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レビュー:目がイッっちゃってる…精神“崩壊”姿のギャップがエグすぎる!? 『カオスゼロナイトメア』のローグライトなカードバトルは戦略性・やりこみ要素バッチリ

文:ライターM

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 SUPER CREATIVE社が開発中の、スマイルゲートによる2025年内リリース予定の“選択が導くカオスループRPG”『カオスゼロナイトメア』。その最新バージョンを先行体験させていただきました。

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 完全オリジナルの世界観で描かれる、ややダークかつシリアスなスペースアドベンチャーの魅力の一端を、ライターMがお届けします。

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 なお、対応プラットフォームはios/Android/PC(STOVE)の3種類で、本記事ではPC版のプレイ体験を元にしています。

※本記事はスマイルゲートの提供でお送りします。

世界観は骨太かつダークなSF!?【カオスゼロナイトメア】


 本題に入る前に、まずは公式設定の一部をご紹介。

~Story~
 人類が宇宙進出に成功した星間文明の時代。

 ある日、突然発生した「カオス」により宇宙は一瞬で呑み込まれ、地球を含め数多くの惑星が「カオス」に侵食された。

 徐々に精神が崩壊し、長時間晒されるとモンスターに変貌してしまう「カオス」を前に、生き残った人類は方舟を建造し、宇宙へ脱出するしかなかった。

 「カオス」による災害から100年、人類はついに侵食された惑星に侵入する技術を確保する。

 侵食された惑星に侵入し、災害の源である「カオス」を完全に排除する――「カオスゼロプロジェクト」

 全ての絶望(カオス)をゼロにする、主人公たちの物語が始まる。

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 完全オリジナル設定ゆえに、専門用語は逐一解説した方が望ましいのですが、記事内ではわかりやすさを優先して作品固有の専門用語は控え目にしています。

 気になるストーリー序盤の流れは……

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 医務室と思しきシーンから始まり、主人公(=プレイヤー)のバイタル記録から、とある事故の様子が戦闘チュートリアルという形で再生されます。

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 ナイトメア号の艦長を務める主人公は、「カオス」に侵蝕された惑星探査中に想定外の敵と接触。隊員たちは次々と精神崩壊をきたして一行は窮地に立たされます。

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 隊員の一人・レノアは、傷を負った艦長の代わりに仲間を帰還させ、さらには自身を犠牲にすることで艦長の命をも救うのですが……。

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 こうして無事にナイトメア号へと帰還した艦長たちは、惑星に一人取り残されてしまったレノアを救出すべく、再び悪夢の地へと舞い戻ることになります。


 とまあ、いきなりクライマックスな展開でグイグイと引き込まれました。一切の忖度なしで先が気になるストーリーとなっています。

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戦闘はローグライトなカードバトル【カオスゼロナイトメア】


 公式の紹介では、ローグライト要素を簡単に楽しめるデッキビルディングの要素をかけ合わせたゲームシステムということで、わかりやすく言えばコスト消費型のターン制カードバトルです。

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 基本的には攻撃や回復、補助などさまざまなカードを使用することで各カードに記されたポイントを消費して、アクションポイントが尽きるとターン終了。

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 敵の頭上にそれぞれ表示されている数値はプレイヤーがカードを使用する毎に減少して、0になると即座に敵の攻撃が発生。

 また、画面左下に表示されているEPゲージを消費することで、キャラクターやパートナー固有のエゴスキルを使用することが可能となっています。

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▲エゴスキル使用時のアニメ演出も必見!

 そして、本作最大の特徴とも言えるのが、戦闘中に発生するアクシデント「崩壊」です。

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▲各キャラクターの普段の様子と「崩壊」時のギャップも見どころではあるのですが、意図して引き起こすにはリスクが大きすぎて……。

 これはダメージを喰らってストレスゲージが振り切ると発生する現象で、「崩壊」を起こしたキャラクターは「崩壊」カードを一定枚数消費するまで戦闘不能。さらに、キャラクターが復帰するまではプレイヤーの最大HPも減ってしまいます。

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▲「崩壊」時だけデッキに出現する「崩壊」カードを規定枚数消費すると戦線復帰できます。

 ちなみに、箱舟であるナイトメア号はコロニーのような都市機能も有していて、カオス探索後遺症を負ってしまったキャラクターの精神治療施設も用意されています。

 筆者の場合、2名同時に「崩壊」状態で探索をクリアしたため治療施設を使うことになるかと思われたのですが、なんとかディープトラウマ状態にはならなかったため、使うことなく復帰。

 もし、探索終了時にキャラクターがトラウマ状態になってしまった場合は、治療施設から治療することができます。

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▲チュートリアルイベントでは、物語冒頭のトラブルでトラウマを背負って戦線離脱状態となっていたキャラクター・レイに対して、カウンセリングを行うことで本隊復帰となりました。

スマホゲーム仕様ならではの遊びやすさもアリ【カオスゼロナイトメア】


 本編ストーリーを進める上で行う「カオス」侵蝕惑星の探索は1回のプレイがそれなりのボリュームとなっていて、右方向へ多分岐するルートを選びながらバトルやイベントをこなしていく仕様となっています。

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 一方で、スマホゲームならではの育成は艦内シミュレーションという形で用意されていて、こちらはバトル自体をオートでお任せすることも可能です。

 もちろん、ガチャ(本作では「救出」)やステータス強化、限界突破などお約束の要素もひと通り完備。

 本作ならではの要素としては、各種政策の決定や承認、研究施設の強化、さらにはリゾート施設でのデートや商業施設での飲食まで再現されています。

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▲政策決定と入っても小難しいモノではなく、アイテム入手やステータス強化など、好みの報酬に沿って提案を選択するというシンプルなモノです。
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▲リゾートをはじめとして箱舟都市内の様々な施設でイベントが発生し、会話選択やプレゼントを渡すことでキャラクターの好感度アップ。
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▲食欲をそそるグラフィックなだけでなく、食べるプロセスまでゲーム化するなど、謎にこだわりの強い飲食シーン。見た目だけでなく、メニューに応じて一定期間ステータスが強化されます。
 ざっくりとプレイした感触としては、フルボイス仕様のメインストーリーやリッチなアニメ演出、魅力的かつ多彩なキャラクターといったスマホゲームとして刺さる要素はしっかりと備えていました。

 ローグライト要素とデッキビルディングの要素をかけ合わせたバトルも、しっかり戦略性のあるやりこみプレイを楽しめると思います。

 昨今では少ないSF宇宙モノでもあるので、その手のジャンルが好きな方は必見です。

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TGS2025への出展が決定! 9月2日からは「特別先行テスト」の募集も【カオスゼロナイトメア】


 本作はTGS2025への出展が決定し、
TGS特設サイトもオープンしています。

 また、9月2日より「特別先行テスト」の募集も予定。

 気になる方は作品
公式サイト公式Xアカウントなどをチェックしてください。

募集期間:9月2日12:00~9月12日18:00
実施期間:9月18日~9月21日

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