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『SAKAMOTO DAYS』5話感想。本気を出した坂本、格好良すぎだろ。そしてついに登場したORDERのメンバーがどいつもこいつもヤバすぎる…(ネタバレあり)

文:カワチ

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 TVアニメ『SAKAMOTO DAYS』の第5話“強さの理由(わけ)”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『SAKAMOTO DAYS』第5話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことをオススメします。[IMAGE]

本気を出した坂本が!【アニメ『SAKAMOTO DAYS』5話感想】


『SAKAMOTO DAYS』は元・伝説の殺し屋である坂本太郎が、愛する家族との平和な日常を守るため、仲間と共に迫りくる刺客と戦う、殺し屋ソリッドアクションストーリー。


 今回の第5話は第4話に続く形でどんでん会の殺し屋・ボイルと帯黒との戦いが描かれました。前半の注目は本気モードの坂本。ボイルとの戦闘のなかで殺し屋時代の記憶がよみがえった坂本が愛する家族を守るために本気モードで挑むことになりますが、このときの坂本が当時のようなスリムな姿に。

 しゃべりかたももとに戻っていて格好良すぎましたね。坂本の声を演じているの杉田智和さんの演技のおかげで本気モードに切り替えたときの変化が原作よりも増しており、アニメを視聴していてテンションが高まりました。


 5年のブランクがありつつも当時を上回る強さについて、坂本は“大切な人を守るため”と解説しますが、この王道とも言える展開も杉田さんの芝居で厚みが増しましたね。

 また、芝居という意味ではルー役の佐倉綾音さんも必見でした。前回、お酒を飲んだことにより泣き上戸になってしまったルーですが、今回は笑い上戸になったり怒り上戸になったりとさらに感情が爆発。コロコロと表情を変えるルーがかわいいシーンでしたが、佐倉さんが演じることでさらに感情表現豊かになり、魅力がアップしていたのではないと思います。

 迫力の戦闘シーン、そしてシビれる決着シーンは実際にアニメで確認して欲しいのですが、もうひとつ注目して欲しいのは妻の葵。命を狙われていることを黙っていた坂本を叱るシーンでは、坂本をフォローしようとたボイルも含めて説教をすることに。それまで激闘を繰り広げていたふたりをあっさり黙らせてしまう葵がサイコーでした。


 後半のパートは坂本が自分にかけられた懸賞金を取り下げてもらうため、情報屋へと向かう流れ。情報屋に「気を付けたほうがいいですよ。昔のお仲間が絡んでいるかも」と伝えられたあと、日本殺し屋連盟直属の特務部隊・ORDERのメンバーが登場するシーンに。

 すでに登場している南雲与市のほか、八代拓さんの演じる神々廻、安元洋貴さんの演じる豹、早見沙織さんの演じる大佛が勢揃いしているシーンはとても緊張感がありました。

 坂本に出会っていたことを黙っていた南雲を豹が斬りつけたり、料理のなかに嫌いな玉ねぎが入っていただけで神々廻がシェフをめった刺しにしたりと殺伐としていましたね。豹の攻撃を軽くいなす南雲や神々廻の行動を止めようともしない大佛にも底知れぬものを感じました。今後、彼らが坂本とどのように関わってくるのか気になるところです。

 その後は“どんでん会”の本部の場所を突き止めた坂本がシン、ルーとともに潜入する流れ。ボスの部屋へと向かうものの、そこにはボスを含む大量の死体とイスに座り込む南雲の姿が。「僕が殺しちゃった」「悪いけど君にも死んでもらうよ」と襲ってくる南雲に坂本は……!? 衝撃の展開の続きはぜひアニメでチェックしてくださいね。

カワチRPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。

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