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『ノロイカゴ ゲゲゲの夜』体験版をレポート。光と影で表現された世界で妖怪が忍び寄る恐怖…ともに生き残るべく協力プレイに挑戦!【TGS2024】

文:紅葉つかさ

公開日時:

 9月26日~29日(26日、27日はビジネスデイ)の期間、幕張メッセで開催中の“東京ゲームショウ2024”。本記事では、東映アニメーションブースで出展されている『ノロイカゴ ゲゲゲの夜』の体験版をレポートします。

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光と影のコントラストで表現された世界は美しくも恐ろしい


 『ノロイカゴ ゲゲゲの夜』は『ゲゲゲの鬼太郎』を原作とした本格的協力脱出サバイバルホラー。最大4人のオンライン協力プレイで閉ざされた空間からの脱出を目指すのが目的です。

 ただし、その空間にはプレイヤーの脱出を阻む妖怪が徘徊していて、とにかく不気味で怖い……。

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▲ここから脱出できる……のか? 逃げ切れる気がしません(ビビる筆者)。

 蜘蛛のような体に牛の頭がついている牛鬼という妖怪はアニメなどとは違って、リアルさが増しています。

 移動中の足音が聞こえるようになっているので、足音の大きさで牛鬼との距離がある程度わかるようになっています。それがまた怖さを引き立てています。

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 牛鬼に見つかると追いかけられるのはもちろん、追いつかれると一発アウト。味方が助けてくれるまで這いずることしかできなくなるため、脱出は絶望的に。

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▲ある程度時間はかかりますが、回復させられます。

 見た目が怖いだけではなく、ほとんど抗いようのない妖怪が近くに迫っているのかと思うだけで心臓が締まるような思いに……。

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▲ボイスチャットなどで牛鬼の居場所など情報共有するのが大事かも。

 脱出するには、どこかにある鎧を6つ壊さなければなりません。

 そして壊すためには刀が必要です。さらに刀は清めないと鎧を壊せません。やることが多い……! どこまで脱出を邪魔したいのか、と思ってしまいます(笑)。

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 さらに、時間経過でたまっていく呪いゲージが最大になると妖怪が凶暴化。少しでも物音をたててしまうと、その場に駆け寄ってきます。

 徘徊する妖怪から逃げ、呪いゲージも気にしつつ、鎧を壊すために行動しなければならない……。なかなかにヒヤヒヤするプレイが楽しめます。

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 刀や鎧はプレイするたびに配置される場所がかわるので、クリアできたときと同じ行動をしたとしてもクリアできるわけではありません。プレイするたびに新鮮な気持ちで楽しめます。

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▲刀や鎧だけではなく、回復や妨害の効果があるアイテムもランダムで配置されます。中には妖怪を足止めできるアイテムもあるとか。

 プレイした感じだと、空間自体はそこまで広くないです。ただ、こうなると逆に妖怪に見つかりやすい……!

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▲ミニマップがなく、全体的に暗いので現在地を見失いやすくなっています。牛鬼という脅威があるからなおさら。なんか人っぽいものの正体も気になる。

 そこまで広くないからこそ、壁を一枚隔てた先に何かいるんじゃないか……と考えてしまい、疑心暗鬼に。慎重に行動したいところですが、前述した通り、気にかけなければならない要素も多いので頭を使います。

 ゆえに協力プレイなのが救い、とも言えそうです。そんな状況でも「鎧を壊した」や「刀を見つけた」といったやり取りで、ひとりではないと実感できます。ひとりじゃないってすごく心強い……みんなで立ち向かえば脱出できるはず!

 と希望を抱きつつも、筆者は惜しくもあと一歩のところで脱出はできなかったのですが、妖怪に追い詰められる恐怖や協力の大切さは実感できました。友だち同士や初めてあった方とも楽しめるので、ぜひ東京ゲームショウ2024で協力プレイをしてみてください。

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▲驚きすぎてうまく撮影できなかったのはご愛嬌。
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