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『シンデュアリティ』運営が公式ラジオで“今後の運営イメージ”を語る。新規クレイドルコフィンの追加や、経済バランスについての方向性を打ち出す【SYNDUALITY Echo of Ada】

文:電撃オンライン

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 『SYNDUALITY Echo of Ada』の公式Discordにて、制作陣が出演してトークするラジオの第8回が配信。二見鷹介プロデューサーが今後の運営方針について言及しました。

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 なお、このラジオで二見Pたち制作陣が言っていることは
「あくまで検討中であり決定したものではない」とのこと。そのため「こういう方向性、イメージを持って運営をしていくつもりなんだな」という認識で読むといいでしょう。

 また、記事にするにあたってテキスト化しているため、実際のラジオのトークのニュアンスとは若干異なることもあります。その点も注意してご覧ください。

4月のシーズン2までに3回パッチがある【SYNDUALITY Echo of Ada】

・要注意協会員について。同士討ちの回数は運営側で持っており、いわゆる“反復行為(協会員と要注意協会員を行き来すること)”と思われるプレイを何度も行っていると、一発で協会員から賞金首になってしまうケースも発生するとのこと。

・シーズン2までに3回パッチが当たる予定で、1つめは来週か再来週に実装予定で、これはレートの調整やバグフィックスまわりのもの。2つめのパッチでは武器に関する調整をする予定。その次のパッチでは難易度緩和をする予定。

・経済バランスについて。ただ単にAO結晶の値段をアップすれば解決する……とは考えていない。機体の価格やロスト、クラフトなどさまざまな要素があると考えていて、特にゲーム序盤の、費用が高くてクレイドルに気軽に乗れない状況については、改善したいと考えている。

・AO結晶の換金率は上昇予定。クラフト費用については様子を見つつ調整するとのこと。

・Commonアイテムの重量を100から50に減らす予定。これによって、クラフトの難易度はある程度下がりそう。

・難易度緩和について。クレイドルコフィンのクラフト価格や時間を調整予定。Epicランクの機体を現在のRareランク程度、Rareランクの機体を現在のUncommon程度の感覚で運用できるようにしたいとのこと。記事冒頭にもあるように、あくまでイメージの話であり、価格などの数字がまるっと変わるというわけではなさそうです。

・ONTに登場したクレイドルコフィンがない点について。新しいクレイドルコフィンはゲームに追加していく予定だそうですが、あくまで“新しい遊びとセットで新しい機体を提供していく”という方針。

 陣営(協会員か賞金首か)で使える機体や武器が限られがちなことについては調整予定。なるべくいろいろな機体にアクセスできるようにしたいとのコメントあり。これはシーズン2までにやりたいことだそう。

・武器の調整について。スナイパーライフルは大幅に弱体化する。ゲームを遊んでいる人向けに言うと「紫ボルスナの場合、白バードの胴体に3回当てないと落とせない」ぐらいになるそうです。

・1回弱体化を入れたから、その武器種が今後永続的に弱いままになる……と決まっているわけでもなさそうです。この辺りはプレイ状況を鑑みて随時調整されると思われます。

・逆にマークスマンは強化する方針。どういった強化をするのかはまだ検討中の模様。

・ヘビーショットガンは大幅に弱体化、ショットガンHEは大幅に強化予定。ただ単にダメージ量の調整というわけではなさそうでした。

・武器調整については大幅にいじる方向。基本的に今の戦法が通じなくなる、環境が変わると体感できるレベル。

・本来はシーズン2で実施予定だったクレイドルコフィンの調整も実施予定。これは武器の調整と同じタイミングで行う予定。

・アンバーは大幅に弱体化する方向。ラビットも弱体化の可能性あり。スパイダーは大幅に強化する候補。おそらくスパイダーに関することだと思われますが「セットボーナスなどの強化についても検討中」とコメントしていました。

