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『GBVSR』サンダルフォンを先行プレイ。属性変化で性能が変わる飛び道具の使い分けがカギになりそうなスタンダードキャラ【グランブルーファンタジーヴァーサス-ライジング-】

文:電撃オンライン

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 『グランブルーファンタジーヴァーサス-ライジング-(GBVSR)』に満を持して登場する新キャラ・サンダルフォンの先行プレイレビューをお届けします。

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※試遊バージョンでのプレイなので、製品版とは内容が異なる場合があることはご了承ください。

サンダルフォンは飛び道具、突進技、無敵技を持ったスタンダードキャラ【GBVSR】


 サンダルフォンは、使い勝手のよい飛び道具と突進技、そして強力な無敵技を持った、グランやジータのようないわゆる“スタンダード”タイプのキャラ。

 通常技も、極端にリーチが長い技などはないものの、クセがなく使い勝手が良いものがそろっています。

 遠距離立ちLや遠距離立ちHはとくに使い勝手がよく、ダッシュL攻撃から攻撃を継続する起点として利用できます。『GBVSR』をやりこんでいるプレイヤーなら、ベアトリクスのダッシュL攻撃からの遠距離立ちLの動きをイメージしてもらえばわかりやすいでしょう。

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▲遠距離立ちL。さすがサンちゃん足が長い。
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▲大きく踏み込んで横薙ぎの攻撃をする遠距離立ちH。

極彩羽で属性をチェンジ!


 サンダルフォンの最も特徴的な技が、特殊技の“極彩羽”です。

 特殊技ボタンを押すことで、自身がまとう属性が変化し、特殊技ボタンのみで火属性に、特殊技ボタンの動作中にLを押すと水属性、Mを押すと土属性、Hを押すと風属性に変化します。

 属性が変化すると、主に飛び道具の“エクリプティカ”の性能(とアビリティ名)が変化し、連係や立ち回り、コンボが変わってきます。さらに風属性のみ目に見えて大きな変化が他にもあります。

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▲属性の色のエフェクトを纏う。スキはやや大きめ。

光属性:エクリプティカ


 エクリプティカは、初期状態では光属性で、弱で発生が早めの使い勝手のよい飛び道具を打ち出します。

 M版は、発生が遅くなる代わりに、多段攻撃になり、射出後に高速で飛んでいくように。

 +アビリティ版は、発生が早く多段攻撃になっており、画面端でトリプルアタックなどからキャンセルでヒットさせると近距離立ちMなどが連続ヒットします。

 アルティメット版(U版)は、弾速が速く一部を除く相手の飛び道具を貫通する性能に。属性が変化しても、U版の性能は共通のため、どの属性でも遠距離でとっさの場面でのけん制に使えます。

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▲L版はクセがなく遠距離でのけん制に優秀。

火属性:天炎


 基本的な性能は、光とほぼ変わらないのですが、ヒットするとダウンするようになり、ヒット時に一気に相手との距離を詰められます。

 また、+アビリティ版は、トリプルアタックなどからヒットさせると、画面中央でも通常攻撃で追撃ができ、コンボでダメージが稼げるのが嬉しい。

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▲トリプルアタックからキャンセル天炎で浮かせて……遠距離Mからキャンセルアビリティで追撃!

水属性:天水


 L版は自身の前に水の弾を出し、すぐに弾けて消えますが、M版は発生が非常に遅い代わりに、敵の弾を3回打ち消せる、ゆっくり前進して一定距離移動すると消える水の弾を放ちます。

 +アビリティ版は、M版の攻撃発生が早くなったもの。

 水の弾を追いかけて接近する戦法が強力で、弾を出したあとは早めに動けるので、相手の起き上がりに重ねて起き攻めをすることも出来そうです。

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▲弾を防ぎながらダッシュで接近!

土属性:天土


 地面から岩を呼び出して攻撃。射程は短いものの、近くでガードさせると有利時間が増えるので、接近戦で強力です。

 また、地面から攻撃しているため、回り込みにもヒットします。各種通常技からキャンセルで出して、再度ダッシュ攻撃から攻めるのが強力そうな技でした。

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▲近距離戦で真価を発揮します。

風属性:天風


 光属性のものよりも弾速が速く、より遠距離でのけん制向けのアビリティに。L版でもヒット時に相手を吹き飛ばせるのも特徴です。

 さらに、アビリティの変化だけでなく風属性をまとったときは、空中で前方向にダッシュが可能になります。攻撃はダッシュで一定距離進んでからしか出せないものの、低めの位置でも空中ダッシュが可能です。

 また、歩く速度や地上でのダッシュ速度も他の属性より速くなっていました。

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▲遠くから空中ダッシュで攻撃しながら接近!

得意な属性を主に使えばOK!


 エクリプティカの性能変化を見ると、使いこなすのが非常に難しいキャラのように思えますが、実際のところは、対戦中に属性をコロコロ変える余裕もあまりないので、自身の得意な属性のみ使う形でほぼ問題ないでしょう。

 まずは、中央でのコンボダメージが伸びる火属性を覚えるのがオススメです。

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▲自分の使いやすい属性で勝負!

