カプコンから発売される『モンスターハンターワイルズ』について、現時点で判明している情報をまとめてお届けする。
索引
発売日はいつ?
2025年2月28日(金)
対応機種
- プレイステーション5(PS5)
- Xbox Series X|S
- PC(Steam)
クロスプレイ
『モンスターハンターワイルズ』は、プレイ可能なすべてのプラットフォーム間で他のプレイヤーとマッチングすることができる。
また、ゲーム内のオプションにて、クロスプレイの“有効/無効”を切り替えが可能で、異なるプラットフォーム間でもフレンドになることができる。
クロスセーブ
非対応。セーブデータ(ゲームの進行状況や購入したDLC情報など)はプラットフォームごとに保存されるため、異なるプラットフォーム間でセーブデータを共有することはできない。
タイトル情報
タイトル:モンスターハンターワイルズ
ジャンル:ハンティングアクション
プレイ人数:1人(オンライン:1~4人)
価格:
スタンダードエディション(PS5パッケージ版/ダウンロード版):9,900円(税込)
デラックスエディション(ダウンロード版):11,900円(税込)
プレミアムデラックスエディション(ダウンロード版):13,900円(税込)
CERO:C
『モンスターハンターワイルズ』とは
雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かうハンティングアクションゲーム『モンスターハンター』シリーズの最新作。プレイステーションハードでシリーズの完全新作が発売されるのは、2018年に発売された『モンスターハンター:ワールド』以来、約7年ぶりとなる。
プロデューサーは辻本良三氏、エグゼクティブディレクター/アートディレクターは藤岡要氏、ディレクターは徳田優也氏が担当する。
また、今作の舞台“禁足地”は過去にギルドが調査したことのない未踏の土地。
モンスターが群れて争う過酷な環境と、生命が溢れる豊かな環境という二面性をもつ世界で繰り広げられる、少年ナタと"白の孤影"を巡る、人と自然の物語。
あなたは、強大なモンスターの狩猟を生業とするハンターとして狩猟で得た素材から、より強い武器や防具を作りながら、その世界と人々との関わりを解き明かしていくこととなる。
武器種・アクション
本作に登場する武器種や新たなアクションを紹介する。
武器種
登場するのはシリーズでおなじみの14種。各武器種に新アクションが追加される。
- 大剣
- 太刀
- 片手剣
- 双剣
- ハンマー
- 狩猟笛
- ランス
- ガンランス
- スラッシュアックス
- チャージアックス
- 操虫棍
- ライトボウガン
- ヘビィボウガン
- 弓
アクション:集中モード
狙いを定めて攻撃やガードを行なうことができる。モンスターの急所を狙うことで、特殊な派生に移行して大ダメージを与えることも可能。
また、集中モードでは、モンスターとの距離感や狙いが合わせやすいなどの効果がある。
アクション:スリンガー
『モンスターハンター:ワールド』で初登場した“スリンガー”が本作でも登場。フィールド上で手に入る小石や木の実を弾として撃つことができる。環境を利用した狩りには欠かせないツールだ。
フックスリンガー
さまざまな採取物を遠距離から採取することができるスリンガーの新機能。セクレト騎乗時でも使用可能で、フィールド環境などの一部ギミックも遠距離から起動できる。
アクション:鍔迫り合い
一部のモンスターの攻撃をガードした際に発生することがある攻防。モンスターを押し返し、体勢を崩したところに追撃を狙うことができる。
アクション:相殺 (※一部の武器種のみ使用可能)
一部の武器種でモンスターの攻撃に合わせて特定の攻撃アクションを当てると、モンスターを弾き飛ばす相殺が発生する。また、相殺から強力な追撃に派生できることもある。
移動に欠かせない乗用動物“セクレト”
セクレトは機動力を生かし、ハンターの移動をサポートしてくれる乗用動物。マップなどから目的地を指定すると、匂いを頼りに自動で連れて行ってくれる。
移動中も一部のアイテムやスリンガーが使用でき、体力や斬れ味の回復、採取といった狩りの準備が可能。移動のサポートだけでなく、任意で選択可能なふたつ目の武器を格納する“武器鞄”を備えており、狩猟中にも武器の切り替えができるようになる。
フィールド
本作のフィールドは、飢えた肉食モンスターが群れて争う過酷な“荒廃期 ”と、“異常気象”を経て迎える豊かな生命が溢れる“豊穣期”という二面性を持っており、ダイナミックに移り変わっていく。
フィールドによってもそれぞれの環境で見せる姿は異なり、異常気象が発生するとその生態系の頂点を司る強大なモンスターまでもが姿を現す。
