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『チェンクロ』第5部プロローグが配信開始! 第4部完結を記念して多種多様な新世界を巻き込んだ大異変のてん末をダイジェストで振り返る

文:アツゴロウ

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 セガのiOS/Android用RPG『チェインクロニクル』。今年で配信から11周年を迎えた本作の第4部“―新世界の呼び声―”のストーリーが完結し、待望の第5部“─未来への道標─”が始動。来春の本編配信に先駆けて、12月25日よりプロローグの配信が開始しています。
※本記事は第4部ストーリーのネタバレを含みます。ご注意ください。

『チェインクロニクル 第5部 ―未来への導標―』が来春より本格始動!

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 『チェインクロニクル 第5部 ―未来への導標―』が来春より本格的に始動することが発表されました。第5部本編の配信に先駆けて、第5部プロローグが12月25日より配信されています。

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 第5部ではユグドにカメラを戻しつつ、キャラクターたちの未来を描くとのこと。新たなキャラクターとして、赤いクロニクルを持った主人公の子孫“ミレニア”、600年生きた半妖の“ベニガサ”、ヴォルグの面影がある“ヴァニラ”が登場。そして新たな敵として未知の魔物“刻の侵略者”の存在も。

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ミレニア

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ベニガサ

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ヴァニラ

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刻の侵略者

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 第5部プロローグの配信を記念して開催中の“未来への導標(しるべ)フェス”には、“《Y.G.612》第八領主 ベニガサ”と“《Y.G.335》ドラゴンハンター ヴァニラ”が登場。ベニガサとヴァニラは、第5部本編のバトル所属<未来>を先行して所持しています。

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 また、気になる《Y.G.》の文字ですが、これは“新ユグド暦”と呼ばれる年号とのこと。ベニガサは600年後、ヴァニラは300年後の未来から来たことになります。1000年後や2000年後から来るキャラクターもいれば、27年後という近しい未来から来るキャラもいるそうです。

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 さらに、新たなシステムも登場予定。第5部プロローグから“リーダーアビリティ”が実装されます。リーダーアビリティを所持するキャラクターをリーダーもしくは1stに設定し、発動条件を満たしたパーティを編成すると効果を発揮します。

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 ミレニアやヴァニラといった子孫の存在に驚いたチェンクラーも多いのではないでしょうか。来春からスタートする本編ではいったいどのキャラの子孫が登場するのか、今から期待が高まりますね!

『チェインクロニクル 第4部 ―新世界の呼び声―』のストーリーを総まとめ!

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 『チェインクロニクル 第4部 ―新世界の呼び声―』の完結を記念して、第4部のストーリーを総まとめ。新世界まで進出した義勇軍の戦いの記録をダイジェストで振り返っていきます。

灰の骸の出現から義勇軍の新世界への冒険が始まる

 滅びと再生を繰り返すユグド世界を救うために戦ってきた義勇軍隊長(主人公)と仲間たち。彼らは黒の軍勢や白き異形といった滅びの要因となる存在を退け、ユグド世界に平和をもたらしました。

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 そんなユグド世界のあちこちで、さまざまな異変が発生。これは灰の骸と呼ばれる謎の敵の出現とともに各地で多発していきました。また、灰の骸を操っているのが、ユグドの外にある世界を司る妖精たちであることも発覚します。

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 妖精たちの狙いは、滅びの運命を乗り越えたユグド世界の“可能性の因子”を奪うこと。そのために、主人公の相棒でユグド世界を司る妖精ピリカを“何もない世界”=骸の世界にさらいます。

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 主人公は“万象鏡”というユグド世界の外へ渡る能力を秘めたアイテムを使い、骸の世界でピリカを救出。以降は“万象鏡”を使い、異変を解決するべく仲間とともに新世界へ旅立っていくのでした。

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 義勇軍は最初の新世界である幻獣の世界を皮切りに、謀略、遊戯、神仙という4つの世界を探訪していきます。力ある幻獣たちが争い、積み重なった屍のうえに発展していく幻獣の世界では、争いの火種をまき散らす妖精メネフが暗躍。義勇軍は滅びた幻獣の意思と心を通わせ、その力を得ることで争いを治めます。

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 謀略の世界では、クーロンと呼ばれるエネルギーを独占する大企業・ファクトリーと義勇軍が対立。スパイや怪盗の技術を身に付け、ファクトリーの秘密に関わる少女キュアを救うべく戦います。キュアの友人として振る舞いながら、裏では彼女を利用しようとしていた妖精キュリオの謀略により義勇軍は危機に陥りますが、最後はファクトリーのCEOレザディアと共闘。見事にキュリオの企みをくじくのでした。

