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『トキシカホリック』初のリアルイベント開催! 生朗読劇に最新情報も飛び出した“厨毒者”必見の公演(昼)をリポート【Toxic-a-Holic】

文:ぎょにちむ

公開日時:

 2025年6月29日、ベルサール秋葉原にて、メディアミックスプロジェクト『Toxic-a-Holic』(以下、トキホリ)初のリアルイベント“『Toxic-a-Holic』Fan Party”が開催されました。
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 本イベントは、昼の部、夜の部の2部構成となっており、全国から大勢の“厨毒者”(トキホリファンの総称)が集結しました。 

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 当日はここでしか購入できないグッズを含む販売などが実施されたほか、豪華ゲストを迎えたステージイベントやクイズコーナー、生朗読劇や新情報の発表などが行われました。

 本記事では、そんな“Fan Party”昼の部の模様をリポートしていきます。

人気グッズは売り切れも!厨毒者たちが秋葉原に集結!


 本イベントは、“毒物男子×謎”をコンセプトに展開するメディアミックスプロジェクト『トキホリ』初のリアルイベント。

 2024年11月の始動以来、YouTubeなどで個性豊かなキャラクターたちによるボイスドラマや謎解きコンテンツを展開し、ファンのあいだで注目を集めています。

 また毒物男子たちの個別のキャラクターソングなども次々に公開されており『トキホリ』の世界に浸れる仕掛けが満載。

 4月には、ファンクラブ“国際toxient対策機関 後方支援部”が開設され、その記念として本イベントが開催されました。
 
 イベント会場へ足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは物販ブース。

 会場には『トキホリ』メインキャラクター9名の等身大パネルがずらりと並び、推しキャラと記念撮影を楽しむファンの姿があちこちで見られました。
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 注目の会場限定グッズもラインアップされており、缶バッジやアクリルスタンド、Tシャツ、トートバッグなどを求めるファンで長蛇の列が発生。開演が押すほどの盛況ぶりでした。
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 特に人気だったのは、推しキャラのグッズをまとめてゲットできる“確約セット”。

 なかでも会場限定だった“ディオンの確約セット”は、早くも完売となる盛り上がりを見せました。

 また入場時には、特典のポストカードも配られました。
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開演早々ハプニング?


 開演時間の15時30分を少し過ぎた頃、昼の部は無事開演。会場が暗くなり、ステージに用意された画面では、『トキホリ』のPVが流れます。

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 キャラクター紹介を兼ねたPVのあと、ステージには、徳留慎乃佑さん(アン役)、木村良平さん(支部長/赤宗役)、やみえんさん(サポーター/雲雀役)、志麻さん(ディオン役)、白井悠介さん(チェイン役)が登壇。会場は大きな拍手に包まれ、木村さんの進行でイベントがスタートします。

 イベント冒頭、白井さんが入場時に飲み物をこぼしてしまったようで、少々慌てる様子が見られました。さらに徳留さんのかわいらしい声を真似て自己紹介をするなどして、登場早々に早速会場を沸かせていました。

 改めてイベントがスタートすると、まずはキャスト陣は『トキホリ』の印象についてトーク。

 「毒そのものがテーマになるというのは新しい」、「もっと怖いものだと思っていた」というみなさんの率直な感想を聞くことができました。

モテそうなキャラクター第一位はチェイン!

 続いては、イベントに先がけて実施されたアンケートの結果を発表する“トキホリ総選挙”コーナーが開始。
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 発表形式はクイズ仕立てとなっており、アン、ディオン、チェインがそれぞれ1位を獲得した質問項目を当てるというルールで進行しました。
 
 アンにまつわる設問では、「弟にしたいトーキョー支部のメンバーは?」、「ペットにしたいトーキョー支部のメンバーは?」、「褒められたいトーキョー支部のメンバーは?」の3択が提示され、徳留慎乃佑さんが回答に挑戦。

 これに対し志麻さんが「(自分はアンを)ペットにしたい!」と冗談混じりにいって、徳留さんの頭をよしよしする場面もあり、会場からはどよめきの声が上がります。

 徳留さんは“アンは弟力が高い”という理由で「弟にしたい」と回答し見事正解。ファンからは、「とにかくかわいい」「そこにいるだけで癒される空気清浄機」といった声が寄せられていました。

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 ディオンへの設問は「付き合いたいトーキョー支部のメンバーは?」、「一番モテそうなトーキョー支部のメンバーは?」、「いっしょに料理したいトーキョー支部のメンバーは?」と質問が並びます。
 
 志麻さんは「モテてるからな〜すでに!」と余裕のコメントを挟みつつ会場を沸かせると、悩んだ末「付き合いたい」を選択し見事正解しました。

 アンケート回答では「一緒に飲みたいから。」「人柄がいい。容姿ももちろんいい」「案外リードしてくれそうだし、酔い潰れるディオンを見たい。」といった“ディオンと過ごす妄想”が飛び交っており、会場でも頷くファンの姿が印象的でした。
 
