コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)より9月25日発売予定の『SILENT HILL f(サイレントヒル f)』。そのメディア向けイベント“SILENT HILL f Tokyo Media Premiere”では、世界初の実機プレイが体験できました。
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この記事では、実機プレイの先行レビューをお届け。リメイク版『サイレントヒル 2』を含め、PS時代から過去シリーズをほぼ全作(一部外伝除く)遊んできたライターが、
約5時間のプレイで分かったアクションやストーリーの魅力について解説していきます。
また、電撃オンラインchではプレイ動画も公開しているので、そちらもお楽しみください。
また、電撃オンラインchではプレイ動画も公開しているので、そちらもお楽しみください。
なお、エビテンでは特典として本作の意匠を使ったアクリルチャームが用意されています。
※この記事には『サイレントヒル f』のネタバレが含まれています。
索引
- ストーリー&キャラクター:バリバリ戦う雛子の勇姿が頼もしい! 陰湿さが漂うリアルな人間関係にも注目【サイレントヒル f先行レビュー】
- アクション:近接に特化して敵との駆け引きが戦略的に進化!【サイレントヒル f先行レビュー】
- バケモノ:一部の敵は不死身!? ●●らしきバケモノはギミックがやっかいなボス【サイレントヒル f先行レビュー】
- 謎解き:ほどよい難易度でしっかり歯応えも感じられる謎解きに!【サイレントヒル f先行レビュー】
- 探索&育成要素:最初の町を拠点とした探索要素も存在【サイレントヒル f先行レビュー】
- まとめ:外伝ではない雰囲気が感じられる意欲作。『サイレントヒル 2』のクローン・コピーではない、新しい『サイレントヒル』シリーズらしさをぜひ体験してほしい【サイレントヒル f先行レビュー】
ストーリー&キャラクター:バリバリ戦う雛子の勇姿が頼もしい! 陰湿さが漂うリアルな人間関係にも注目【サイレントヒル f先行レビュー】
『サイレントヒル』シリーズ最新作『サイレントヒル f』は、1960年代の日本が舞台。そして思春期の少女が主人公となっています。
その事前情報が公開されたとき、筆者はてっきり「アクション要素控えめで、謎解きメインの外伝作品かな?」という予想をしていました。
日本が舞台で少女が主人公では、いつもの『サイレントヒル』のような銃火器は登場しにくいので、アドベンチャー色の強い作品になると思っていたんですよね。
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ところが今回の試遊で、その予想は大幅に覆ることに!
まずアクションですが、銃器が登場しないという予測は的中していたものの、近接戦闘メインになったぶん、むしろアクション性がアップしています。
アクションの詳細については後述しますが、非常にスピーディーで気持ちよく、かつパワフルなものになっていました。
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主人公の雛子は、性格自体は等身大の女学生であるものの、バケモノ相手に近接戦闘でバリバリに戦います。
最初に武器なしでバケモノに出会ったときは逃げるしかなく、とにかく心細かったですが、その後初めての武器である鉄パイプを手にしてからは一気に頼もしくなる! しかも雛子、敵を倒したときに「やったか?」みたいな台詞を言うんですよね。「やったか?」で本当にやっているあたり、本当に頼りになります(笑)。
ちなみに本作では、シリーズお馴染みの倒れた敵を踏んづけてトドメを刺すアクションはありませんが、ゲーム内のアクション要素やテンポのよさなどを考えると、特に問題ないかなと感じました。
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雛子はストーリーの途中である理由で袖が破けることになりますが、そうなるといよいよ戦士感がアップ!
