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【軌跡シリーズ名言集:レン】さっきみたいな迂闊な扱いも喜んで受け入れてあげるわ(ネタバレあり)

文:Zenon

公開日時:

 日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。

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 本記事で紹介するのは、『黎の軌跡』に登場するキャラクターの1人、レンのセリフ。少女から大人の女性へ成長途中にある彼女の名言を紹介してまいりましょう。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

さっきみたいな迂闊な扱いも喜んで受け入れてあげるわ(レン)


●第三章_サルバッド狂想曲(英雄伝説 黎の軌跡)

 レン・ブライト。本作のメインキャラクターの1人、アニエスが通う“アラミス高等学校”の現・生徒会長を務めている女学生です。

 『空の軌跡SC』が初登場で、当時は11歳の少女として描かれました。その後も『零の軌跡』(12歳)、『閃の軌跡IV』(16歳)とシリーズを通して出演している稀有な存在でもあります。ちなみに『黎の軌跡』では17歳。ずいぶん成長しました。

 『空の軌跡』時代の彼女については、下記の名言記事で詳しく紹介していますので、よければこちらも読んでみてください。

今宵のお茶会は楽しんでいただけたかしら?(レン)【軌跡シリーズ名言集】

 今回の名言は、レンが本作の主人公ヴァンを夜に呼び出すシーンとなります。

 《裏解決屋》として駆け出しだったころのヴァンに助けられたことがあるレンは、ヴァンに対してやや特別な想いを抱いているように感じられました。

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▲2人が最初に会ったのは5年前(作中年号で七耀暦1203年)。『空の軌跡SC』のお話の直後のようです。
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▲ヴァンは道に迷って途方に暮れていた彼女を少し匿い、何らかのアドバイスをしてあげたとのこと。その結果レンは『零の軌跡』の舞台となる地、クロスベルへ向かったようです。

 思い出を振り返りながら、ヴァンはレンに言いました。

 自分の手で大切なものを手に入れたレンは、もう迷い猫(仔猫)じゃなく、一人前のレディだろうと。

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▲昔のように頭をなでながらそんなことを言ったせいで、レンからは「レディにこの扱いはどうかと思うけど……?」と言われてしまいます。でもちょっと嬉しそうな表情がイイですね。

 「自分はなにもできなかった」と言うヴァンに対し、レンは「それは過小評価が過ぎるわね」と言い、ヴァンの手を取って感謝の想いを伝えます。

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▲ヴァンが思う以上に、彼に助けられた者は多いはずだと話すレン。彼女もまたその1人であることは間違いありません。

 そして、「己の所業(カルマ)を自覚すべきでしょうね」と言い、今回の名言へ続きます。

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「そうすればさっきみたいな迂闊な扱いも喜んで受け入れてあげるわ」

 これは小悪魔、いや仔猫! 通常の神経をしていればこのウインクとセリフにズキューンとやられてしまうことでしょう。

 すべてを意のままに操る、天才の手のひらでくるっくるです。

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▲なお、言われたヴァンはご覧の反応。なるほど、ここで動じているようじゃレンの相手は務まらないってことですね。うん、完全敗北です(?)。
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▲そのまま挨拶をして帰るレンを見送るヴァン。完全に保護者目線です。

 はい、というわけで今回の名言「さっきみたいな迂闊な扱いも喜んで受け入れてあげるわ」をお届けしました。

 レンのヴァンに対する想いは恩人へのものなのか、恋心的なものなのか。なかなかに想像が膨らむエピソードです。

 もしこの縁が進展するとしたら、彼女の家族であるリベールのブライト一家も黙ってはいないでしょう。欲を張るなら、その辺の絡みも見てみたいですね。

 シリアスなものからコメディ的なものまで、軌跡シリーズにはほかにも数々の名言が存在します。今後もそれらを不定期にピックアップしてお届けしていく予定なので、お楽しみに!

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