 チェインは「広報動画をいっしょに撮りたいトーキョー支部のメンバーは?」、「兄にしたいトーキョー支部のメンバーは?」、「一番モテそうなトーキョー支部のメンバーは?」の三択。

 このラインアップに白井さんは「一緒に脱皮したいメンバー?はじゃないんですか?」と冗談を言ったり、徳留さんは「コーラをこぼしそうなメンバーじゃないんですか?」と白井さんの入場時の“粗相”をいじって会場に笑いを誘います。

 白井さんはこれで「広報動画だったら悲しくない?」と言いつつ、希望も込めて「一番モテそうな」を選択。

 こちらも見事正解し会場からは「おぉ〜!」といった歓声が響きました。

 なお、理由として「乙女心の理解度が高い。」「女の子の扱いに慣れてそう。」といったチェインの“大人の余裕”を評価する声が多く寄せられていました。

 クイズのあとは、アンケートのお礼として、“生お礼ボイス”が披露され、会場だけのうれしいサプライズを楽しむことができました。
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騙す? 協力する? 演技力が問われるゲームコーナーも


 イベント中盤に行われたのは、出演キャストによるゲームコーナー。

 今回は、“演技力”と“チームワーク”が問われる2種類のゲームに挑戦しました。

 ひとつめのゲームは、“裏切り者を探せ!ワードウルフ”。

 内容は、参加者5人のうち1人だけ異なるお題が書かれたカードを持つというもので、会話を通じて“仲間外れ”を探し出す人狼形式のゲームです。

 各自に配られたカードには、4人には同じ食べ物、1人だけ異なる食べ物の名前が書かれており、お互いにヒントを出し合いながら、怪しい人物を見極めていきます。

 白井さんは「いま食べたい」、やみえんさんは「本格よりとジャンクよりがある」志麻さん「冬にたべる」といった自分のカードの内容を連想させるヒントを出し合ったりお互いに質問を出し合います。客席も一緒に考えながら、出演者たちのやりとりに注目しました。

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 最終的に観客の挙手で“怪しい人物”を聞いたところ、白井さんに手が挙がる場面もありつつ、出演者間の多数決では志麻さんに“人狼”の疑いが向けられます。

 しかし、実際の人狼は――徳留さん! 

 “弟ポジ”として目立ちすぎないよう、あえて言葉数を減らして会話に自然と溶け込み、ほかのメンバーの疑いをかわしきった徳留さん。見事ほかの4人を出し抜くことに成功しました。

 ふたつめのゲームは、“体と頭の両方を使え!ジェスチャー×謎解きチャレンジ”。

 こちらは、出演者が出されたお題を体だけで表現し、それを他のメンバーが当てる“ジェスチャーゲーム”と、その正解数に応じてヒントが開放される“謎解き”を組み合わせた内容でした。

 ジェスチャーゲームでは、蛇、ヴァイオリン、配信者、研究者といったなかなか絶妙なお題が出されましたが、みなさんやはり演技のプロということもあり、制限時間内に全問正解するという結果に!

 その後は、ヒントをもとに謎解きに挑戦するコーナーも。全問正解したためすべてのヒントが解放され、空欄に入る言葉を埋めていくという内容となっています。

 このとき、真剣に取り組む志麻さん・徳留さん・やみえんさんに対し、ステージの端にいた木村さんと白井さんが“ちゃちゃ”を入れまくるという自由な展開に。そんなふたりの行動を見兼ねてかやみえんさんは「大人がうるさいよ! 子供(アン)が頑張ってるんだから!!!」と注意する場面もありました。

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 最終的には「こたえはどくぶつ」というワードを導き出し無事クイズに正解することができました。

 ご褒美として、今回のイベント衣装のビジュアルを使った公式アイコンがプレゼントされることが発表され、ファンには嬉しいサプライズとなりました。

 アイコンは公式サイトにて配布されているので、ぜひチェックしてみてください。

お待ちかねの生朗読劇に厨毒者たちも歓喜!


 本イベント最後のお楽しみとして用意されていたのは、ここでしか見られないエピソードの生朗読劇。ステージのスクリーンには、支部長、サポーター、アン、ディオン、チェインといったキャラクターたちが映し出され、キャスト陣による生の演技が始まります。

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 物語は、披露するはずった手品の準備がうまくいかず、困っているシーンからスタート。

 本来使う予定だった青い鳥を逃がしてしまった上に、C.B.やシアンに手品道具を壊されてしまい、「披露できるものがなにもない……」と、アンが来場した厨毒者たちに素直に謝るという、愛おしい幕開けとなりました。

 そこから物語は徐々に広がり、キャラクターたちがこのイベントにかけていた想いや、当日を迎えるまでの裏話が次々と語られていきます。

 ディオンはこの日のために禁酒したというびっくり発言も飛び出し、会場から「え〜!?」と、ざわめきが響きます。そんな珍しすぎるディオンの行動に「明日槍でも降るのかな?」と支部長がいうと、アンは「え!明日槍が降るの?天気予報では晴れって言ってたんだけど……」と純粋に受け取ってしまいます。

