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『薬屋のひとりごと』36話感想(2期12話)。壬氏のセクシーシーンと正体バレで急展開…2クール目のビジュアルも衝撃的すぎる!(ネタバレあり)

文:Ak

公開日時:

 現在放送中のTVアニメ『薬屋のひとりごと』の第36話(2期12話)“華瑞月”の感想記事をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『薬屋のひとりごと』第36話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。[IMAGE]

ラブコメ展開では壬氏のセクシーシーンが!【薬屋のひとりごとアニメ2期感想】


 まさか第1クール最大のセクシーシーンが、股ぐらを探られた壬氏(じんし)の赤面とは……。けっこうマオマオは直球のセクハラをしていますが、こんな流れで壬氏が宦官ではないとバレるとは意外すぎましたね。

 股間を探られたあとに、真剣な顔でマオマオに向き合う壬氏がちょっと面白かったですが、実はコメディで済まされないシリアス展開になっている気がします。それにしても「カエルはもっと小さい」という言葉は、壬氏の男としてのプライドが言わせたセリフなのでしょうか……(笑)。


 まあ結果的には、ラブコメ的なくっつきそうでくっつかないギリギリの展開で終わりましたね。一応キス寸前までいきましたが、壬氏のヘタレっぷりから考えると、犬が来なくてもやっぱりシリアスな恋愛方面での進展は失敗していたような気がします。

 犬の乱入もあって途中で中断されましたが、この時点で壬氏がどこまで自分の正体について説明するつもりだったのかも気になります。自分が帝の弟(実際は息子だと思われますが)であることまで説明するつもりだった?

 だとしたら、マオマオを危険に巻き込むことを覚悟の上で協力してもらいたがっているということになりますね。壬氏からマオマオへの信頼の厚さが実感できます。

結局壬氏襲撃の黒幕の正体は?【薬屋のひとりごとアニメ2期感想】


 容疑者をいったん泳がせて、証拠を確実に見つけるというのはミステリーものとして定番の展開で、やっぱり爽快感がありますね。

 ラブコメ展開の妨害といい、本日のMVPは犬さんで間違いない!


 結局、壬氏襲撃の犯人がハッキリしなかったのは気になるところ。襲撃犯は捕まえましたが、トカゲの尻尾でしょうし、そこから黒幕の正体には辿り着けない可能性も高そう? 壬氏はその地位ゆえに狙われる理由が多すぎるので、そのぶん裏で誰が暗躍しているかを特定するのも難しくなっていそうです。

 壬氏、つまり皇位を継承する可能性のある人物が消えることで得をする人物と言えば……皇位継承に関わる人物、つまりは後宮の関係者なのかもしれません。壬氏が健在の状態では、帝の子を産んだところで後継者にはなれませんからね。

 誰か上級妃の関係者だと考えると、まあ最も怪しいのは楼蘭妃(ロウランヒ)の父親である子昌(シショウ)でしょう。ただ怪しすぎて逆にミスリードの可能性も?

第2クールのビジュアルが衝撃的すぎる……でも次回はお風呂回?【薬屋のひとりごとアニメ2期感想】


 作品の根幹に関わる秘密を話そうとする壬氏でしたが、シリアス展開がギャグ展開に塗りつぶされていて、流石に気の毒でしたね……。まあ、真剣な話をしたいときにマオマオに牛黄(ごおう)をわたすのは、タイミングが悪かったというのもあります。

 多分、ご機嫌をとってから真剣な話をするつもりだったのでしょうが、マオマオの薬への情熱を甘く見ていましたね(笑)。

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 2期の第1クールラストである第36話では、そんなシリアスになりそうでならない空気で終わったわけですが……公開された第2クールのメインビジュアルが不穏&衝撃的すぎる!

 マオマオが手枷をハメられて、どこかに連行されているように見えますね。なぜ今の展開からこんなことに……壬氏暗殺を企てた何者かの仕業でしょうか?

 それにマオマオの先を行く人物、髪型からして子翠(シスイ)っぽいですよね。以前筆者は彼女の正体が楼蘭妃の関係者(あるいは本人)かもしれないと予想していましたが、もしかして当たっているのかも? 先の展開が気になりすぎますね。


 そしてそんな不穏なビジュアルが公開されたのに、それに反して次回はお風呂回ですよお風呂回!

 なんだかマオマオが上級妃ともいっしょに湯浴みをしているっぽいですが、もしかして何かマオマオの知識を生かした催しだったりするのでしょうか? 何だか本格的なシリアス展開に突入する前の癒し回のような気もしますね。


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