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『攻殻機動隊』全アニメシリーズの展覧会が2026年開催決定。劇場アニメーション『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』30周年を記念して

文:電撃オンライン

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 劇場アニメーション『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995年)公開30周年を記念して、2026年東京にて、『攻殻機動隊』初めてのシリーズ横断展覧会の開催が決定しました。

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 過去最大規模となる本展覧会のティザービジュアルも合わせて公開されました。『GHOST IN THE SHELL /攻殻機動隊』の草薙素子のアニメ原画に、今までのアニメシリーズの名シーンが散りばめられたデザインが印象的な仕上がりとなっています。

 2月1日より作品公式SNSで謎のカウントダウンが行われファンの中では話題を集めていた中での情報解禁となりました。

2026年東京にてアニメ『攻殻機動隊』シリーズ横断展覧会が開催決定


 士郎正宗による漫画原作『攻殻機動隊』をはじめ、1995年に押井守が監督を務めた劇場アニメーション『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、2002年に神山健治が監督を務めたテレビアニメーション『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、2004年に公開され昨年公開20周年を迎えた劇場アニメーション『イノセンス』、2013年に黄瀬和哉が総監督を務めたOVA『攻殻機動隊 ARISE』、2020年に神山健治、荒牧伸志のダブル監督で制作された配信アニメーション『攻殻機動隊 SAC_2045』、2026年に放送を予定しているサイエンスSARUがアニメーション制作を担当する新作TVアニメ作品まで、全アニメシリーズを横断した『攻殻機動隊』の全てが詰まっている展覧会となっています。30年続く『攻殻機動隊』の全アニメシリーズが一同に横断する展覧会が、今回初めて開催されます。

 歴代の作品のアニメーション制作を担当してきたProduction I.G、2026年放送予定の新作アニメを担当するサイエンスSARUが全面協力する展覧会とあって、『攻殻機動隊』ファンはもちろん、まだ作品に触れていない方に向けても必見の内容になることは間違いない。

 国内のみならず海外からも高い評価を得てきた『攻殻機動隊』。今後の詳細続報は作品公式グローバルサイトおよび各公式SNSで公開されていくので、引き続き注目ください。

『攻殻機動隊』とは?


 『攻殻機動隊』は、1989年に漫画家・士郎正宗が、青年マンガ誌“ヤングマガジン”の増刊“ヤングマガジン海賊版”第5号から連載を開始したSF作品。

 電脳戦や格闘などで優れた能力を持つ全身義体(サイボーグ)の草薙素子。階級“少佐”の彼女をリーダーとした攻性の部隊“攻殻機動隊”が、高度複雑化する凶悪犯罪に立ち向かう姿を描いた物語です。

 リアルで精密な描き込みとともに、サイバーパンク的な要素や哲学的なテーマを探求しながら、人間とテクノロジーの融合、個人のアイデンティティなどについて深く考察していて多くのクリエイターたちに影響を与えました。

 その後1995年に押井守が監督を務めた劇場アニメーション『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、2002年に神山健治が監督を務めたテレビアニメーション『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』、2013年に黄瀬和哉が総監督を務めた劇場アニメーション『攻殻機動隊ARISE』、2017年にハリウッド版実写映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」、2020年に神山健治、荒牧伸志のダブル監督で制作された配信アニメーション『攻殻機動隊SAC_2045』が発表されました。

 『攻殻機動隊』は劇場アニメーション、テレビアニメーション、ゲームなど様々な広がりを見せるが、それぞれ漫画とは違った独自の物語、解釈や表現で展開されています。

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