“にじさんじ”所属の委員長こと月ノ美兎さんは、配信だけでなく歌、動画にも力を入れ、過去にはエッセイ集を発売したりと多分野で活躍することでも知られる人物だ。
そんな彼女の魅力の1つが“企画力溢れる動画”であり、サムネからついつい気になって観てしまった……という方も多いだろう。本記事では“にじさんじの顔”でもある月ノさんの“動画”にフォーカスを当て、なぜ私たち視聴者は彼女の動画に惹かれてしまうのかについて探っていく。
老若男女が気になってしまう内容を動画にして落とし込む
月ノさんの動画はかなりバラエティに富んでいるのだが、その中には老若男女が気になってしまうような“日常”に関する動画が多く存在する。日々の暮らしの中でふと気になってしまうような内容を彼女は動画にして落とし込んでいるのだ。
例えば2023年11月に投稿された“【人生初】人 間 ド ッ ク【結果発表】”では、彼女が人生で初めて人間ドックを受けた日のことが語られている。自身の結果だけでなく、検査内容についてもコミカルに紹介した本動画は、社会人として長く働いている筆者の胸にも刺さり、観ていてとてもタメになるものだった。
【人生初】人 間 ド ッ ク【結果発表】
また2024年9月には、子どものころに誰しもが作ったであろう“ピカピカの泥団子”を甲子園の土で作るという、なかなかに斬新かつ興味深いテーマの動画“【調達】甲子園の土でピカピカの泥団子をつくってみよう!!”が投稿された。
結果、甲子園の土は粒子が粗く、ピカピカの泥団子を作るには向いていないことが証明されたのだが、このように視聴者が思わず懐かしくなるような要素を含んだ動画も数多くあり、普段VTuberをあまり観ない一般の方でも観やすい構成となっている。
誰しもが思いつかないような“一工夫”が加わった企画は、幅広い世代が目を引く動画作りに繋がっているはずだ。
【調達】甲子園の土でピカピカの泥団子をつくってみよう!!
“MBTI”や“ChatGPT”などトレンドを取り入れた動画も!
日々ネットやメディアをチェックしていると目につく“流行”に関する動画も月ノさんの動画では多く取り入れられていると感じる。
2023年7月に投稿された“MBTI診断で相性最悪の人と話してみよう!!”では、近年流行の兆しを見せる“MBTI(16タイプ診断)”を取り入れ、にじさんじライバーがどのタイプに当てはまるのかを紹介したのち、自身とは相性が最悪なタイプのライバーと実際に通話するという企画が行われた。
MBTI診断で相性最悪の人と話してみよう!!
他にも今や知らない人はほとんどいないであろう“ChatGPT”を活用した企画や、女性の間で流行中の“パーソナルカラー診断”に関するものなど、時代の波に合った動画が投稿されている。
特に月ノさんがパーソナルカラー診断を5回受け、結果が同じになるのか検証する“【検証】5回受けてもパーソナルカラー診断は同じ結果なのか?”では、本企画のために6万以上の金額をかけたと彼女の口から語られており、ライバー活動への本気が感じられる瞬間だった。
トレンドをうまく取り入れていく姿勢や企画への熱量は視聴者にも伝わり、彼女が人気な理由の一つだといえるだろう。
【検証】5回受けてもパーソナルカラー診断は同じ結果なのか?
発想力の集大成“配信中に名前が出た食べ物だけで生活する”
先ほどまでは月ノさんの動画に取り入れられた“テーマ”について重きを置いてきたが、ここからは彼女が投稿した動画の中で、発想が特におもしろいものを紹介しよう。
2022年、2024年と過去2回にわたり実施された“配信中に名前が出た食べ物だけで生活する”シリーズである。
にじさんじライバーが配信中に名前を出した食べ物のみを摂取し3日間過ごすという趣旨の動画は別名“セルフ拷問企画”(該当動画概要欄にも記載)とも呼ばれているのだが、その名の通り誰しもが予想してなかったであろう怒涛の展開が過去2回とも起きていた。
2022年には叶さんの“3.0お披露目配信”によって虫を食べることになってしまい、彼女が泣く泣くコオロギを食べる姿はにじさんじ1期生としての覚悟が見てとれた。
配信中に名前が出た食べ物しか食べられない3日間【2日目】
さらに2024年には佐伯イッテツさんの配信をきっかけに、まさかの“石”を食している。思いもよらない結末をみせた本配信は、ぜひ一度目に焼き付けていただきたい。
配信中に名前が出た食べ物だけで生活しよう!!【最終日】
月ノさんが考案する企画動画には万人ウケする魅力が詰まっており、彼女が男女ともに愛されるライバーだということをより一層理解することができた。
また序盤に簡単な説明があることで、その分野を知らない方が理解しやすいのも動画が好評な理由だと考えられる。
彼女はこれからもにじさんじの第一線を走り、後輩たちを牽引していくライバーとなっていくに違いない。
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