作品全体のホラー表現はメチャクチャ怖いけど、主人公のたくましさがそれを緩和してくれているという点では、『サイレントヒル 3』のヘザーに近いものがありますね。
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ホラー表現に関しては、従来の『サイレントヒル』シリーズと同様に精神に迫るものが多く、グロテスクなものも多いですが、どこか美しさも内包しているような印象。
怖いことは怖いのですが、造形が芸術的で見惚れてしまうようなデザインのバケモノが多いです。試遊の範囲内では、ジャンプスケア系の恐怖よりは、ジワジワくるような怖さが多かったですね。
立体感のある音響や民謡のような音楽も効果的で、実際にそこにいるかのような感覚で主観的な怖さを体験できます。試遊時はヘッドホンを使用していましたが、とにかく音響が怖さを何倍にも引き上げているので、怖さに耐性のない人はむしろヘッドホンなしでプレイしたほうがいいくらいかもしれません……。
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雛子を取り巻く友人関係のリアリティにも要注目。雛子と気の置けない関係の男子である修。しかしそんな修に想いを寄せているっぽい友人の凜子は、周囲の女子を先導して雛子に嫌味を言ったり、孤立させようとしたりします。
(偏見かもしれませんが)女子同士のイヤ~な空気が漂う、リアルな人間関係が没入感を高めます。因習村っぽいねちねちさも、ところどころににじみ出ています。雛子が孤立しているのを薄々感づいて心配しながらも、修がろくに力になれていない点も、等身大の男子って感じでリアルです。
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※この先、ストーリーに関するネタバレ・考察が強くなるのでご注意ください。
とはいえ、そんな表面上の人間関係を、そのまま受け止めていいのか迷う描写も多数存在します。一部にはすでに主人公が死んでしまっているような台詞もあったりして……? このあたり、『サイレントヒル』シリーズの過去作の解釈にもよりますが、ゲーム内の世界自体が作中の登場人物の心象風景をモチーフにしている可能性は十分にあります。
ただ、発表会で制作スタッフの方々が「『サイレントヒル 2』のクローンをつくるだけでは意味がない」的なコメントをしていたことを考えると、もっとひねった形で物語が描かれるような?
死=肉体的な死だけではなく、精神的な死や社会的な死であることも加味すると、例えば学校内や地域内で存在を無視されるということを比喩した“死”という可能性もあります。ただ、こういう演出って、本来はもっとわかりにくい形でプレイヤーに伝えることが多いと思うんですよね。
特に今回、シナリオを担当しているのが『ひぐらしのなく頃に』などで知られる竜騎士07さんだけに、かなり序盤からあからさまに“主人公が死んでいる”という表現が出てくることを考えると……むしろ、なんらかのミスリードがあると考えたくなっちゃうところです。
さらに社殿のような特殊なエリア(裏世界)では、仮面を付けた謎の男も登場。少女漫画のヒーロー役のようでもあり、表向きは味方っぽいですが、いろいろと言動がうさんくさく……とにかく主人公も含めて誰も彼も裏がありそうで、信用できない!
どこまでが現実で、どこまでが精神的な描写なのか、境界があいまいなのが実に『サイレントヒル』ですね。シリーズ作品と同様に、考察のしがいがありそうでワクワクします。試遊範囲はちょうど謎が深まったタイミングまでで終了となってしまったので、製品版の発売が待ち遠しくて仕方がないです。
アクション:近接に特化して敵との駆け引きが戦略的に進化!【サイレントヒル f先行レビュー】
『サイレントヒル f』のアクションは近接戦闘のみとなっており、武器も鉄パイプ、包丁、鎌といった近接武器が登場します。
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基本的な操作方法や操作感はリメイク版『サイレントヒル 2』に近いですが、より回避アクションが多彩になっており、スピーディーに戦えるのが特徴。
攻撃や回避に必要となる“持久力(いわゆるスタミナ)”の管理が重要となるので、敵との戦闘の駆け引きに戦略が生まれています。
パリィや防御はないものの、ジャスト回避(見切り回避)やジャストカウンター(見切り反撃)に成功すると有利に戦えるようになります。見切り回避は比較的簡単に使えますが、見切り反撃は敵の攻撃方法によっては成功しないので要注意。
見切り反撃が可能なタイミングは敵の身体がブレるような演出で確認できるので、1対1の状況では、まずは敵の攻撃を観察して見切り反撃しやすそうなタイミングを見極めるのが重要になりそうです。ある程度慣れると、囲まれない限りは無傷で敵を倒すのもそこまで難しくはないと思います(あくまで試遊範囲ではですが)。
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また武器には耐久値が存在しており、使い続けると壊れてなくなってしまいます。耐久値の管理はわりとシビアで、難易度が最低でも全部の敵を倒すのは厳しいようなバランスなので、基本的には避けられる戦闘は避けるのが推奨。回避アクションが使いやすいので、多くの場合敵との戦闘を避けるのは容易です。
武器は最大で3つまでしか持てないので、なるべく状態のいい武器をキープしておくのが理想的。武器の耐久値を回復する“工具袋”というアイテムもありましたが、そこそこ貴重なので温存しておいたほうがいいかも?