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 巨大遊園地・ワンダーランドしかないという謎多き遊戯の世界。ここでは義勇軍メンバーが記憶を失い、遊園地のキャストになるという異常事態が発生していました。義勇軍は仲間たちを正気に戻しつつ、人間の勇者ヴェイジと魔族の王エストリアと邂逅。彼女たちとともに戦い、人々を遊園地だけに押し込めた妖精シビリーの説得に成功するのでした。

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 神仙の世界は至宝と呼ばれる超常の力を振るう仙徒たちが、不老不死を求めて戦い合う危険な世界。義勇軍も至宝の力を手に入れ、仙徒に対抗していきます。最後には、この世界の妖精の力を取り込み不老不死になった“神仙”と激突。すべての人々の肉体を破壊し、魂だけの世界で生きさせようとする“神仙”の計画を阻止するのでした。

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2つの世界が融合する“クロスワールド”発生。暗躍する謎の妖精の目的は

 一応の解決を見た4つの世界ですが、それぞれの世界での争乱は続きます。幻獣の世界では義勇軍と敵対した泥と鱗の種族で内乱が勃発。謀略の世界では義勇軍メンバーが殺人事件の容疑者に。遊戯の世界では遊園地での生活に慣れ切った人間と魔族の対立が深刻化。神仙の世界でもユグドの九領出身で、終生のライバル関係にあったシュザとヨシツグが剣を交えるなど、予想外の事態が頻発します。

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 そんな混乱が続くなか、今度は謀略の世界の空中都市が幻獣の世界に転移するというとんでもない事態が発生。文化も風習も異なる2つの世界の住人は必然的に対立し、激しい戦いに発展します。

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 義勇軍は妖精のネメフとキュリオと協力。幻獣アウルゲルミルの雷をクーロンに変換し、そのエネルギーを持って空中都市を謀略の世界に戻す作戦を決行し、融合し始めていた2つの世界を切り離すことに成功します。

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 その後は遊戯と神仙の世界でも2つの世界の融合が開始。神仙の妖精を取り込んだ仙徒ユゥジアにより、一部の義勇軍メンバーは洗脳されて敵対することに。ですが、義勇軍の活躍や魔王エストリアの尽力により、ユゥジアの野望は打ち砕かれます。

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 のちに“クロスワールド”と名付けられることとなる、異なる世界が融合する異変。その陰には、骸の妖精と名乗る謎の妖精の暗躍がありました。骸の妖精は、ユグドを狙う妖精たちが会合場所にしていた骸の世界に現れ、何やら画策している様子。果たしてその目的とは……?

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潜艦、if、幽夜、奈落──新たな世界で想定外の事態が巻き起こる

 義勇軍の新世界への旅は続き、新たに4つの世界へおもむくことに。潜艦の世界では、義勇軍メンバーが巨大潜艦ヴァルケトスの船員と潜艦を襲う襲撃者に分かれて対立します。その後、この戦いはヴァルケトスの艦長ヴォーゲンハートの夢の中の出来事であることが判明。義勇軍はヴォーゲンハートを目覚めさせ、彼を通して副長に扮していた妖精サリューを説得して事なきを得ます。

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 ユグド世界で起こり得た“if”の歴史のいくつかをつなぎ合わせて作られた、“もう1つのユグド”とでもいうべきifの世界。ユグド世界とは異なる人生を生きてきた義勇軍メンバーも多数登場します。この世界の誕生には、どんな願いでもかなえる“if”の力を持つ妖精と、その力を与えられたミフ王家が関与していました。義勇軍はミフ王家に仕える女騎士のアロルの力も借り、“if”の力を暴走させるミフ国王を打倒します。

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 ifの世界の戦いはこれだけで終わらず、しばらくしたのちにこの世界の外海からの勢力が襲来。義勇軍は外海へ乗り出し混乱を治めようとします。外海ではユグドで義勇軍が倒したはずの黒の根源が、ミフ王家の血を引く少女ラルムを器に巨大な力を獲得。黒の根源とラルムの“if”の力に苦しめられながらも、義勇軍はアロルをはじめとするこの世界の仲間と共闘し、勝利をつかむのでした。

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 幽夜の世界には、生者の住む“現世”と亡者が住む“幽世”が存在。義勇軍は“現世”と“幽世”の秩序を守る隔夜隊のヨサリと協力し、ユグド世界の人々の名前を奪った亡者たちに対処していきます。問題解決後は、滅びに近づく幽夜の世界を救う道を模索するヨサリが、ユグドの機械化技術を求めて暴走。ですが、隔夜隊所長でこの世界の妖精でもあるハクヒの説得もあり、事態は解決するのでした。

