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バグ技が“できるように”修正。『Castlevania Dominus Collection』のアップデートがわかってる

文:電撃オンライン

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 KONAMIは『Castlevania Dominus Collection』のver1.0.1を配信し、複数の更新を行いました。

 そのなかには“バグ技が正しく再現するように修正”という一見すると不思議な項目が見られます。

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『Castlevania Dominus Collection』ver1.0.1本日配信


 『Castlevania Dominus Collection』はニンテンドーDSで発売された『悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架』、『悪魔城ドラキュラ ギャラリー オブ ラビリンス』、『悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印』の3作品を1本に収録したコレクション。アーケード版『悪魔城ドラキュラ』をリメイクした『悪魔城ドラキュラ Revisited』も収録されています。

 そんな本作に本日ver1.0.1が配信され、いくつかの更新が行われました。なかでも目をひいたのは“『悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス』で一部のバグ技が正しく再現するように修正”という項目。

 一見すると不思議な内容ですが、同作(ニンテンドーDS版)は、ゲームの現実時間でのクリアタイム短縮を目指すRTA(リアルタイムアタック)などで多数のバグ技が使用されており、その見た目のインパクトなどと相まって動画配信サイトで人気を博していたことがあります。

 今回再現できるようになったバグ技の詳細は記されていませんが、“バグ技を再現できるようにした”と明言したうえでアップデートが行われたとのはおそらくこういった事情をKONAMIが把握していてのこと。

 本来、ゲームメーカーにとってバグは取り除かれるべきもの。それと同時に移植作では程度にもよりますがバグも含めて移植されていてほしいと考えるユーザーもいます。この二律背反な問題に対してバグ技がある方がユーザーに喜ばれるならアップデートでバグ技を追加する。KONAMI内部の“わかっている人”の判断に脱帽ですね。

 また『悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印』のしずもん氏による漫画も今回の更新でギャラリーモードに追加。「かってーなー」をゲーム内で閲覧できるようになりました。

更新内容
・ギャラリーモードに「悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印」の画像を追加
・「悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架」のユリウスモードでボスの一部挙動が異なる不具合を修正
・「悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス」で一部のバグ技が正しく再現するように修正
・Steam版にてモニターの画面モード(ウィンドウモード・フルスクリーンモード)の前回の状態を記憶するように修正
・Steam版にてモニターの画面モード(ウィンドウモード・フルスクリーンモード)をポーズメニューで変更できるように修正
・その他の不具合を修正

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