9月26日から9月29日まで開催の東京ゲームショウ2024の達成電器ブース(ホール7 N04)で、初代『タイムクライシス』を遊べる『【G`AIM’E】Time Crisis Ver.』の試遊が行えます。
初代『タイムクライシス』を遊べるガンコントローラー【G`AIM’E】
『【G`AIM’E】Time Crisis Ver.』は、バンダイナムコエンターテインメントから許諾を受けて達成電器が企画開発中のゲーム機。
アーケード版初代『タイムクライシス』が収録された本体と銃型のコントローラーが基本の構成で、豪華版にはフットペダルが同梱される予定です。
ここで『タイムクライシス』を知らない人向けに軽く補足しておくと、『タイムクライシス』はペダルの踏み離しで遮蔽物に隠れたり銃のリロードを行ったりするガンシューティング。そのため、フットペダルが用意されています。ただ、コントローラーにもペダルと同等の機能を持つボタンがあるため、フットペダルなしでもゲームを楽しむことができます。
【G`AIM’E】の大きな特徴は、本体とガンコントローラー(+フットペダル)だけでゲームをプレイできること。家庭用ゲーム機のガンシューティングでモニター側に設置する、銃口の向きを検知するカメラは不要です。
これは【G`AIM’E】のガンコントローラーに搭載されたAIが自動でモニターのサイズや距離などを認識するため。TGSで触れた本体はモニターとの接続用にHDMI出力が採用されていましたが、技術的にはスマホも含めてあらゆる画面に映像を出力してゲームをプレイできるそうです。
また、現時点で25ミリ秒程度ラグがあり、製品版では12ミリ秒程度にする予定とのこと。
とはいえ、会場でプレイした感想としては『タイムクライシス』自体が久しぶりのプレイだったこともあり、大きな違和感はなし。
一発必中を目指さず、適当に連射しつつペダルでリロードを行うカジュアルかつペダルの踏み離しのかなり多いプレイスタイルでもペダルが大きくずれることはない点に遊びやすさを感じました。ちなみに、ペダルは踏んだ瞬間に“ガシャン”と鳴るようなアーケード版の踏み心地ではなく、自動車のアクセルや健康器具のフットペダルのような“グッ”と来るもの。
なお、今回の出展は来場者に触ってもらってフィードバックを受けることが目的のひとつとのこと。上記のHDMI出力だけが採用されている点はもちろんのこと、現状のコントローラーのデザイン自体が変わる可能性もあるそうです。
会場で遊んだ感想をSNSに投稿するなどしておくと、その意見が採用されるかもしれません。