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レビュー:『PICO 4 Ultra』はVR&MRどちらも没入感たっぷりでゲームが遊べる! 新型コントローラーの使いやすさも見逃せない

文:電撃オンライン

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 この記事では、新型VRヘッドセット『PICO 4 Ultra』のレビューをお届けします。

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 『PICO』シリーズでは、専用ストアの“PICOストア”からさまざまなアプリやゲームをダウンロードして利用することができます。ゲームの種類も豊富なので、ぜひチェックしてみてください!

パワーアップした『PICO 4 Ultra』でゲームはさらに遊びやすくなった! 新型コントローラーにも注目


 『PICO 4 Ultra』は、前機種の『PICO 4』からさらに性能アップした新型VR/MRヘッドセットです。

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 VRとMRの両方に対応しており、必要に応じて簡単に切り替えることができます。MRモードは、複合現実の略でブラウザや設定画面などが現実世界に浮いているように見えます。

 ちょっと手元や足元を確認したいときは、MRモードにすればいちいち本体を頭から外さなくて済むので、とっても便利。

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 3200万画素のデュアルVSTカメラとiToF深度センサーを搭載し、より立体的な映像表現ができるようになりました。

 解像度は片目で2160×2160、リフレッシュレートは最大90Hzに対応と、ゲームを遊ぶのにもぴったり。

 チップセットは“Snapdragon XR2 Gen 2”を採用し、パワフルな性能のおかげでグラフィック重視のゲームタイトルも快適に動作してくれます。

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 新型のコントローラは、前機種に付いていたリングがなくなり、さらに持ちやすくなりました。しっかり握れるデザインになっているので、うっかり落としてしまうことが少なくなっています。

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 コントローラーが使いやすいと体の動きをジャマしないので、そのぶんゲームに没入しやすくなるのがいいところ。思いっきりゲームが楽しめちゃいます!

 『PICO 4 Ultra』と同時発売となるモーショントラッカー『PICO Motion Tracker』のレビューもしていますので、ぜひそちらの記事もあわせてチェックしてみてください!

どんな角度から狙う? スコアを稼ぐ攻略法を考えるのが楽しい射撃ゲーム『アングリー・バード VR:アイル・オブ・ピッグズ』


 『PICO 4 Ultra』の性能を確かめるため、ここからは実際に“PICOストア”で配信されているゲームを遊んでみました。

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 『アングリー・バード VR:アイル・オブ・ピッグズ』は、スリングショット(パチンコ)を使った射撃ゲームです。

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 ステージに登場する緑色のブタを狙ってパチンコを撃ち、倒すことでスコアを稼いでいきます。短いステージをどんどんクリアして進めていくステージクリア形式になっています。

 ちょっと驚きなのが、このパチンコの弾として撃ち出されるものなのですが……なんと、この赤い鳥を飛ばしてマトを狙っていきます。

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▲ちょっと心配になりますが、思いきって撃っちゃいましょう!

 撃つときには、本当にパチンコを使うかのように両手を動かします。まずは左手で本体を支え、右手でゴムを伸ばすように引っ張って……発射!

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▲見事に命中!
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 ブタをそのまま真っすぐ狙ってもよいのですが、スコアを稼ぐにはちょっとしたコツが必要です。

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▲ステージの一番高いところに爆薬が
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▲命中! そして崩壊!?

 例えば、ステージにある爆薬を狙って爆発させたり、ステージの土台部分を狙って下から崩させたりと、より広範囲を崩壊させることで多くのスコアを稼ぐことができます。

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▲ステージを支える細い柱を狙って発射!
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 ガラガラと崩れていくさまを見るのは、なかなか気持ちがいいです。弾の数には限りがあるので、こうした戦法が必要となる場面も必ず出てきます。

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▲ガラガラと崩壊。一気に崩せるのが気持ちいい!

 一石二鳥という言葉がありますが、一つの弾でできるだけ多くのブタを倒せるように、攻略方法を考えることが大切。上手くいったときの喜びも大きいです。

 なかには、視点が変えられるステージもあります。白いマークのところへ移動し、スタート地点とはまた違った角度から狙うことができます。どんな方向から、どんな崩し方をするか、作戦を考える時間がとにかくワクワクして面白いです。

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▲白いマークのところへ移動できます

 ちなみに、本作はVRゲームとしても遊べるのですが、現実の風景の中にそのままステージを登場させる“MRモード”でも遊ぶことができます。

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▲PCデスクの上に出現させてみました

 こちらはステージを両手でつかんで回転させることができるので、色んな角度から狙って撃てるのが楽しい! 拡大・縮小や高さの変更ができるため、狙いにくいときは思いきって大きくしちゃうのもアリです。

 まるで現実世界にそのままキャラクターたちが飛び出してきたようで、没入感たっぷりで遊べちゃいます。

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▲撃ちたい方向に変えて……
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▲発射!

 シンプルなシステムですが、気がつくとハマってしまう中毒性のある作品となっていますので、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。

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