フィールド:隔ての砂原(へだてのすなはら)
調査隊が禁足地に足を踏み入れ、最初に調査することになる広大な砂原のフィールド。砂漠はもちろんのこと、草原や岩場など特徴の異なる複数のエリアで構成される。
【隔ての砂原のベースキャンプ】
調査隊が各地で調査を行うために設置された活動拠点。
ハンター自身のテントの他、アイテムの購入や食材の配給、武器や防具を作ってくれる加工屋など、狩りに必要な設備が整っている。
調査隊が各地で調査を行うために設置された活動拠点。
ハンター自身のテントの他、アイテムの購入や食材の配給、武器や防具を作ってくれる加工屋など、狩りに必要な設備が整っている。
【隔ての砂原で生きる人々】
フィールドには古くからその地で暮らす人々の集落も存在する。各地の環境に適応した生活や文化が構築されており、住民ひとりひとりがそれぞれの生活を営んでいる様子を目にすることができる。
フィールドには古くからその地で暮らす人々の集落も存在する。各地の環境に適応した生活や文化が構築されており、住民ひとりひとりがそれぞれの生活を営んでいる様子を目にすることができる。
フィールド:緋の森
隔ての砂原を流れる川を遡った先に広がる水の豊かな森林のフィールド。
緋の森に足を踏み入れた調査隊は、赤い水に満たされた水辺を目にすることになる。この地では異常気象として、激しい“豪雨”が発生する。
【モリバー】
“緋の森”では、獣人族の“モリバー”に出会うこととなる。
“緋の森”では、獣人族の“モリバー”に出会うこととなる。
フィールド:油涌き谷(ゆわきだに)
油涌き谷は、その名の通り油泥が涌いて堆積し、時には激しい炎が燃え盛る土地。この地では異常気象として、激しい炎が油泥を燃やす“火走り”が発生する。
火窯の里 アズズ
油涌き谷には、大きな火窯を中心に広がる物作りの里が存在する。
アズズの人々は、この地で古より受け継がれる骨や鉱石の加工や精油の技術に長けているようだ。
油涌き谷には、大きな火窯を中心に広がる物作りの里が存在する。
アズズの人々は、この地で古より受け継がれる骨や鉱石の加工や精油の技術に長けているようだ。
モンスター
禁足地では小型モンスターのみならず、大型モンスターの群れにも頻繁に遭遇することになる。
レ・ダウ(飛竜種)
- おもな生息地:隔ての砂原
隔ての砂原、その生態系の"頂点"に君臨する飛竜種。大規模な落雷を伴う砂嵐に適応しており、目撃例も同気候時のものが多い。
高い帯電能力で増幅された放電攻撃は極めて危険。「煌雷竜(こうらいりゅう)」とも呼ばれる。
バーラハーラ(海竜種)
- おもな生息地:隔ての砂原
砂地に生息する海竜種のモンスターで、別名“沙海竜(さかいりゅう)”と呼ばれている。
ねじれた体表で砂の中を軽快に移動し、体内から分泌される粘液を使って攻撃を行う。
柔軟に曲がる身体で流砂を形成し、獲物を待ち構える罠とする特徴を持つ。
ドシャグマ(牙獣種)
- おもな生息地:隔ての砂原
強靭な体躯が特徴の“闢獣(びゃくじゅう)”。縄張り意識が強く、広い行動範囲と高い攻撃性を持ち、群れを形成することもある。
チャタカブラ(両生種)
- おもな生息地:隔ての砂原
粘着性の唾液によって前脚に鉱石等を付着させ、自身を強化する両生種。その性質から“纏蛙(まといがえる)”とも称される。
ケマトリス(獣竜種)
- おもな生息地:隔ての砂原
長く発達した尻尾をもつ獣竜種のモンスター。発火性の物質を撒き、尻尾で地面を擦り、発した火花で炎上させる。獲物を巡って小型肉食竜と争うことも多い。別名“炎尾竜”。
ケラトノス(草食種)
- おもな生息地:隔ての砂原
背中にある発達した背角で落雷を受け止め地面へ逃がし、周囲の雌を雷から守る。雄を中心とした大規模な群れを形成する。
ダルトドン(草食種)
- おもな生息地:隔ての砂原
時期によって生息地を変える草食竜。身の危険を感じると発達した頭殻を活かし、群れで防御態勢を取り反撃することもある。
ラバラ・バリナ(鋏角種)
- おもな生息地:緋の森
緋の森に棲息する鋏角種(きょうかくしゅ)。腹部を展開させる際の様子が大輪の花のように見えるため「刺花蜘蛛(しかくも)」とも呼ばれる。
脚部を巧みに使い、素早い動きで獲物を追い詰める。
ウズ・トゥナ(海竜種)
- おもな生息地:緋の森
――ここは奴の縄張りだ。もう逃げられない。
緋の森における生態系の頂点に君臨する海竜種。豊富な水源に適応した生態で、集中豪雨の際に目撃されることが多い。
体から分泌する成分と水を混ぜ合わせ、ヴェール状にして体表を覆う。“波衣竜(はごろもりゅう)”とも呼ばれる。
アルシュベルド
- おもな生息地:?
