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【オーバーロード展レポート】シャルティア椅子に座れ、氷漬けになった●●になりきれるフォトスポットなど、濃密な情報量がたまらん。ただし、最恐すぎる黒棺には要注意(ネタバレあり)【オバロ】

文:米澤崇史

公開日時:

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 2024年9月14日(土)~ 9月29日(日)にかけて、東京ソラマチにて行われる、"オーバーロード展”の模様をレポートします。

※本レポートは、『オーバーロード』TVアニメ第4期までのネタバレに触れる内容となっておりますのでご注意ください。[IMAGE]
 シリーズ累計1400万部を突破した、丸山くがね先生原作のライトノベルを原作とした人気ダークファンタジー『オーバーロード』シリーズ。

 今回開催される"オーバーロード展”は、『オーバーロード』としては初となる大規模展覧会。10年以上に渡って原作・アニメ・コミカライズと様々なメディアで展開されてきた『オーバーロード』の世界を堪能できるイベントとなっています。

 今回はその開催前日の9月13日に行われた内覧会に参加させていただくことができたので、その模様をお届けしていきます。


会場に入るとナザリック地下大墳墓の第十階層をイメージした玉座が現れ、アインズやアルベド、デミウルゴスらが来場者をお出迎え【オーバーロード展】


 会場に入るとすぐにナザリック地下大墳墓の第十階層・玉座をイメージした玉座が現れ、アインズやアルベド、デミウルゴスらが来場者をお出迎えしてくれます。

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 この区画では今回の展覧会にために撮り下ろされたアインズたちの音声案内も流れており、『オーバーロード』らしさに溢れた、アインズたちのコントのようなやりとりは必聴。幸い来場者たちは、ワーカーたちとは違って歓迎されているようなので安心です。

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▲玉座の間の最奥にはアインズの姿が。しっかりと腹部のワールドアイテムも再現されています。

TVアニメの第1期から第4期まで、作中の時系列に沿って様々なイラストや絵コンテが展示【オーバーロード展】


 その先の会場内はアニメエリア、原作エリアといったいくつかの区画に別れており、順路に従って進んでいく形になります。

 最初に足を踏み入れることになるのはアニメエリアで、これまでのナザリックの歩みを振り返るように、TVアニメの第1期から第4期まで、作中の時系列に沿って様々なイラストや絵コンテの展示が行われています。

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 個人的に好きなのが第4期の展示で、『オーバーロード』屈指の名(迷?)シーンだと思っている、ジルクニフが武王を応援するシーンのカットがしっかり用意されていたのがテンション上がりました。

 最終話でラナーが挿入歌『Fallen』を歌うシーンのアニメーションが、どのように作られたかのメイキング動画も上映されています。

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シャルティア椅子や、氷漬けにされたブレイン…ユニークすぎるフォトスポット【オーバーロード展】



 アニメエリアでは、所々にフォトスポットのコーナーも設けられているのも見どころ。

 第1期ラストのシャルティア戦や、第2期でシャルティア椅子に座る時のアインズ、第3期でアインズが発動した超位魔法に踏み潰される王国兵、コキュートスとの一騎打ちに敗れて氷漬けにされたブレインになりきって撮影ができるといった、『オーバーロード』らしさに溢れたユニークな写真が撮影できるコーナーになっています。

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五大最悪“黒棺(ブラックカプセル)”は本当にショッキングなのでトラウマ注意!【オーバーロード展】


 ちょっと注意するべきなのが、カーテンで区切られた第3期のエリア内にある五大最悪の一つ、“黒棺(ブラックカプセル)”を再現したコーナー。

 注意書きに記載のある通り、ダメな人は本当にショッキングな展示になっていまして、心臓が弱かったり虫が苦手という方はしばらくトラウマになりかねないので、気軽に入らず先に進むことをオススメします(自分は思わず悲鳴を上げそうになりました)。

[IMAGE]※少し刺激の強い内容になっております。展示はカーテンで仕切られておりますが、心臓の弱い方、虫が苦手な方、集合体が苦手な方はカーテンの中に入らないよう、ご注意ください。

 また、9月13日からIMAX先行、9月20日から全国ロードショーが始まる『劇場版「オーバーロード」聖王国編』の展示コーナーもあり、ちゃんと時系列通りに4期のエリアの中間あたりに設けられていたのにこだわりを感じました。映画を見た後に展示を見れば、より楽しめる内容になっています。

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 他にも、アニメ用に作られたキャラクター設定画や地図が見られる資料展示エリアもあり、かなりの数のキャラクターの設定画が展示されていました。

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原作エリアでは、丸山くがね先生による各キャラクターへのコメントや一問一答のコーナーも【オーバーロード展】

 アニメエリアを抜けた先にある原作エリアは、とにかく情報量がすごかったです。

 ナザリックの主要キャラクターたちのパネル一枚一枚に、原作者である丸山くがね先生の解説コメントが掲載されていたり、丸山先生が作品内の様々な疑問に回答する一問一答のコーナー、さらには書籍化する前の第一巻の第一項のプロローグが校正の赤字が入った状態で読めるなど、原作ファンにはたまらない内容が満載。

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 原作のイラストを担当するso-bin先生の初期のキャラクターラフや、カバーイラフトのラフといった貴重なイラストも展示されています。

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 その他にも、様々なメーカーから発売されているフィギュアや、中島玲菜先生が黒板アートで描いたアインズの実物も見ることができます。

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「ナザリックに行ってきました!」テナントなどお土産グッズも大充実!【オーバーロード展】


 展示エリアを抜け、最後に待ち受けるのが物販コーナー。今回の“オーバーロード展”のために、アクリルスタンドや缶バッジ、クッションにTシャツなどかなりの種類のオリジナルグッズが用意されています。

 「ナザリックに行ってきました!」と書かれた、この後無事に家に帰れるのか不安になるテナントといったユニークなグッズもあり、展示でテンションが上がりきった後に足を運ぶことになるので、ファンなら財布の紐が緩んでしまうのは間違いないでしょう。

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▲今後リリース予定のフィギュアやコラボグッズの展示も物販コーナーで行われていました。

 見ても読んでも楽しい、『オーバーロード』ファン必見の内容となっていた“オーバーロード展”。

 許す限りのスペースに展示がこれでもかと詰め込まれていて、一つ一つの内容も濃いので、とくに劇場版で『オーバーロード』熱が高まっているというファンが間違いなく満足できる内容になっていると思います。開催期間中に、是非足を運んでみてください。

“オーバーロード展”イベント概要

イベントタイトル
オーバーロード展

東京会場
会期:2024年9月14日(土)~9月29日(日)
会場:東京ソラマチRスペース634
主催:「オーバーロード展」実行委員会
協賛:株式会社オーイズミ、株式会社サンセイアールアンドディ、株式会社セガ フェイブ、
株式会社テンクロス、フリュー株式会社、AVIOT

大阪会場
会期:2024年10月2日(水)~10月14日(月・祝)
会場:あべのハルカス近鉄本店 ウイング館4階 第2催会場
主催:「オーバーロード展」実行委員会

チケット料金
【前売入場券】1,500円(税込)/【当日入場券】1,800円(税込)
【限定グッズ引換券】2,200円(税込)



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