試遊範囲の後半では重量級で非常に威力が高いハンマーも拾えるなど、武器のバリエーションはなかなか豊富。また裏世界では、耐久値が無限の薙刀や懐刀といった武器を使うこともできました。
ちなみに武器は耐久度が低くなるとちゃんとグラフィックも変化していきました。こういうちょっとした細部のこだわりも、リアリティを感じられていいですね。
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また特徴的なアクションとしては、“集中”状態の活用があります。L2ボタンで発動可能なアクションで、使用中は“精神力”と呼ばれるゲージを消費。
集中状態では見切りサインの表示時間が長くなるほか、最大まで集中ゲージをためると武器固有の“渾身の一撃”を繰り出せます。非常に強力ですが精神力の最大値が減ってしまうので、多様は禁物です。ただし、アクションの難易度によっては、集中状態時にダメージを受けると精神力の上限値が減少してしまう点にも要注意。
必殺的なアクションの導入によって、戦闘にメリハリが生まれているのがいいですね。
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今回の試遊では、アクションの難易度を“物語重視(EASY)”と“普通(NORMAL)”でプレイしてみましたが、“普通”では敵の攻撃が非常に強力になるので、アクションゲーム初心者にはなかなか厳しいバランスかもしれません。
また“普通”以上の難易度では精神力の上限回復に回復アイテムなどが必要なのに対し、“物語重視”のみ、“祠(セーブポイント)”で休むだけで回復できます。戦闘以外でも難易度がお手軽になるので、難易度選択の影響は従来シリーズよりも大きい印象です。
製品版では2週目以降の引継ぎ要素もあるようなので自信がない場合は難易度を下げて挑むのもよさそうです。なお、戦闘の難易度はゲーム開始後も下げることはできます(上げることは不可能)。
バケモノ:一部の敵は不死身!? ●●らしきバケモノはギミックがやっかいなボス【サイレントヒル f先行レビュー】
バケモノ(敵)は本作独自のものとなっており、シリーズ作品とはまったく違う種類のものが出現します。出現頻度が高くトリッキーな動きを見せる“カシマシ”や、カカシに化けている“アヤカカシ”、精神攻撃を繰り出す“オイオモイ”など、どれも動きが個性的で印象に残ります。
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一部のバケモノは不死身となっており、試遊時は倒しても一定時間で復活。もしかしたらゲームを進めることで完全に倒せるのかもしれませんが、基本的には逃げるのが推奨になりそうです。
倒せない敵というと『サイレントヒル 4』のゴーストを想起する人もいるかと思いますが、こちらの不死身系の敵はあるていど逃げるだけで振り切れるので、そこまでやっかいな存在ではないですね。
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今回の試遊では、ボスとして主人公の知り合いの●●らしい姿と言動をしたバケモノにも挑めました。
棘の生えた祭器と鎖鎌を使った長距離&範囲攻撃がやっかいなボスで、見切り反撃のスキを見極めるのがなかなか難しかったです。回避を中心にして、ヒット&アウェイで立ち回るのが無難かもしれません。
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周囲を暗くしたあと、距離をとってから精神攻撃を仕掛けてくるギミックもやっかい。素早く接近できれば攻撃のチャンスになるので、よく観察してどの方向にボスがいるか確認するのが大事になりそうです。
とにかく一撃の威力が高く、難易度“普通”ではかなり手強い相手。やや駆け足で進めたのもあって、“普通”では結局ボスを倒しきれないほどでした。製品版ではリベンジしたいものですね。
謎解き:ほどよい難易度でしっかり歯応えも感じられる謎解きに!【サイレントヒル f先行レビュー】
『サイレントヒル』シリーズらしく、謎解き要素も健在。謎解きの難易度も選択可能なので、サクサク先に進めたい人でも安心です。
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謎解きは基本的にヒントさえ集めて少しだけ閃けば解ける難易度になっており、やや従来の『サイレントヒル』シリーズよりも簡単な印象。もちろん序盤だけという可能性もありますが……。
