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『薬屋のひとりごと』35話感想(2期11話)。壬氏を襲う襲撃者の正体が気になる…からのマオマオとの急接近ですべてが吹き飛んだ!(ネタバレあり)

文:Ak

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 現在放送中のTVアニメ『薬屋のひとりごと』の第35話(2期11話)“狩り”の感想記事をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『薬屋のひとりごと』第34話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。[IMAGE]

壬氏のマオマオへの呼称が気になる【薬屋のひとりごとアニメ2期感想】


 第35話のタイトルは“狩り”。狩りにマオマオを同行させる理由ってなんだ? と疑問でしたが、表向きは毒見役として連れていく模様。あるいは何か起こるのを予見したうえで、推理役として連れて行ったのかもしれません。

 先帝&皇太后やら怪談話やら、なんだかいろいろありすぎて、久しぶりのマオマオ&壬氏(じんし)の組み合わせな気さえします。


 そういえば、マオマオが玉葉妃(ギョクヨウヒ)のところにいるのって、仮の処遇でしたね。2期の最初のほうの話だっただけに、すっかり忘れてました。

 玉葉妃と壬氏が、「返す」「貸す」でちょっとしたマオマオの所有権争いをしていましたが、多分これ、玉葉妃のほうは半分くらいは壬氏をからかっているように思えます。

 結局呼ばなかったですが、壬氏が直接マオマオを呼ぶ際にどう呼ぶのかも気になるところ。直接名前をを呼ぶのが恥ずかしいって、壬氏もメンタル的には思春期中学生並ですよね。

陰謀の裏側にいるのは壬氏の正体を知る人物なのでは?【薬屋のひとりごとアニメ2期感想】


 マオマオを連れて狩りに出向いた先では、宦官であるはずの壬氏に向けて精の付く料理が出されていました。つまりこれは、何か色仕掛け的なことをして篭絡するつもりだったのでしょうか? 少なくとも、壬氏が(肉体的な意味での)宦官ではないということを知っている人間の思惑がありそうです。

 順当に考えれば、楼蘭妃(ロウランヒ)の父親である子昌(シショウ)が黒幕でしょうが……狙いは何でしょうか? 誰か自分の息のかかった女性を壬氏にあてがって、弱みをにぎろうとしている? あるいは壬氏の血筋を知っていて、帝の血統に自分の影響を及ぼそうとしている可能性もありそうです。

 壬氏が招かれた部屋が熱かったのは、水分をとらせるため→水に何か混ぜるみたいな狙いがあるとか? 壬氏を取り巻くすべての状況に、何か陰謀の匂いがしてきますね。

刺客の正体への疑問がマオマオ&壬氏のイチャイチャで吹っ飛んだ!【薬屋のひとりごとアニメ2期感想】


 謎の刺客の登場も、もちろん政治的な思惑あってのものでしょう。戦で使う道具を使っていたあたり、素人の犯行ではない気がします。果たしてどんな黒幕が存在するのか……気になりますね。


 まあ、壬氏のマオマオへの人工呼吸のシーンや二人の急接近のせいでそんな疑問も吹き飛びましたが! 命を狙った二人が、ギリギリで逃げのびた先でイチャイチャしまくっているとか、流石に刺客さんたちも予測できないでしょうね。


 予告動画の時点では、どうせラッキースケベ的なシーンで、すぐに壬氏がビビって離れるだろうと思っていましたが……どうも様子がおかしい? 急接近後に壬氏がマオマオを抱き寄せていて、二人の関係に変化が生まれるのかもしれません。


 次回予告では、マオマオの下側にいた壬氏がまさかの上側に逆転しているシーンも! 何だか二人の距離感が変わっているようにも思えるので、ラブ的な意味でもミステリー的な意味でも次回が気になりますね。


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