・ジャンプは武器を持っている時も、通常移動時も弱体化したい。操作感が変わる形になるかもしれない。「よりステップや遮蔽物を生かした方向にしたい」と二見P。

・一部のUncommon武器、機体はショップのラインナップに入るかもしれない。

・(「期待しないでほしい」と前置きをしつつ……)クレイドルコフィンの追加を検討している模様。これは、シーズンの途中(シーズン2ではない)にやりたいそうです。追加されるのは、プレイヤーが日ごろ戦っている機体らしいです。チャット欄では「盗賊団の機体(トムガーディアン)では?」という予想が飛び交っていました。

・上記の機体をどういう形で入手できるようにするかも検討中。ちなみに二見Pはイベント形式でやりたいと考えている模様。例えば、1週間の間にドリフター全体でどれだけAO結晶を採掘・収集できるか? といったテイストのもの。

・マッチングレートに関して。より強い人と強い人がマッチングするように。“探索収支”という数字も見ていて、ロストをせずにめちゃくちゃ稼いでいる人(“腕のいい協会員プレイヤー”というイメージ)は、上位レート帯に入るかもしれない。

・撃破にまつわる係数は、先日のリセット以降はリセットする予定はないとのこと。「シーズン2まで運用を続ける予定」と言っていたので、シーズン2開始時にリセットされる可能性はありそう。

シーズン2はどうなるの?【SYNDUALITY Echo of Ada】

・依頼に関しては緩和をする予定。シーズン2ではシーズン1の半分くらいの時間で達成できる見込み。

・“ネストオーダー”と呼ばれる新しい種類の依頼を入れる。現状はエンドコンテンツとしてランキングと高難易度の依頼があるけれど、そうしたものではなく、主にPvEユーザーに向けた、資産をコツコツと回収するのがメインの依頼になるだろうとコメントしていました。ネストオーダーは両陣営で発生するそうです。

・シーズン2では新しいレアリティ(Epicよりも上)の追加を検討している。

・新規モデルのクレイドルコフィンが4機以上ある。この中には、先日発表されたジョンガスメーカーも含まれる。

・新たな期待を追加するにあたって、プレイヤーがクレイドルコフィンをどんどん作れる環境を目指している。

・新規機体はRareから運用できるイメージ。そのため、多くのプレイヤーが比較的早く新しいクレイドルコフィンに触れられるのではないか? とのこと。

・クラフトにかかる時間と費用に関しては、必ず調整したい。シーズン2では制作できるクレイドルコフィンが増えることもあるので、それに対応する形。

・経済バランスについてはシーズン2でも随時調整を入れていく。基本的には緩和していく方向。

・シーズン2のエンドコンテンツはPvEがメインになる。アメイジア東地方ではない高難易度エリアが登場するかも?

その他の質問について【SYNDUALITY Echo of Ada】

・チーター対策について。被害の通報はすべて受け取っていて、IDは控えている模様。「ラジオの場では具体的には言えないものの、対策はしています」と話していました。

・弾抜けに関しては、動いている。武器バランス調整のタイミングでも改善をする予定。移動時のカクつきに付随する問題についても対応をする予定。基本的にユーザーからの声にはすべて目を通しているということです。

・バーストアサルトライフルのセミオート連射についても今後調整が入る模様。

・倉庫の拡張も開発の議題には上がっているようです。

・ラビットシリーズの値下げについては慎重に検討する方向と二見P。もしも値下げをするのであれば、機体性能を下げる必要もあるだろうとコメントしていました。

・21体目のメイガスを購入しようとする場合、所持している20体の中の1体をデリートしないと購入できないそうです。

・「賞金首に、バウンティハンターを倒した時のキル報酬を実装する予定は?」との質問には、二見Pも3つほどキル報酬のアイデアを出したものの、非常に難しいとのこと。賞金首は値段が上下するものの、バウンティハンターは上がっていくだけとなっているため。PvPをメインにしていないプレイヤーにも影響する可能性があるそうで、慎重に動いていくと思われます。

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