死」の世界観を楽しめる、浮世絵のように美しい風景や、歌舞伎のように大胆な幻想をお楽しみください。

2:和風ホラーの恐怖体験

 花魁屋敷や狐の嫁入りなど、日本の古い風俗や伝承を取り入れた演出のホラーを体験できます。

 主人公の女子高生・日向子と一緒に、ぜひ日本独特の「生と死の狭間」の世界における恐怖を味わってください。

3:「死」を巡るマルチEDの物語

 本作は、作者が自分の親族の「死」に直面して、衝動的に制作が始められました。

 人生の「取りかえしのつかなさ」や「かけがえのなさ」、「人との結びつき」について、日本の小さな町の何百年にも及ぶ人間と神の「愛」の物語を通じて、いくつもの分岐ルートを辿って体験できます。

 作中は、作者自ら描いたスチルイラストや2Dアニメーションも、随所で挿まれます。

ストーリー


 遠い、遠い過去の記憶――森の中で泣きわめいていた日向子は、浮遊する不思議な存在から「お結び」を渡され、そして……。

 時は流れ、高校生になり平穏な日常を送っていた日向子。

 だが、ふとしたことから彼女の通学路は、不気味な場所へと変貌し、見慣れた河原は、「三途の川」へと姿を変えてしまった!

 日向子が向かう川の先にあったのは、この世とあの世の狭間、辺獄。彼女が出会うは、奇々怪々な化け物の群れ。

 なおも進む少女の眼に映るは、天界の不可思議なことわり。

 奇妙な風体の色男・一茶と、謎めく屋敷の奇ッ怪陋劣な仕掛けを潜り抜け、果たして少女は家族の待つ“この世”へと……無事に帰還できるや否や?

 ゲームマガジン主催の新人賞で、唯一の「大賞」受賞となり絶賛を浴びた、和風ホラーゲームが遂にSteamに登場。



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