Xboxは、ASUSと連携して、ROG Xbox AllyとROG Xbox Ally Xが10月16日に発売されることを発表しました。
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2025年6月「Xbox Games Showcase」にて初公開されたこれらの製品は、Xbox、Battle.net、そしてWindows PCで利用できる主要なストアフロントからインストールできるゲームへのアクセスをより容易にします。
『Tony Hawk’s Pro Skater 3 + 4』の鮮明で色鮮やかなスケートパークを体験するときも、『Gears of War: Reloaded』のダイナミックで没入感あふれるアクションに飛び込むときも、Xbox AllyとXbox Ally Xは、いつでもどこでも自分らしいスタイルで自由にプレイできるように設計されています。
10月16日の発売時、Xbox Ally、およびXbox Ally Xは、以下の国と地域で購入が可能になります。
日本、オーストラリア、ベルギー、カナダ、チェコ、中国(Xbox Ally Xのみ)、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、香港、イタリア、アイルランド、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、フィリピン、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、サウジアラビア、シンガポール、韓国、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、トルコ、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカ合衆国、ベトナム
ブラジル、インド、インドネシア、そしてタイを含む、ROG Allyの販売地域については、順次Xbox Ally製品の取り扱いも開始される予定です。中国でのXbox Allyについては、来年初頭ごろの取り扱い開始を予定しています。
概要
・ROG Xbox Ally、およびROG Xbox Ally Xの発売日が10月16日に決定しました。
・「Handheld Compatibility Program」を含む、新たなハンドヘルド体験についてもご紹介。
・次世代のパフォーマンス、そして目的別に作られた機能により、これらのハンドヘルドデバイスはいつでもどこでも、より多くの遊びをプレイヤーに提供します。
あらゆる場所で遊ぶための仕組み【ROG Xbox Ally/ROG Xbox Ally X】
さまざまなライブラリ内のゲームを切り替えるときも、クラウドからストリーミングをするときも、Xbox Allyシリーズなら出先でも気軽にプレイを始めて、途切れることのない遊びをお楽しみいただけます。
6月にお伝えした通り、両デバイスには以下の機能が搭載されています。
・Xboxフルスクリーンエクスペリエンス:コンソールのユーザー体験にインスパイアされ、Windows 11の自由度によって実現した、ゲームにのみ焦点をあてた体験です。プログラムのバックグラウンドでの動作を最小限に抑え、不要なタスクを後回しにする新たな最適化技術により、より多くのシステムリソースがゲームプレイに割り当てられるようになります。
・Xboxボタン:Xboxボタンの搭載により、チャット機能、アプリ、そしてArmoury Crate SEを含む、拡張されたゲームバーオーバーレイへワンタッチでアクセスでき、起動中のアプリとゲームの間をシームレスに移行できます。
・統合されたゲームライブラリ:XboxやGame Pass、Battle.netやその他主要なWindows PCストアフロントからインストールされたゲームに素早くアクセスが可能です。
・多様なプレイ方法:Xbox Ally、およびXbox Ally Xはネイティブプレイ、クラウドゲーミング、または家庭内のXboxコンソールからのリモートプレイに対応しています。
・AMDプロセッサによる高性能ゲーミング:Xbox AllyはAMD Ryzen Z2 Aプロセッサを搭載し、ゲームの品質を損なうことなくパフォーマンスと消費電力のバランスを取り、バッテリーの寿命を最大化します。Xbox Ally XはAMD Ryzen AI Z2 Extremeプロセッサを搭載し、最高レベルのパフォーマンスと映像設定を実現します。
・Xbox Play Anywhereへの投資:1000本以上のゲームに対応。ゲームタイトルを1回の購入でXboxコンソール、Windows PC、Xbox Allyシリーズ、そしてその他のWindows搭載ハンドヘルド間で進行状況や実績を共有しながら、追加費用なしでプレイ可能です。
・Gaming Copilot (Beta):ゲームバーを通じて利用できる、パーソナライズされたAIゲーミングコンパニオンです。お気に入りのゲームへ素早くアクセスし、スキルの向上やプレイ内容に応じたサポートを提供します。
「Handheld Compatibility Program」の紹介【ROG Xbox Ally/ROG Xbox Ally X】
上記に加え、Xboxは対応するハンドヘルドデバイスでより多くのゲーム体験を楽しむためのイニシアチブである「Handheld Compatibility Program」の詳細を発表しました。
数々のゲームスタジオと連携をおこない、数千ものタイトルのハンドヘルドデバイスとの親和性をテスト、最適化、そして確認することで、プレイヤーの皆さんは最小限の調整、もしくは一切の調整をせずとも快適なゲーム体験へとすぐさま飛び込むことができるようになります。