 また、いつも冷静沈着なサポーターも「イベント前日でソワソワしてなかなか寝付けなかった」と明かします。そんなサポーターに支部長は「かわいいところあるじゃない!」と茶化しますがサポーターは「当たり前じゃないですか!僕はまだ17歳のいたいけな男の子なんですよ!」と堂々と言い放ち、会場から大きな笑いが起こりました。

 終盤では、ディオンとチェインの“痴話喧嘩”とも言える掛け合いが炸裂。「いくら毒物男子だからといって日常的に飲酒している姿を厨毒者のみなさんに見せるのは良くないんじゃないか?」と注意すると、ディオンは、「毎日夜中にFPSをして夜更かししているチェインも悪い」と反撃。厨毒者のみんなが真似して寝不足になってしまうというとんでも論を展開するディオンにチェインは、「最近構ってもらえないから拗ねてるんだろ?」と聞くと大きな声で「そうだよ!」と肯定。会場からは「ひゃ〜〜」と尊さに心を打たれてしまう厨毒者が多くみられました。さらに「もっと俺との飲みに付き合えよ〜〜〜!」と叫ぶディオンに「週3で付き合ってますけど〜〜〜〜?」と答えると「ほぼ毎日付き合ってくれてたじゃん!!」とヒートアップ。ふたりの距離感だからこそのやりとりに悶絶させられた貴重な一幕となりました。

 朗読劇は約20分間にわたって行われ、アドリブやコール&レスポンスも交えた臨場感たっぷりの展開に、ステージが終わる頃には大きな拍手と歓声が沸き起こりました。

 朗読劇のあとは、『トキホリ』の最新情報が続々と発表されるコーナーへ。

 中でも大きな注目を集めたのは、アン(CV.徳留慎乃佑)のキャラクターソング初披露。
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 昼の部ではキャラクターソングPVの一部を先駆けて見ることができました。
 どこか不思議で浮遊感のある曲調と、アンらしい透明感のある歌声に、観客はじっと耳を傾け、会場全体が聴き入るような空気に包まれていました。

 さらに、今後の展開としてキャラクターソングアルバムの発売決定、そしてコラボカフェイベントの開催決定なども発表。
 
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 ファンにとっては嬉しい驚きが詰まった報告となりました。

 イベントの最後には、出演キャスト5名からひとりずつ、来場者への感謝のメッセージが送られました。

木村良平さん(支部長/赤宗役)
「常々思っているんですが、イベントはできるだけフルメンバーできればよいのですが、その時だけのメンバーで、とくに朗読劇はこの組み合わせだとこういうドラマが生まれるかみたいな面白さが好きです。今回は配信がないイベントなので、何かしらの形でこの朗読劇だけでも皆さんの目に届けばいいなと思っています。今日はありがとうございました。」

やみえんさん(サポーター/雲雀役)
「本日はありがとうございました。我々は個別で収録しているので、寂しいんですよ!誰と掛け合いをするわけでもなくマイクと向き合っているので。白井さんなんか今日初めましてなんですけど。なので今日、楽しかったです!声優イベントでよくやる生朗読劇なんかは、昔から自分もイベントを見てきたので、実際に自分ができて嬉しさもありました。」

白井悠介さん(チェイン役)
「開始早々C.B.の代わりに僕が(コーラを)ぶちまけてしまって粗相してしまって申し訳ありませんでした(笑)。今回このメンバーでイベントをやって、本当に志麻さんとやみえんさんが初めましてだったんですけど、初めましての感覚もなく、同じコンテンツで掛け合いしてたのが、生で朗読できたのが嬉しかったし楽しかったです。チェインとしてはやっぱり相棒のディオンがいてくれてすごく心強かったです。今日僕来る前にこれ見つけてきたの!(白井さんが左耳につけたイヤリングを指す)チェインカラーとディオンのカラーも入ってるので「これいいじゃん!」とおもって買ってきちゃった!」(会場から「ヒュ〜」という声や拍手が湧き起こる)

志麻さん(ディオン役)
「こういうコンテンツでイベントに出させていただくっていう機会もなかなかない中でこの素敵なキャストのメンバーと厨毒者のみなさんと昼の部を終えられたっていうのは自分の中でも一個成長したのかなと思います。」

徳留慎乃佑さん(アン役)
「出てきた瞬間からお客さんが暖かく、何より生朗読劇ができたことが嬉しかったです。やればやるほどお客さんが反応をくださり。みなさんに僕のエネルギーを受け取っていただこうと思っていたのですが、僕の方がたくさん楽しい思いをしちゃったな〜なんておもいました! 今日は本当にありがとうざいました」
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 キャスト同士の仲の良さ、そして観客との一体感を感じられる温かい空気に包まれたまま、昼の部は記念撮影をもって無事に終了。

 生朗読劇にキャラクターの魅力が詰まったやりとり、ゲームコーナーの素の反応など、ここでしか体験できない時間に、厨毒者たちは大満足の様子でした。

 今後もキャラソンアルバムのリリースやコラボカフェなど、さらなる展開が発表されている『Toxic-a-Holic』。

 その“厨毒性”から目が離せません!

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