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【横浜DeNAベイスターズ26年ぶりの日本一!】正真正銘の横浜優勝! ベイスターズは短期決戦の鬼だった!!【最終回】

文:ネオン

公開日時:

 こんにちは! 恩瀬ネオン(@Dol_neon)です☆ やりました! ついにやりましたよ~♪ ベイスターズファンのみなさん、正真正銘の横浜優勝おめでとうございます!!

 2連敗からの4連勝、レギュラーシーズン3位からの下剋上が完結しましたッ☆ さっそく日本シリーズを振りかえりましょう!

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まさかの外弁慶シリーズ! DH(金棒)を得た短期決戦の鬼が福岡で猛威を振るう!!


 CSを勝ち上がり、2017年以来の日本シリーズが横浜の街にやってきました。貯金差40の戦いという文字がスポーツ紙の紙面に踊っていましたが、甲子園で勝ち上がりながら成長する高校球児のようなベイスターズに貯金差など関係ありません!

 でも、第1戦の有原、第2戦のモイネロの両先発は本当にすごかったですね。これがパリーグ王者の先発かー……ってうなだれちゃうほど、力強いピッチングでした。

 特に、モイネロ。ネオンは第2戦を観戦したんですが、スタンドからは「モイネロ交代してぇー」と悲痛な声が度々聞こえていましたよ。

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▲JR関内駅南改札にあったCSのポスターが掲載されていた場所には「勝ち切る覚悟、最終決戦。」と日本シリーズのスローガンが登場。「日本一まで、あと4つ。」と明確な数字が書いてあるのがいいですね♪
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▲この日はお天気が下り坂で雨が降ったり止んだり。ハマスタの開門時間前から入場ゲートに並んでいたネオンは、対戦相手のホークスの守備練習を見ましたよ。中央手前の選手が主砲の山川です!

 第2戦はオースティンが前日の自打球でベンチ外だったんですよ。ネオンはかぶりつきでオースティンが見られると思い、意気揚々と3時間前に到着していたんですが残念です。

 この日は試合の中盤にモイネロを崩せそうな場面があったんですが、オースティンがいるといないとじゃ決定力が違いましたね。

 早くも2連敗となったベイスターズは、移動日を挟んで福岡3連戦となりました。

 ここで2勝しないと、横浜に帰ってくることができません。DHがあることで、肉離れから復帰した東や、ケガをしたオースティンの負担が減るのと同時に、ホークスの近藤がDHスタメンで本領発揮となるわけですよ。

 山川・近藤の並びに戦慄です((((;゚Д゚))))。しかし、ここからがCSから続いた短期決戦の鬼モードの真価!

 第3戦の2回ウラ先頭の正木のセンターフライを、桑原が正面にダイビングキャッチ! 先頭打者を出さないという気迫!! すごい! 正面に飛べて捕球ができる外野手はなかなかいないですからね。

 第4戦は4回ウラ栗原のライナー性の打球を、牧がダイビングキャッチ! ケイの喜ぶ顔が本当にうれしいですよね。彼は失策に泣かされた先発のひとりですから。

 第5戦も牧が牧原の打球をダイビングキャッチし、そのまま一塁走者の今宮のオーバーランを狙って二塁にノールック送球! 牧はひと皮むけたどころか、何枚脱皮したんだろうというぐらいポストシーズンで成長してるんですよ!

 いや、もう痺れました。野球脳の細胞分裂が半端ないって。しかも、この日はスリーランも打って、キャプテンが背中で引っ張ってくれてました。さらに、この日も桑原がダイビングキャッチ! 「熱盛」の上はなんでしょうかね。とにかく称えたいです!