これにより、それぞれのタイトルをゲームライブラリで確認する際に、「Handheld Optimized」もしくは「Mostly Compatible」といった、ハンドヘルドデバイスへの対応度合いを示すバッジが表示されるようになります。
・Handheld Optimized (ハンドヘルドに最適化):デフォルトのコントローラー入力、直観的な文字入力方法、正確なアイコン表示、読みやすいテキスト、フルスクリーンモードでの適切な解像度があらかじめ整っているゲームを示します。設定の調整に時間をかける必要が少なく、すぐにゲーム体験に没入することが可能です。
・Mostly Compatible (ハンドヘルドに対応):お持ちのハンドヘルドデバイスで最適な体験を得るために、ゲーム内で微調整が必要となる場合があるゲームを示します。
それぞれのタイトルには、使用中のデバイスに応じた、期待できるパフォーマンスを反映した「Windows Performance Fit」インジケータも付与されます。
一例として、遊ぼうとしているゲームに「Handheld Optimized」の表記があり、同時に「Should Play Great (非常に快適に遊べる)」、または「Should Play Well (快適に遊べる)」という「Windows Performance Fit」のインジケータが付与されている場合、これは最適化とパフォーマンスの両面において快適な体験を楽しめることを意味します。
私たちの取り組みはまだまだ続きます。Xboxでは今後もゲーム開発者と連携し、既存のタイトルや新しいPCゲームタイトルをテストし続ける予定ですので、ハンドヘルドデバイスに向けた最適化の度合いや期待できるパフォーマンスについて詳しい案内が付随するタイトルは増え続けるでしょう。
強化されたゲーム体験、そしてまもなく登場するAI機能について【ROG Xbox Ally/ROG Xbox Ally X】
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最先端のハンドヘルドデバイス体験を求めるプレイヤーのために設計されたXbox Ally Xは、1TBのストレージ、24GBの高速RAM、80Whのバッテリー、そしてより没入感のあるプレイを実現するインパルストリガーを搭載しています。
外出先のゲームプレイでも、自宅でのハイパフォーマンスな駆動でも、Xbox Ally Xは最新タイトルから将来の革新的なゲームまでしっかり対応できるように作られています。
Xbox Ally Xは、最上位のAMD Ryzen AI Z2 Extremeを搭載した初めてのハンドヘルドデバイスであり、強力なNPU (ニューラルプロセッシングユニット) と組み合わせることで、来年初頭から導入予定の各種AI搭載機能を実現します。そして、今後もさらに多くの進化が控えています。
・自動スーパー解像度 (Auto SR):NPUの性能を活かし、低解像度で駆動するゲームをアップスケーリングし、高解像度化されたビジュアルと滑らかなフレームレートを提供します。ゲーム開発者による追加の調整を必要としない、システムレベルで高解像度化を実現する機能です。
・ハイライトリール:壮大なボスバトルや勝利など、友人たちやSNSに向けて共有するような劇的なゲームプレイの瞬間をリプレイ映像としてAIが自動的に切り取ってくれる機能です。
これらに加え、Xboxはゲーム開発者との連携を通じて、Ryzen AI Z2 Extremeで実現できるAI機能を今後、順次投入する予定です。
まだまだあります【ROG Xbox Ally/ROG Xbox Ally X】
Xbox AllyとXbox Ally Xは、未来のテクノロジーと共に進化するように設計されています。これから先も、私たちはハンドヘルド デバイス向けに新しい機能やオプションを開発し続けていきます。
新たな機能の開放、パフォーマンスの向上、そして体験そのものをさらに高める定期的なアップデートにご期待ください。以下は、現在開発中の内容の一部です。
・高度なシェーダーデリバリー:ゲームのダウンロード中にも、シェーダーを事前読み込みするこの新機能により、いくつかのゲームでは初回起動が最大で10倍速くなり、より滑らかな、そしてより消費電力を抑えられたゲーム体験が得られるようになります。
・豊富な互換アクセサリ:「Designed for Xbox」プログラムに准ずる形でASUSによって開発されたROG Raikiri II Xbox Wireless Controllerは、PCモードでは1000Hzものポーリングレートを誇り、ドリフトを防止するTMRセンサーを使用したジョイスティック、さらにはデュアルモードトリガーを搭載しています。本製品の販売地域を含めた詳細は、近日中に発表される予定です。
・さらに多くのアップデート:今後数か月の間に、Xbox AllyおよびXbox Ally Xの強化されたドッキング体験についてもお伝えする予定です。大画面でのゲームプレイ、自動スーパー解像度、直観的なコントローラー接続、そして最適化されたディスプレイ出力などをサポートするシームレスかつ高性能な設定を実現するため、Xboxでは引き続き体験の向上に取り組み続けています。
ベテランであっても、まだゲームを始めたばかりの方でも、ただただ自由にゲームを楽しみたい人でも、Xbox AllyとXbox Ally Xは皆さんのスタイルに合わせて動作するように設計されています。
次世代のパフォーマンスと目的別に作られた機能を備えたこれらのハンドヘルドデバイスは、ゲームの遊び方や遊べる場所をさらに押し広げます。今後数週間で、価格や予約注文に関する詳細情報も公開予定です。世界中のプレイヤーが、この新しいXboxでの遊び方を体験できる日を、私たちは心待ちにしています。