 もちろん、各属性の特徴を活かすプレイも可能で、特に、相手キャラに合わせた使い分けが有効そうです。

 飛び道具が強いキャラには弾を消しながら接近できる水、地上戦での切り返し手段にとぼしいキャラには固めの強い土、対空、無敵技の弱いキャラには風…と、不利な組み合わせを減らせるのが強みになりそうです。

高速突進技ゾハル・ストライク【GBVSR】


 ゾハル・ストライクは相手に向かって突進する強力な突進技です。移動速度、リーチともに優れていますが、密着でガードさせるとスキが大きいのはお約束。

 +アビリティ版は、画面端でヒットさせると壁でバウンドする定番の性能となっているので、画面端でコンボを伸ばしたいときに使いましょう。

 U版は、画面中央でもヒットすると相手を画面端に吹っ飛ばしたあと自キャラの前までバウンドするので追撃が可能。画面中央でコンボダメージを伸ばしたいときに使いましょう。

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▲画面端にも運びやすい優秀な突進技。

ゾハル・ストライクの追加入力で属性変化と属性解放【GBVSR】


 ゾハル・ストライクは、ガードまたはヒット時に特殊技ボタンを押すと、技の終わりに極彩羽が発動できるので、相手をダウンさせながら属性変更が可能。

 さらに、属性変更している状態でゾハル・ストライクから特殊技ボタンを押すと、属性解放という追加攻撃が行えます。

 ゾハル・ストライクの威力が上がるだけでなく、+アビリティ版であれば相手がより高く浮くようになるので、画面端でより大きな追撃が入れられるようになります。

 なお、属性解放を使用すると光属性に戻るので、あえて属性解放を行わない場合もあるでしょう。

強力な無敵技ランニングライツ【GBVSR】


 ランニングライツは、グラン、ジータのライジングソード同様のいわゆる無敵技で、M版以上で出始めが無敵になります。

相手のキツイ攻めへの割り込みや、強力な飛び込みへの対空として使いましょう。
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▲攻撃範囲も広めで使い勝手はよさそう。

派生で幻惑するファースト・イン・ライン【GBVSR】


 ファースト・イン・ラインは、弱で出すとその場でリーチの長い横なぎの攻撃を繰り出し、Mか+アビリティ版で出すと、構えを取って追加入力で派生技を出せます。

 LとMの追加入力で繰り出せる“サイレンス”は自分の前方に多段攻撃を繰り出すもの。L版は近距離に、M版はやや遠目の位置に攻撃を行います。

 Hで追加入力を行うと突進技の“ノー・ウェイ・アウト”を繰り出せ、Uならためが可能な突進技“ロウ・プリズン”が使用可能。

 また、構え中は左or右入力による“ザ・ヴァイス”で高速移動が可能。移動後に他の派生技を出すことができます。

 L版は少し離れた位置でのけん制や通常技からのコンボに、M版と+アビリティ版は遠距離で相手が動きそうなところでのけん制に使えそうです。

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▲構えから、抜刀で離れた位置に攻撃!
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▲前後に高速で移動もできます。

定番性能の奥義と、飛び道具にも強い解放奥義【GBVSR】


 奥義のアイン・ソフ・オウルはリーチはあまり長くなく、近距離で当てるとロックして演出が入るタイプの技で、先端ヒット時は演出に移行せずダメージが低下します。

 解放奥義のパラダイス・ロストは出始めが飛び道具になっているタイプで、遠距離ではヒット時にロックしないものの、画面端から画面端の距離でも届くので、相手の飛び道具を貫通してヒットさせることができます。

 相手のライフが少ないときの切り札として有効そうですね。

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▲飛び道具を見たら、解放奥義で反撃可能!
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▲解放奥義(ロック時)で勝利した際のワンシーン。嘘……超カッコいい…!!

話題になっていた変更点もチェック【GBVSR】


 最後に、海外の試遊バージョンで話題になっていた内容の一部を確認。

 ビカラは、次に使用するアイテムが奥義ゲージの下に表示されるように。アイテムの内容は使用するか数秒経過すると変化します。

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 ライジングソードなどの無敵技は、硬直が空中、地上ともに被カウンター状態に。ライジングソードなど飛び上がるタイプの無敵技には、しゃがみHからの対空コンボで反撃を決めることもできそうです。

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サンダルフォンは使いやすさとやり込み要素が詰め込まれた優良キャラ


 飛び道具を軸としたスタンダードなプレイに加え、特殊な属性を使い分けるやり込み要素も盛り込まれたキャラで、プレイヤーによって幅広い使い方ができる非常に面白キャラとなっていました。

 「火属性一本でいかせてもらいます」といったスタンスも可能なので、自分に合った属性を探してみるのも良さそうですね。

 明日(2月26日)にはサンダルフォンが使用可能になるので、ぜひ使ってみてください。

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