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 義勇軍は『チェインクロニクル』と同じ世界観を持つ『シン・クロニクル』のヘルドラ世界にも進出。奈落の世界という名でも呼ばれるここでは、黒の軍勢が圧倒的な勢力を保っており、人々を苦しめていました。義勇軍は、黒の軍勢が湧き出る巨穴・奈落を探索する境界騎士団のレアムたちと協力し、黒の軍勢と異変に対抗していきます。

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 奈落での活動を補佐する籠手と精霊の力を得た義勇軍は、奈落の第0界層深部まで到達。義勇軍の仲間で伝説の暗殺者であるラザフォードの対の存在であるジルファとの戦いに勝利し、ユグドとヘルドラを破滅の危機から救うのでした。

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本格化する骸の妖精の蠢動。ユグドを含めたすべての世界に危機が訪れる


 義勇軍がさまざまな新世界で活動している裏で、骸の妖精も本格的に暗躍。義勇軍が知らない2つの世界を“クロスワールド”現象で消滅させるなど、複数の世界を股にかけた実験らしきものを行っていきます。

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 骸の妖精は準備が整ったのか、突如として義勇軍本部に襲来。本部施設とともに、主人公を骸の世界に転移させます。その後、骸の妖精は謀略の世界のセントラルタワーや潜艦の世界のヴァルケトスといった、新世界の主だった施設も同様に襲撃。その世界の妖精ごと骸の世界に連れ去っていきます。

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 骸の妖精は他の妖精たちを、それぞれの世界に満ちるエネルギーを奪うためのゲートとして利用。ここから得たエネルギーを使い、より強大な存在になっていきます。

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 施設ともに骸の世界に転移させられた義勇軍メンバーは、妖精たちを救うべく仲間との合流を目指しますが、骸の世界は基本的に“何もない”世界。ユグド世界におけるマナのようなエネルギーが失われており、施設の外に出れば戦う力どころか生命力まで枯渇し、身動きを封じられてしまいます。

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 ですが、逆境に立たされても義勇軍はあきらめず、魔導技術で織られた衣装を着たり、幻獣や至宝の力でエネルギーを周囲にとどめたりするなど、骸の世界で活動するための手段を獲得。そういった義勇軍メンバーがヴァルケトスに集結していきます。

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 あとは義勇軍全員で知恵を持ち寄り、現状を打破する作戦を決行。囚われの身の妖精たちを救出しつつ、次元航行機能が新たに搭載されたヴァルケトスに搭乗して、骸の世界からの脱出に成功するのでした。

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最終決戦突入。明らかになる骸の妖精と世界の真実


 とりあえずの危機からは逃れたものの、骸の妖精は健在。異変の発生件数も増加し、不安定な状況が続いていました。そんなおり、謀略の妖精キュリオが1つの提案をします。

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 それは“世界の書き戻し”の実行。これを行えば異なる世界とつながるひずみや穴を完全に修復し、安定した状態に戻せるようです。その代わり、義勇軍が各世界を訪れたことが“なかったこと”になり、ほかの世界とのつながりは完全に断たれてしまうとのこと。

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 キュリオの提案は一時却下されたものの、“世界の書き戻し”が骸の妖精の干渉や異変の発生を防げることは確か。義勇軍メンバーはそれぞれに思い悩みます。ですが最終的には、世界の間にある壁を強固にすることとは真逆の、世界の壁を取り払いすべての世界を内包する“定義”があればいい、という結論を導き出すのでした。

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 新たな“定義”を見出した義勇軍でしたが、そこに骸の妖精が再来。主人公のより熟成された“可能性の因子”を、骸の世界の復活に利用するべくさらおうとします。義勇軍の奮闘で主人公は守られますが、代わりに何人かの仲間が人質として囚われの身に。

 人質になった仲間を追って、義勇軍は再び骸の世界へ。こうして骸の妖精との最終決戦が始まります。

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 骸の妖精との戦闘の中、主人公が危機に陥りますが、ピリカと義勇軍は“万象鏡”が形を変えた“クロス・チェインクロニクル”を用い、主人公の救出に成功します。そして最終決戦の末、骸の妖精を打倒するのでした。

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 戦いは終わり、世界は新たな“定義”のもと、異なる世界との交流が変わらずに続いていました。ですが異変は未だに発生し、未知なる脅威が現れる可能性も否定できません。今日もどこかで、誰かのために剣を振るう。義勇軍がつむぐ、新たな絆の物語はこうして続いていくのでした。

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    チェインクロニクル

    • メーカー:セガ
    • 対応機種:iOS
    • ジャンル:RPG
    • 発売日:2013年8月1日
    • 希望小売価格:0 円+税