調査隊が“白の孤影”と呼ぶ、鎖のような独特の形状をした翼が特徴のモンスター。別名は“鎖刃竜(さじんりゅう)”。絶滅種として認識されており、その生態は謎に包まれている。
イャンクック
- おもな生息地:?
今作での復活が予告されているシリーズおなじみのモンスター。どのような形で登場するかは明らかにされていない。
ババコンガ
- おもな生息地:?
今作での復活が予告されているシリーズおなじみのモンスター。東京ゲームショウ2024(TGS2024)の実機プレイで登場が明らかに。
ププロポル(沼噴種)
- おもな生息地:油涌き谷
油泥が深く堆積した場所を根城とする獣竜種。
舌先から毒性のガスを撒き散らし、尻尾の先端から地中にガスを注入して爆発させる。別名“沼噴竜(しょうふんりゅう)”。
アジャラカン(牙獣種)
- おもな生息地:油涌き谷
背中を覆うように発達した甲殻が特徴的な牙獣種。
溶けた金属を付着させた甲殻をこすり合わせて赤熱することもある。別名“赫猿獣(かくえんじゅう)”。
火走りの時期に活性化し、脅威度が高まる。
黒い炎
- おもな生息地:油涌き谷
アズズの人々に「黒い炎」と呼ばれ語り継がれる謎のモンスター。
フィールド探索の助けとなる要素
ハンターはこれまで以上に広大かつ未知のフィールドをさまざまな目的で探索することに。探索中にフィールド上のモンスターをターゲットに設定して、その場でクエストを開始することも可能だ。
そのような環境での調査活動の手助けとなるのが、探索に同行してくれる編纂者とオトモによるアドバイスやサポート、そして乗用動物のセクレトや新たな道具の数々だ。
食事
いつどこにいても“携帯焚き火台”で携帯食料を調理して食事をとり、体力などのステータスを一定時間上昇させることができるため、継続狩猟を行うことができる。
簡易キャンプ
広大なフィールド上にあるいくつかの“候補地”に、決まった数の“簡易キャンプ”を設置できる。
簡易キャンプではアイテムや装備の入れ替え、クエストの受注などが可能で、ファストトラベルの目的地やダウン時の復帰地点としても活用できる。
釣り
本作での“釣り”は、ルアーで誘い獲物を釣り上げる。緑や水を感じながら大物釣りを楽しもう。
ストーリー
『モンスターハンターワイルズ』では、精緻に表現された生態系の中での人々の姿、ストーリーが濃密に描かれていくという。
プレイヤーが操るハンターもフルボイスでキャラクターたちと会話するほか、ゲームプレイとカットシーンはロード画面を挟まないシームレスとなっており、その場にいるような圧倒的な没入感を感じられる。
少年ナタと"白の孤影"を巡る、人と自然の物語
数年前、ギルドが調査したことのない未踏の領域“禁足地”との境界で1人の少年ナタが保護された。
謎のモンスターの襲撃から単身逃げ延びた彼の言葉を手掛かりにギルドは調査隊を結成。
“白の孤影”と呼ばれるモンスターの調査と、襲撃された守人一族の救助を任命されたハンターたち“調査隊”の旅がいま、始まる。
ギルドはナタの言葉を手がかりに“ハンター、編纂者、武器防具の加工屋、オトモアイルー”の3人と1匹で編成されるいくつかの小隊を結成し、未踏の土地に足を踏み入れることとなる。
主人公であるハンターが所属するのは“鳥の隊”。謎の少年ナタとともに“白の孤影”と呼ばれるモンスターの調査を行う。
ストーリーにかかわる登場人物
ハンター
プレイヤーが操る主人公。禁足地調査隊に任命されたハンター。ギルドの指令により未踏の地での調査を任される。
オトモアイルー
主人公ハンターのオトモとして調査隊に参加するアイルー。人語をあやつり、狩猟のサポートやコミュニケーションを行なう。
主人公ハンターのオトモとして調査隊に参加するアイルー。人語をあやつり、狩猟のサポートやコミュニケーションを行なう。
アルマ
モンスター狩猟の要請や許可、クエストの管理や受付をおこなう“編纂者”。フィールド上でもハンターに随行し、狩猟に役立つ情報提供、クエストや支給品の管理などをサポートする。
モンスター狩猟の要請や許可、クエストの管理や受付をおこなう“編纂者”。フィールド上でもハンターに随行し、狩猟に役立つ情報提供、クエストや支給品の管理などをサポートする。
ジェマ
調査隊の加工屋。武器防具の生産や加工を担当する。
調査隊の加工屋。武器防具の生産や加工を担当する。
ナタ
調査隊に同行する謎の少年。
調査隊に同行する謎の少年。
オリヴィア
ハンターズギルドの禁足地調査隊の一員。使用武器はハンマー。ギルドからの特殊な依頼を請け負って活動していたところ禁足地調査隊として指名される。
