日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。
本記事で紹介するのは、『黎の軌跡II』などに登場するメインキャラクターの1人、フェリのセリフ。子どもから大人へ成長する過程にある彼女の名言を紹介してまいりましょう。
どうか見届けてください。わたしが大人として歩み出す瞬間を(フェリ)
●最終幕_そしてめぐり、めぐる(英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-)
フェリーダ・アルファイド、通称フェリ。ゼムリア大陸の中東部で活動する高位猟兵団《クルガ戦士団》の一員です。焔と翼の女神(アルーシャ)を信仰する部族で育ち、その戦闘力は折り紙付き。
とある事件をきっかけにヴァンと知り合い、社会勉強も兼ねて《アークライド解決事務所》のバイトとして働いている少女となります。
そんなフェリですが、『黎の軌跡II』では作中ずっと何かに悩んでいる様子……。
そして最終幕のコネクトイベントでは、彼女の成人(クルガの部族では14歳で大人扱いになる)を記念した通過儀礼として、とある任務を任されました。
内容は、クルガ戦士団をハメようとした悪人の排除。複数ある拠点をすべて潰し、手駒を奪ったうえで、ターゲットを1人になるまで追い詰めます。やるからには徹底的にと言わんがばかリの勢いです。
ターゲットの男を壁際に追い詰め、チェックメイト。「病気のお袋が~」などと言って逃げようとしますが、フェリはまったくブレずに強い眼差しのまま断罪を決行します。
しかし、“部族の戦士”であれば殺すのが当然の相手でしたが、結局殺しはしませんでした。その男を捕らえて情報を搾り取ることで、今後の犯罪を防ぐことを優先したのです。
このエピソードで重要なのは、“悪は滅するのが当然”と仕込まれてきたフェリが、悪人をきっちり断罪しつつも命までは奪わず、やり直しの機会を与えたことです。
それは《裏解決屋》としてさまざまな体験をし、考えて成長した彼女なりの答えでした。
そしてフェリは成人の初任務後に行う、“一生に一度”の神聖な儀式である“飾りの儀”を、ヴァンにお願いします。これは誰よりも信頼のおける人に手伝ってもらう習わしなんだとか。
そこでフェリが言ったセリフが、今回の名言になります。
「どうか見届けてください。わたしが大人として歩み出す瞬間を」
どうですかこの信頼し切った目。まるで結婚式のような宣誓の言葉を紡ぎ、髪飾りをセットしてもらうフェリです。うん、可愛すぎかっ!
個人的にはここまでの流れがすべて吹っ飛ぶくらいのインパクトでした。
どうですかこの信頼し切った目。まるで結婚式のような宣誓の言葉を紡ぎ、髪飾りをセットしてもらうフェリです。うん、可愛すぎかっ!
個人的にはここまでの流れがすべて吹っ飛ぶくらいのインパクトでした。
ヴァンもフェリの信頼には応えようとしていますが、やや困っている様子。
いやー、『黎の軌跡』でフェリが加入した時の父親からの手紙を思い出しますね。
あぁ、しかしヴァンにはエレインとアニエスというWヒロインが! でもいろいろイベントを見ていくとリゼットにジュディス、レンにシズナ、最近だとカトルもちょっと怪しくなってきて、フェリも戦線に登ってくるともう、過去シリーズの主人公張りのモテモテっぷりに。『界の軌跡』も踏まえると……どうするのでしょうか。
コホン。ともあれ、フェリの大事な成長については描かれたものの、肝心の“焔の巫女”に関する決定的なことは本作で触れられず、次回作以降へと持ち越しになりました。今後その辺りは触れられるのか、期待しておきましょう。
シリアスなものからコメディ的なものまで、軌跡シリーズにはほかにも数々の名言が存在します。今後もそれらを不定期にピックアップしてお届けしていく予定なので、お楽しみに!
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