 オースティンの足が痛いなら歩けばいいじゃないホームランや桑原の連続打点、チャンスを作る下位打線。東・ケイ・ジャクソンの先発陣が7回まで投げてくれたのもデカい。

 さらに、鉄壁の中継ぎ陣! 失点したのは堀岡と濵口のみ。レギュラーシーズン前半とは見違えるほど頼もしくなった伊勢。勝利の方程式はやっぱり伊勢なんですよね♪

 DHありのベイスターズ打線はとにかく強い。交流戦で8勝1敗(エスコンでの負けのみ)なんですよ。日本シリーズで、DH試合の勝利数をさらに積み上げて11勝1敗の勝率.9166……、DHは「鬼に金棒」でした(゚Д゚;)。

 敵地で3連勝を飾り、2011年の外弁慶シリーズのような様相となった、今年の日本シリーズ。決戦の舞台は、横浜スタジアムへ。

DeNAと共に成長してきた桑原が守備に打撃に大貢献! 文句なしの日本シリーズMVP!!


 試合外では、桑原ら前回日本シリーズに出場した選手の鼓舞があったそうです。桑原や戸柱はチームの力になれなかった苦しさを若い選手たちに伝えたと思います。その後、敵地3連勝で横浜に帰ってきたチーム。とても誇らしいです♪

 しかし、第6戦は台風接近の影響で雨天中止。勢いが止まるんじゃ? という声もネット上にはありましたが、これは横浜の空も味方した恵みの雨でしたね。

 移動日を含めて2日空いたことにより、先発と中継ぎ全部を注ぎこめることになったベイスターズと、次の日も試合をしなければならないホークス。力の入れ具合に違いがあったとはいえ、ワンサイドゲームの展開をやってのけるとは、誰が予想したでしょうか。

 ベイスターズはホークスを6安打に抑え込み、失点は柳田のツーランのみ。これでもかと相手投手を打って、26年ぶり3度目の日本一を飾りました! リーグ優勝の回数より、日本一の回数が多いという謎記録を打ち立てちゃいました(笑)。

 DeNAの初代監督・中畑清さんが始球式とテレビ中継の解説を務める中、筒香がホームラン、桑原がタイムリー。中畑さんが試合が終盤になると所々で感極まっている様子が伺えました。

 そりゃ、そうですよね。筒香を4番に据え、筒香と心中するって決意表明までしたんですもの。それに、桑原はDeNA初年度に入ってきた高卒のルーキーなんです。教え子が目の前で日本一を飾るなんて、監督冥利に尽きるというものですよ。

来季は勝つことが当たり前のチームへ! 攻・走・守・投が揃った黄金時代の幕開けを大いに期待!!


 横浜銀行と言われ続け、ガラガラのスタンドにオレンジ色の座席が目立っていたのは過去のこと。今年は日本一に輝いたチームという誇りが、若い選手たちに宿ったと思います。

 二軍も日本一、一軍も日本一。ひとつ言えることは、フォードは優勝請負人です(笑)。

 短期決戦で勝てるとチームと、リーグ優勝ができるチームは中身が違うとネオンは思うんです。143試合もあるリーグ戦で大事なのは、やはり投手力。

 来季は、超即戦力ルーキー竹田祐が入り、厚みを増した投手陣で勝つことが当たり前のチームを作っていきましょう!

 今のチームには、前回日本一となった1998年に生まれた選手がとても多いんです。その彼らが日本一の栄誉を得た。それぞれに得意な持ち味をあり、勝つ喜びを知った彼らが黄金時代を築くことができれば、これほどうれしいことはないです。

 次の日本一は、2024年に生まれた子どもが未来の若星になる前に、早めに日本一を、そしてリーグ優勝をお願いします!!

 今シーズン、すばらしい試合をありがとうございました!

●【26年ぶりの栄冠】横浜DeNAベイスターズ「SMBC日本シリーズ2024」優勝!日本一の瞬間や三浦大輔監督の胴上げなど広報カメラでお届け!

●【横浜らしさ全開】26年ぶり日本一のビールかけ!「前回とは比にならないぐらいヤバイ」歓喜の様子をご覧ください!!

●表彰式の模様

 \横浜優勝/\王者の遺伝子!/
 I☆YOKOHAMA

恩頼ネオン電撃オンラインのライター。DeNAベイスターズと楽天イーグルスが推し♪  徹底的にDeNAベイスターズと楽天イーグルスを推していく!

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