任務につく傍らサポートハンターとして主人公の要請にも駆けつけてくれる。
ハンターズギルドの禁足地調査隊の一員。使用武器はハンマー。ギルドからの特殊な依頼を請け負って活動していたところ禁足地調査隊として指名される。
任務につく傍らサポートハンターとして主人公の要請にも駆けつけてくれる。
アトス
オリヴィアをサポートするオトモアイルー。長毛種のエリートオトモ。
オリヴィアをサポートするオトモアイルー。長毛種のエリートオトモ。
ファビウス
ハンターズギルドの高職。ナタの発見を受けて禁足地調査隊を発足、各小隊の編成と任命を行なった編成主幹。かつて高名なハンターとして活躍していた。
ハンターズギルドの高職。ナタの発見を受けて禁足地調査隊を発足、各小隊の編成と任命を行なった編成主幹。かつて高名なハンターとして活躍していた。
エリック
“星の隊”に所属する編纂者。専門は生物学で、学術院でその名を知らぬ者はいない。
“星の隊”に所属する編纂者。専門は生物学で、学術院でその名を知らぬ者はいない。
ヴェルナー
“星の隊”に所属する加工屋。物理・技術の専門家で、一部の武器に応用された原理の開発者でもある。
“星の隊”に所属する加工屋。物理・技術の専門家で、一部の武器に応用された原理の開発者でもある。
セーブデータ引き継ぎ特典情報
『モンスターハンター:ワールド』、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』のセーブデータがあると、シリーズでおなじみのオトモアイルー装備を『モンスターハンターワイルズ』内で入手可能だ。
『モンスターハンター:ワールド』セーブデータ引き継ぎ特典
- オトモ防具“レザーネコシリーズ”
- オトモ武器“どんぐりネコスコップ”
『モンスターハンターワールド:アイスボーン』セーブデータ引き継ぎ特典
- オトモ防具“ダッフルネコシリーズ”
- オトモ武器“探索ネコピック”
注意事項
『モンスターハンターワイルズ』をプレイする本体に、『モンスターハンター:ワールド』または『モンスターハンターワールド:アイスボーン』の各セーブデータ(以下に記載している箇所まで)が保存されている場合、各セーブデータ特典が受け取れる。
・『モンスターハンター:ワールド』セーブデータ特典
┗ハンターの作成・オトモアイルーの作成を完了したセーブデータが本体に保存されていること。
・『モンスターハンターワールド:アイスボーン』セーブデータ特典
┗『モンスターハンター:ワールド』のエンディング後、アステラの拠点入口付近にいる“威勢のいい5期団”に話しかけた後、古代樹の森に到達した『モンスターハンターワールド:アイスボーン』のセーブデータが本体に保存されていること。
PC(Steam版)の必要スペックは?
PC(Steam版)における最低環境と推奨環境は下記の通り。
最低環境
- 解像度:1080p(アップスケール)
- フレームレート:30fps
- OS:Windows10 (64-BIT Required)
- プロセッサ:Intel Corei5-10600、Intel Corei3-12100F、AMD Ryzen 5 3600
- メモリー:16GB
- グラフィックカード:NVIDIA GeForce GTX 1660 Super、AMD Radeon RX 5600 XT
- VRAM:6GB
- ストレージ:140GB SSD
- 備考:SSD(必須)、グラフィック“最低”設定で、1080p(アップスケール使用、ネイティブ解像度720p)/30fpsのゲームプレイが可能です。DirectStorage対応。
推奨環境
- 解像度:1080p(FHD)
- フレームレート:60fps ※フレーム生成使用
- OS:Windows10 (64-BIT Required)
- プロセッサ:Intel Core i5-11600K、Intel Core i5-12400、AMD Ryzen 5 3600X、AMD Ryzen 5 5500
- メモリー:16GB
- グラフィックカード:NVIDIA GeForce RTX 2070 Super、NVIDIA GeForce RTX 4060、AMD Radeon RX 6700XT
- VRAM:8GB
- ストレージ:140GB SSD
- 備考:SSD(必須)、グラフィック「中」設定で、1080p/60fps(フレーム生成使用)のゲームプレイが可能です。DirectStorage対応。