また従来の『サイレントヒル』シリーズでは、難易度によって謎解きの内容自体がガラリと変わり、ゲーム外の知識が必要(シェイクスピアとか……!)になるなど、歯ごたえがめちゃくちゃある謎解きを楽しめました。
『サイレントヒル f』でも、難易度を最高にさえしなければ、ゲーム内の情報やヒント・ひらめきでなんとかなる、いわゆる粘れば解くことができるバランスになっています。
難易度を上げることによる収集アイテムなどのメリットは特になさそうですが(実績には影響があると思いますけど)、周回時に謎解きの難易度を変えることで、新鮮な気持ちで遊べるところはシリーズ通りといったところ。
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探索&育成要素:最初の町を拠点とした探索要素も存在【サイレントヒル f先行レビュー】
ゲームの進行は従来の『サイレントヒル』シリーズと同様、基本的にはリニア形式。
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最初の町を拠点にして各地を探索し、ある程度進むとまた町に戻ってくるような流れですね。最初の町が、ちょうど従来シリーズのサイレントヒルにあたります。
そこまで広くなく、日本らしい入り組んだ構造をしているものの、メインルート以外も探索することでアイテムの所持上限を増やせるアイテムや消費アイテム(武器含む)を入手できます。
また回復アイテムなどは余れば“祠(セーブポイント)”で奉納することで“功徳(くどく)”を獲得できます。“功徳”は各能力値の強化のほか、装備品“お守り”の入手に必要。“お守り”は武器の耐久値減少を抑えるものなど、有用な効果のものが多いので、探索&育成の重要度は高そうですね。
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まとめ:外伝ではない雰囲気が感じられる意欲作。『サイレントヒル 2』のクローン・コピーではない、新しい『サイレントヒル』シリーズらしさをぜひ体験してほしい【サイレントヒル f先行レビュー】
近接戦闘の特化や舞台の刷新など、意欲的な要素を取り入れつつシリーズらしい恐怖感や探索の面白さはしっかり引き継いでいる『サイレントヒル f』。シリーズファンから見ても、思った以上に『サイレントヒル』だな! という印象を受ける作品になっていました。
発表会で「『サイレントヒル 2』と同じことをやりすぎないようにしたい」「クローンやコピー作品ではない、新たな『サイレントヒル』を目指したい」という制作スタッフの気概を感じましたが、たしかにそういった気合を感じました。1960年代の日本が舞台で主人公が高校生の女性であること(『サイレントヒル 3』のヘザーも女性でしたけど)など、従来の『サイレントヒル』とは大きく異なる部分もあるため、不安を感じたシリーズファンもいるかもしれませんが、実際に遊んでみると、ちゃんと『サイレントヒル』だと感じました。
記事ではあまり書けませんでしたが、山岡晃さんによる音楽もすごい&『サイレントヒル』らしさを高めてくれます。日本が舞台というと尺八や太鼓を思い浮かべてしまう部分もありますが、1960年代という近代が舞台であることもあり、エレキギターも含めたいい感じの楽曲で物語を盛り上げてくれます。民謡的な美しくもちょっと不気味な歌声による楽曲なども、一度聞くと耳から離れません!
ちなみに1960年(昭和35年)という、戦後直後ではなく、かといって昭和後期のデジタルが増えてくるよりも前という時代設定も、いろいろと面白いところ。男女雇用機会均等法が1985年であることも加味して、女性である主人公がどのような生き方や社会的役割を期待・強要されているのかなども考えながら遊ぶと、考察も捗るのではないでしょうか。
ゲーム中に主人公が友だちに500円を貸しているという描写があるのですが、この500円という価値も今と1960年では大きく違います。500円札がある時代で、今でいう数千円くらいの価値となるので、高校生同士の貸し借りとしては妥当といえば妥当ですし、ちょっとずつ貸していった結果なのかもしれませんね。
(漫画『アカギ』で鷲巣麻雀が行われたのが1965年で、ほぼ同時代。血液10cc当たり1000点で10万円換算だったことなどを頭に思い浮かべながら『サイレントヒル f』を遊ぶのも……ククク……それもまた一興……)
そんなこんなでシリーズファンも納得の出来になっていそうなので、ますます9月25日の発売日が楽しみになりましたね! UFOエンドを含むマルチエンディングが存在することも明かされていますし、早く製品版で周回プレイを楽しみたいです!